日能研は、進学塾の中でも授業のスピードがはやいです。また、授業の理解度を確認するカリキュラムテストが週単位で行われます。そのため、授業、課題、テストに追われるお子様が多いです。また、授業内容が理解できず、復習がうまくできないお子様もいらっしゃいます。そのようなお子様は、テストで点数がとれず、クラスアップできません。日能研で学習の要領がつかめないお子様は何らかの対策が必要です。
日能研で、週単位で行われるカリキュラムテストは、クラス分けや席順に直結します。テストの回数が多いため、テスト勉強時間をうまくとれないお子様が多くいらっしゃいます。また、カリキュラムテストは普段使用するテキストから出題されるため、目先のテストでとりあえず点数をとろうと、一夜漬けで丸暗記するお子様もいらっしゃいます。そのような学習をしていると、本当の実力はつかないためクラス落ちする可能性が非常に高いです。
日能研の最大の特徴は、4、5年生は2週ごとに、6年生は毎週カリキュラムテストが行われることです。日能研で順調に成績を伸ばすためには、カリキュラムテストをうまく活用する必要があります。カリキュラムテストで成績が伸びないお子様は、授業の理解度が不十分だったり、家庭学習がうまくできていなかったりする場合が多いので注意が必要です。授業の理解力が不十分なお子様は、自力で勉強できない場合が多いため、家庭で丁寧に解説する必要があります。また、日能研では、多くの教材が与えられるため、何から手をつければよいかわからず家庭学習がスムーズにできていないお子様もいらっしゃいます。そのようなお子様の場合、課題の取捨選択をし、効率よく学習できるよう導く必要があります。
日能研はテストの回数が多いため、慣れてくると丸暗記のような学習になりがちです。一時的に良い点数がとれたとしても、複合問題が増えてくる5年生後半くらいの時期に成績が一気に下がる場合もあります。また、範囲のない実力テストには対応できません。お子様の学習の様子を間近で見て、解き方を確認し、答えを出すまでのプロセスがしっかり理解できているか確認する必要があります。そのような丁寧な学習が長い目で見ると成績アップにつながります。