プレスリリース

算数検定とRISU Japan、飛び級人材育成を目指し新サービスを共同開発

「実用数学技能検定(以下、数学検定・算数検定)」を運営する、公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海)と「RISU タブレット」などを展開するRISU Japan株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:今木智隆、以下RISU Japan)は、算数検定受検の促進を目指した新サービスの共同開発を行いました。
全国のRISU会員の成績を自動解析し、適切なレベルの算数検定の階級を判定するサービスを、2019年2月12日に正式にリリースいたします。

■ 背景
 2020年に新学習指導要領が変わり、単純な計算問題や文章題の反復・知識や解法パターンの暗記から、目的に応じて四則計算や図・グラフなどを活用し答えまでの道筋を自分で考え、解を出すことが求められます。過程から知識・技能と関連付けながら発展的に考える力を養うことにより、最近教育でも耳にするようになった問題解決力の向上を目指していく教育に変化していきます。

 数学検定・算数検定は、学年に関係なく上の階級を受けることができ、問題も計算問題のみではなく、文章題や応用問題など様々な算数の思考力が求められます。
 一方、RISUタブレットでも思考力重視の文章題や図形・グラフ問題を豊富に取り入れ無学年制で学習できる仕組みを提供しております。
 
 相互の強みである無学年制で思考力に重点をおいた検定・教材を生かすことにより、算数に対するモチベーションをあげ、飛び級で勉強に取り組む人材を輩出していきたいと考えております。

実施内容

 RISU Japanでは今回のサービスに加え、RISU会員に対して、実際の学年より上のレベルに合格した場合は検定料を無料にするサービスもすでに行っており、一層の算数検定の受検を促します。
 今回の取り組みでは、文部科学省が推進する「思考力・判断力・表現力」の向上を目指し、年齢や学年などの一律の受検階級選択ではなく、個々人の能力にあった階級で算数検定を受検することを推薦していきます。
 今後も数学検定・算数検定とRISU Japanは総合的な算数力向上を目指したサービスなどを共同開発していく予定です。

【「算数検定マスター判定」概要】
名称:算数検定マスター判定
対象:「RISU算数」利用者(RISU会員)
リリース日:2019年2月12日
内容:学習レベルを成績スコアから自動判定し、数学検定・算数検定の受検階級を推薦するシステムを提供。
利用環境:RISUタブレットでのみ利用可
販売元・開発元:RISU Japan株式会社
協力:公益財団法人 日本数学検定協会
URL:https://www.risu-japan.com/kentei-risu

【「算数検定マスター判定」に関するお問い合わせ先】
RISU Japan株式会社 「算数検定マスター判定」事務局
TEL:0120-84-1031
E-mail:press@risu-japan.com


【実用数学技能検定について】
 「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は560万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。


【法人概要】
法人名: 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地: 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長: 清水静海(帝京大学教育学部教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長: 甘利俊一(理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立: 1999年7月15日
事業内容:(1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL:https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。


【タブレット教材「RISU算数(リス算数)」とは】
タブレット教材「RISU算数(リス算数)」は、お子さま1人ひとりに合わせて変化する教材で、 ジャストフィットの学びで苦手をなくします。さらに、東大生らトップチューターの手厚い個別フォローで平均2学年以上を先取り。学年の枠にとらわれず基礎から受験レベルの応用問題まで学習できます。


【RISU Japanが行っている算数検定料助成の取り組み】
RISU Japanでは、2017年5月よりRISU会員様に、自身の学年より1学年以上上の階級を合格した場合、検定料全額を助成しております。
https://www.risu-japan.com/corporate/release/20170523.html


【会社概要】
社名:RISU Japan株式会社
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷3-21-8 ケイアイビル6階
代表取締役:今木 智隆
設立:2014年7月16日
事業内容:教育事業
URL:https://www.risu-japan.com/


【本リリースに関するお問い合わせ先】
RISU Japan株式会社
E-mail:press@risu-japan.com

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