RISU 学び相談室

Q

幼稚園の間に小学生に向けての準備をするにはどうするべきですか?

Q RISU算数スタッフの回答

幼稚園生の間は無理に勉強をさせる必要はありません。普段の生活の中でさりげなく数を数えてみたり、時計を読んだりレベルで大丈夫です。幼稚園生の間に勉強=楽しいと思ってもらうことが一番大切だと思います。

幼稚園生の間は、無理に勉強をさせる必要はありません。
しかし生活の中ででてくる数字や時計の読み方など、身近なものから数字に慣れていくことで勉強の楽しさを自然と感じられるようにしておくと、今度に役立つでしょう

今回は、幼稚園の間にやっておいて損はないような勉強について、ご紹介します。

1.幼稚園生に数を数えさせるには?


算数の勉強を全くやったことの無いお子様にいきなり足し算をやらせても効果はありません。
まずはじめに数を数えることから始めましょう。

数を数えるときには、実際にお子様の目の前にあるものを用いて数えさせるのが効果的です。
「○○くん、目の前に鉛筆は何本ある?」などの、尋ね方をしてあげて下さい。

ある程度数が数えられるようになったら、目の前に何もない状態で数を数える練習です
お風呂の中で数を数えるのが最適だと思われます。

お風呂からあがるときに、「今日は20まで数えてから上がろうか」などと声をかけてあげるとお子様のやる気も上がると思われます。

2.足し算を教えるには?


数を数えられるようになったら次は足し算に挑戦してみましょう。
足し算を勉強する際の注意点として、式を用いないことが挙げられます

小さいお子さんは記憶力がよく、何度も式で問題を解いているとすぐに答えを覚えてしまいます。
この点だけ見ると式を用いて勉強する方が良いと思われるかも知れません。

しかし、肝心な足し算の原理を理解することが難しくなってしまい、小学校に入学した後で文章問題などの自分で式を作る形式の問題が苦手になってしまう傾向があります

数を数えるときと同じように目の前にあるものを用いて足し算の例を出してあげてください
「鉛筆が3本あるところに2本買ってきたら全部で何本になりますか?」などと、鉛筆を使いながら説明してあげましょう。


RISU算数の場合、幼稚園生向けの足し算の問題では最初は絵を用いて足し算の概念を学ぶ仕組みになっています。
ある程度問題数をこなし、お子さんが慣れてきたら、式に移行する形となっています。

足し算の概念から、式を用いた問題までがすべて取り入れられており、お子さんに合わせて問題が変わる仕組みになっています。

3.時計の読みかたについて


幼稚園の段階で時計まで読めると、小学生に進学したときにかなりアドバンテージになります。
時計に関しては足し算引き算がある程度解けるようになり、さらに難しい問題に挑戦したい場合に取り組んでみてください。

現在時刻から子供が好きなテレビまであと何分あるか、幼稚園に行くまでにあと何分あるか、お父さんが帰ってくるのは何時かなどの具体例で十分です。

最初は9時、12時、4時などの区切りの良い時間のみを扱ってください。
そして、1時から12時までが分かるようになったら次は1時半、8時半など30分ごとに区切った時間にチャレンジしてみてください。

このように、少しずつレベルを上げながら触れていくことでお子さんも苦手意識を感じることなく、時計に関する知識を付けることができると思います。

4.平均的な小学校入学時のレベルについて


足し算や引き算は小学校で習うため、幼稚園のうちに必ず勉強をしておかないといけないわけではありません。

しかし、実際に小学校に入学するお子様の半分近くは簡単な足し算、引き算ができるレベルになってます。
そのため、小学校で習うからと言っと全く勉強をしないと、周りから遅れているような気になり、小学校に上がってから必死になって勉強をする羽目になってしまいます。

時間のあるうちに勉強しておくことをオススメします。

お子様が勉強する際に一番大切なのは、お子様に勉強は楽しいものだと認識してもらうことです。

そのために、親御さんはお子様を出来る限り褒めてあげて下さい
どんなに小さなことでもお子さんは褒められるとモチベーションが上がり、次も頑張ろうという気持ちになります。

決してお子様がやる気の無い状況で、無理に勉強をさせないでください。
無理に勉強させても、お子様が勉強嫌いになってしまい、小学校に進学してからも勉強への意欲がなくなる恐れがあります。

親子で仲良く楽しく勉強することが、お子様を勉強好きにさせる一番の近道だと思います。

算数が好きになるのには、理由があります。
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