RISU 学び相談室

Q

算数の、中学受験に向けた勉強法を教えて下さい。

Q RISU算数スタッフの回答


中学受験の算数は、学校の算数ができるだけではカバー出来ません。論理的な思考力や瞬発力を磨けるよう、適切にお子さまをサポートしていきましょう。

受験算数に必要な能力

小学校教育の算数では基本的な四則演算やお金の計算、時計の読み方など、日常生活に欠かせない単元を中心にどのお子様にも対応できる形で勉強していきます。

一方、中学受験ではそのような基礎的な計算能力はもちろんですが、

が加えて求められます。

瞬発力のためにはケアレスミスをなくすこと、問題に慣れることが鍵となってきます。
論理的思考力のためにはまずは基礎の徹底、次に問題の意図を理解することが大事になります。


算数での瞬発力を養うためにするべきこと

1.ケアレスミスをなくす

受験では、正答率の高い問題をいかに落とさず素早く正確に解くかが合否を決める大切なカギになっています。
ケアレスミスのせいで×が多くなってしまうとお子様が自信を無くしてしまうことにもつながります。

またケアレスミスを気にするあまり一つの問題に時間を取られてしまい問題をすべて解き終わらない、得点の高い問題に時間を十分に割けないことにもつながってしまいます。


計算式の省略や暗算はケアレスミスがなくなってきた段階で取り入れ、まずは丁寧に計算して問題を解くようにしましょう。
答え合わせの際にも、〇×のみにとらわれずどうして間違えてしまったのかを考え、自分の癖を把握しましょう。

矛盾しているように聞こえますが、速く問題を解くためにケアレスミスをなくすには「計算を間違えない」ことになれることが大事なのです。

正答率の高い問題のみならず、難しい問題の中でも計算ミスは命取りです。
答え自体を間違えることもありますが、途中式でケアレスミスをして計算が合わず問題が進まない危険もあります。

2.志望校の問題に慣れる

受験算数は、志望校によって出題される問題の傾向があります。
志望校が定まってからの段階ですが、出題される問題の傾向をリサーチし、近しい問題に慣れておきましょう。

この際あくまでも解法を丸暗記してはいけません。
しかしある程度問題になれることによって、似た問題が出題された際に解法が浮かびやすくなりスムーズに解くことができます

算数での論理的思考力を養うためにするべきこと

3.基礎を徹底し、苦手分野を補強する

算数は歴史や国語などの他教科と異なり、段階を踏んでレベルを上げていく科目です。


論理的に考えるということは、持っている基礎知識を自由自在に操れるようにしなければなりません。
まずは基礎の徹底と苦手分野の洗い出し、克服をしましょう。
この際焦って勉強方法を変えてしまうのではなく、「どこを苦手と感じて前に進めないのか」を丁寧に把握し、適切なサポートをしてあげることが重要です。


RISU算数では学習履歴をデータでチェックし、お子さまがつまずいたタイミングでチューターが一人ひとりに沿った指導をする他、解説動画もご用意しています。
また間違えた問題の復習や忘れやすいタイミングでの復習をミックスして自動出題しているため、お子様の苦手対策をサポートしています。

4.問題の意図を理解できるようにする

小学校1,2年生の算数では主に計算問題のみが取り扱われるため、計算の速さがそのまま算数の得意不得意に直結することが多いです。
しかし3年生からは文章題が加わり、問題で問われている本質が理解できないお子様は算数に苦戦します。

出てくる情報の関係性が分からないため、どのように式を立てれば良いのかが分からなくなります。

真面目なお子様ほど、数をこなすことによって、考えずに解法を覚えてしまうことがあります。
問題パターンに慣れることは大事ですが、丸暗記をしてはいけません。
どのような理由でどのような式をたてるのか、理解できるように説明してあげましょう。

「何を聞かれているのか」を理解するためには、算数であっても文章の構造を把握する読解力(国語力)や状況をイメージできる想像力が不可欠です。


RISU算数では算数を通して「考える力」を養うために、豊富な文章問題を収録しています。
その文字量は1学年分の教材が国語の教科書1冊分に相当します。
計算問題のみをこなすのとは違い、考えて式を組みたて、計算するというステップを踏むことでお子様の思考力を伸ばします。

中学受験では、安定した計算処理能力に支えられた発展的思考力が重要

中学受験の算数では計算能力だけではなく、複雑な問題の意味を読み解き、考えを整理する力が見られています。
そのためには計算のスピードや安定した基礎能力を養うことが必要不可欠です。

練習を反復して基礎能力と自信を養うとともに、目の前の設問に対して最適な方法から答えを導き出す思考力・発想力を伸ばしてあげましょう。

またRISUでは入塾テスト対策に偏差値を底上げするコースを展開しています。偏差値リカバリーオンラインコースでは週四日間の授業をして、最短2か月で偏差値を10ポイントアップします。ぜひこちらも検討してみてください。

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