早稲田アカデミーは入塾するのにテストがあります。合格して初めて入塾することが出来るのですから、入塾した時点ではある程度のレベルがあります。ここで頑張らせれば志望校に合格できると意気込んで入塾させたはずです。しかし、近ごろ授業についていっていない気がする、やる気がなくなっている気がすると感じていませんか?その原因はどこにあるのでしょうか?
早稲アカでは、同じレベルの生徒を集めて授業を行い、競わせています。確かに同じレベルの仲間と競い合わせるのはいいことです。負けたくないという競争心を持たせていくことは受験に勝つために必要なことです。しかし、この競争についていけなくなった子にとってはやる気をなくしていく原因になります。頑張って勉強しているのに授業についていけない、負けたくないと思っているライバルの子に何度も負ける。こんなことが続いていくと、子供たちはやる気をなくしてしまします。
早稲アカでは、授業前後で分からないことを講師に質問できるようにしています。積極的な子はどんどん質問して、できることが増えていくでしょう。しかし、質問できない子、他の子が質問しているからと言って遠慮している子にとっては、わからないことがそのままになってしまいます。これでは学力に差がつくのは当然です。わからないことをそのままにしておくと、積み重ねの教科である算数などはどんどん置いて行かれることになってしまします。
解き方が決まっている算数は、「わかった」気になりやすい教科です。算数の授業についていってない原因に「わかった」気になっているというものがあります。解き方をわかりやすく解説してくれるので「わかった」気にはなります。しかし、「わかった」から大丈夫だと思ってテストを受けたけど、点数がおもったより取れていません。その原因は、どこが「わかって」どこが「わかっていないか」にあります。これは集団授業を行っている早稲アカでは対策が困難で、個別対策が必要になってきます。
「わかった」から「できる」というわけではありません。問題を理解し解決していけるようになるには「わかった」ままではだめなのです。「わかった」から「できる」ようにならないと問題を理解し解決できるようにはなりません。早稲田アカデミーでは優秀な講師が教えていきますので、子供たちに「わかった」という気持ちにさせることはできます。しかし、「できる」ようにしているかとなると別問題になります。