RISU 学び相談室

Q

塾の環境が合わず、転塾を考えています。転塾するのはいいことでしょうか?

Q RISU算数スタッフの回答

まず、転塾する際に振り返って欲しいポイントを押さえ、慎重に決めましょう。

振り返ってほしいポイント

1.そもそも集団塾はお子様に合っているか?
2.塾と志望校のレベルが合っているか確認する
3.塾選びにおいての一番のポイントは何か?
4.親の働き方や子供の習い事など家庭状況を整理する

そもそも集団塾はお子様に合っているか?


そもそも性格から集団塾が合わないお子様がいます。
環境が合わないというのは勉強以前の問題です。
では、どんな子が集団塾に不向きなのでしょうか?

集団行動が苦手、競争が苦手、こんなお子様であれば集団塾自体難しいかもしれません。
集団行動、人が多くいる環境が苦手なお子様だと勉強以前に勉強のスイッチが入らず、ストレスがたまっていく一方です。
個別指導塾や塾以外の学習方法も視野に入れて検討しなおしてみましょう。
しかし、集団行動は今後ずっとしていかなければならないことなので、慣らすという意味では、集団塾に入れることも悪くはないかもしれません。


また、集団塾とは生徒の人数が何人もいるわけで、一人一人に合わせて授業スピードを変えるなんてことはしてくれません
授業を理解しているお子様、授業を理解していないお子様両方いたとしても構わずどんどん授業が進んでいきます。

そのため、一度授業でやったことをそのままにしていたら、もちろん定着はしません。
復習の習慣がついていないお子様は、集団塾に通うこと自体を見直す必要があると思います。

例えばタブレット学習のRISU算数では、無学年制のタブレット教材を提供しています。
「自分は遅れてしまっている」という劣等感を抱かずに自分のペースで学習を進めることができ、順位が出されて人と比べてしまうこともありません。

その上で、お子様の全学習履歴をデータ化して管理し、つまづきを検知したら適宜東京大学や早稲田大学のチューターがお子様ひとりひとりにフォローの動画やアドバイスを送ります。
「何がわからなかったのか」をお子様が自分で分からなくても自動で検知してくれるため、苦手を放置せずに学習を進めることができます。

2.塾と志望校のレベルが合っているか確認する


まず、中学受験の一番の目的とは何でしょうか?
もちろん志望校に合格することです。
そのため、塾のレベルと子供の志望校がマッチしているかを見極める必要があります。

例えば、SAPIXの場合は、多くの難関中学校の合格者を輩出しています。
当然、塾内の争いも激しく宿題量もかなりのものです。

SAPIXはクラスはA,B,Cから始まり、最上位のαクラスまであります。
上のクラスに上がるために競争心をもって取り組めるお子様には向いていますが、下のクラスではモチベーションを保てなくなってしまう子もいます。

難関校を目指したいのに低いクラスで留まってしまっているお子様や、中堅中学校を狙っているためそこまで速いテンポじゃなくても大丈夫だというお子様は、転塾を検討してもいいかもしれません。

ただし、SAPIXのような大手進学塾のものさしは、多くのお子様を見てきて出来上がっています
そのようなクラス分けを基準に志望校を考え直すことも一つの手です。

3.塾選びにおいての一番のポイントは何か?


一度、前の塾を決めたときの気持ちを思い出してみましょう。
SAPIXのような実績を安心材料にしたかったのでしょうか?それとも塾の環境が気に入ったのでしょうか?
決め手は人それぞれだったと思います。

そしてそのポイントが今の塾でどうか、今一度振り返ってみてください。

例えば、塾の宿題が多く出るのが決め手で決めたとしましょう。
しかし子供が塾の宿題の量の多さが原因で勉強に手が付かなくなってしまったのであれば、宿題量に余裕を持てる塾を選ぶべきです。

4.親の働き方や子供の習い事など家庭状況を整理する


一度、親御さんの働き方とお子様の習い事を整理したほうが良いです。
両親が共働きの場合は、授業の後に自習が出来、先生が自習の際も質問に答えてくれるような、面倒見のいい塾がおすすめです。

また、習い事と塾の両立が厳しいと感じた場合は時間に柔軟な塾を検討するといいかもしれません。
もしくは、家庭学習に切り替えてみるのも手です。

転塾のメリット

1.モチベーションが上がりやすい
2.はまったら成績が伸びる

1.モチベーションが上がりやすい


新しい環境になると人間は自然と緊張感が生まれます
前向きな姿勢となりそれがきっかけで成績が伸びたり、勉強が好きになるきっかけになるかもしれません。

2.はまったら成績が伸びる


やめようとしている塾の先生・または生徒が合わなくて転塾を検討しているのであれば、転塾した際にお子様に合った先生・生徒に出会えれば、成績が急激に伸びる可能性があります。
人間ですから人と人は相性があると思います。
もし新しい塾をお探しで、上記に当てはまるのであれば塾を見学・先生から直接話を聞くようにしてみてはいかがでしょうか。

転塾のデメリット

1.塾になれるのに時間がかかる
2.余計に勉強が嫌いになる可能性がある

1.塾になれるのに時間がかかる


メリットの方で新しい環境だとモチベーションが上がると紹介しましたが、新しい環境だと環境になれるのに時間がかかる可能性があります。

環境の適応能力が高いお子様ならいいですが、新しい環境があまり得意じゃないというお子様は塾に行きたくなくなるという事が起こるかもしれません。

2.余計に勉強が嫌いになる可能性がある


これは最悪のケースです。
前の塾より新しい塾の方が相性が悪くより成績が落ちてしまった場合はお子様が勉強に対して自信を無くし勉強が嫌いになる可能性があります。

集団塾自体が合わないというのであれば、通信教材がオススメ

もし集団塾が合わないのであれば、無理に集団塾に通わせなくていいと思います。
今の時代通信教材でも中学受験の対策が出来るのです。


例えば『RISU算数』は算数で重要な計算問題だけではなく、中学受験でよく出る図形問題・文章問題を多く収録していて、中学受験に十分な対策が出来ます。
また、大事な復習も、ちょうどいいタイミングで自動出題してくれるように設計しています。

今回は転塾について紹介させていただきました。
転塾お考えであれば、すぐに転塾を決断するのではなく、子供にとってふさわしい塾を慎重に検討することが大事です。
転塾は成功すればかなりの成績UPにもつながりますが、リスクもかなりあるので、塾を決める時は慎重に判断して決めてください。

またRISUでは入塾テスト対策に偏差値を底上げするコースを展開しています。偏差値リカバリーオンラインコースでは週四日間の授業をして、最短2か月で偏差値を10ポイントアップします。ぜひこちらも検討してみてください。

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