〇分後の時刻・〇分前の時刻

〇分後・〇分前の 時こくとは

ある時刻から、「○分経った後の時刻」や「○分戻った前の時刻」を求める学習です。「1時間 =60 分」であるため、分同士を足して 60 を超えたら「1時間繰り上げる」、引けないときは「1時間を 60 分として繰り下げる」という、時計ならではの 60 進法の計算を理解しましょう。

計算のルール

1. 分どうしを計算する

まず「分」の数字どうしを足したり引いたりします。

2. ○分後の計算(くり上がり)

分を足して「60 分」になったら、1時間くり上げて「00 分」にします。60 をこえたら、60 を引いた残りを「分」にして、1時間くり上げます。(例:50+20=70 1時間 10 分)

3. ○分前の計算(くり下がり)

分が引けない時は、1時間前の時こくにして「60 分」をかりてきます。(例:2時 10 分から 30 分前 1時 70 分にしてから 30 を引いて 1時 40 分)

例題

問1

2時 10分から、10分 後の 時こくは 何時 何分 ですか。

問2

9時 50分から、20分 後の 時こくは 何時 何分 ですか。

解説

問1

時間の足し算をしてみましょう。時間の足し算をするときも分同士、時間同士のように同じもの同士で計算をします。今回は 10 分後の時刻を知りたいので、分に 10 を足してみましょう。よって 10+10 を計算すればいいので、答えは 20 となり、10 分後の時刻は2時 20 分であると分かります。

答え:2時20分

問2

くり上がりのある時間の足し算をしてみましょう。この場合も分同士で足し算をしてみると、50+20=70 で答えが 60 より大きくなることが分かります。よってくり上がりをしてみましょう。時間どうしの足し算のくり上がりは 1 時間 =60 分を利用して 60 でくり上がります。706010 を合わせた数なので1時間 10 分と考えることができ、時間同士で足し算をすると、9+1=10 となるので答えは 1010 分となります。

答え:10時10分

練習問題

問1

8時 5分の 10分 後は、何時 何分 ですか。

問2

10時 10分の 20分 前は、何時 何分 ですか。

問3

家を 8時 15分に 出ました。歩いて 15分で 学校に つきます。学校に つく 時こくは 何時 何分 ですか。

応用問題

問1

今、午後 2時 50分 です。1時間 20分 後の 時こくは、午後 何時 何分 ですか。

問2

お昼の 12時の 20分 前から、お弁当を 食べ はじめました。食べ はじめた 時こくは、午前と 午後の どちらを 使って 書きますか。また、それは 何時 何分 ですか。

問3

「9時 20分の 40分 後」と、「10時 30分の 20分 前」。どちらが 早い 時こく ですか。

解答と解説

練習問題

問1

時間の足し算をしてみましょう。今回は 10 分後の時刻を知りたいので、分に 10 を足してみましょう。よって 5+10 を計算すればいいので、答えは 15 となり、10 分後の時刻は8時 15 分であると分かります。

答え:8時15分

問2

今回はくり下がりのある引き算について考えていきます。10時 10 分から 20 分を引く問題ですね。今回は分同士で引き算ができないので、くり下がりをしてみましょう。時間を1時間前の時こくにして「60 分」をかりてくると、9時 70 分と考えることができます。ここから 7020 を計算すると、答えは 50 となるので、20 分前の時刻は9時 50 分となります。

答え:9時50分

問3

家を8時 15 分に出て歩いて 15 分で学校に着くということは、学校に着く時刻は家を出た時刻の 15 分後ですね。よって 15 分を足してみましょう。15+15 を計算すると、答えは 30 となるので、15 分後の時刻は8時 30 分となります。

答え:8時30分

応用問題

問1

分同士、時間同士のように同じもの同士で計算をしてみましょう。まずは分について考えてみます。すると 50+20=70 で答えが 60 より大きくなることが分かります。よってくり上がりをしてみましょう。706010 を合わせた数なので1時間 10 分と考えることができ、時間同士で足し算をすると、2+1+1=4 となるので答えは午後4時 10 分となります。

答え:午後4時10分

問2

12 時から 20 分を引いてみましょう。今回は分同士で引き算ができないので、くり下がりをしてみます。時間を1時間前の時こくにして「60 分」をかりてくると、1160 分と考えることができます。ここから 6020 を計算すると、答えは 40 となるので、20 分前の時刻は 1140 分となります。次に午前か午後について考えてみましょう。午前・午後の区切りは 12 時となっています。お昼の 12 時ということは、それより前の時間は午前であることが分かります。よって答えは午前 1140 分となります。

答え:午前11時40分

問3

それぞれの時刻について計算してみましょう。まずは「9時 20 分の 40 分後」について考えてみます。分同士で足し算をしてみると、20+40=60 となるのでくり上がりをしてみましょう。60 分ちょうどくり上がるので時間は 9+1=10 時、分は 0 分となり、10 時ちょうどであることが分かります。次に「10時 30 分の 20 分前」について考えてみます。分同士の引き算をすると、3020=10 となるので時間は 1010 分であると分かります。よって2つの時刻を比べると、10 時ちょうどの方が早いので「9時 20 分の 40 分後」の方が早い時刻となります。

答え:「9時20分の40分後」(10時ちょうど)

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)