四谷大塚は、予習して授業を受けるスタンスとなっています。予習がうまくできていないと、授業についていけない可能性があります。使用する「予習シリーズ」というテキストは、予習ができるよう、丁寧な説明が書かれています。しかし、説明が多いため、大事なポイントがつかめなかったり、どこに力を入れればよいかが分からなかったりするお子様もいらっしゃいます。せっかく予習しようとしても、ポイントが理解できず、ただ時間を費やすだけになるケースがあります。
予習のやり方が分からず、授業についていけず、テストもできないとなると、お子様は自信をなくします。四谷大塚は、自宅で学習することを前提としたカリキュラムになっているため、お子様のやる気が必要です。受け身の状態でただ通うだけでは、成績を伸ばすことは絶対にできません。自宅では、お子様のモチベーションを保つ工夫が必要になります。
小学生のお子様にとって、自分で解説を読んで理解することはとても難しいです。理解できているように見えても、ポイントがつかめていない可能性があります。そのままの状態で進んでいくと、基礎が抜け落ち、本格的な受験勉強が始まる際苦戦する原因になります。お子様に任せっきりにするのは危険です。逆に、重要ポイントがしっかりと身についているお子様は、今後大幅に成績が伸びる可能性があります。予習する際も、復習する際も、ポイントが理解できるよう説明したり、適切な例題を提示したりすることで、効率よく学習を行うことができます。
四谷大塚では、毎週テストが行われます。お子様が自分で、テストでできなかった部分を分析し、テキストに戻って復習できていれば問題ありません。しかし、そこまでできるお子様はほんの一部です。特に算数は各単元が関連しており、理解できていない部分があると、次の単元の理解もできない場合があります。自力でやり直しをしにくい科目です。お子様がつまずいている部分を早めにキャッチし、フォローする必要があります。
四谷大塚で、授業やテストについていけず、自信を失っているお子様の場合、モチベーションを高めることが必要です。算数の成績が全く上がらず、算数はセンスがないなどとあきらめかけてはいないでしょうか。お子様が目標を見失ってはいないでしょうか。お子様のレベルに合った問題を提示し、解ける喜びを感じさせることが大切です。前向きな気持ちで学習に取り組むお子様は、成績が伸びやすいです。勉強が嫌いになり、嫌々ながらやったり、怒られながら勉強したりしてもあまり身に付きません。お子様が積極的に学習に取り組むことが大切です。