帯グラフと円グラフ
帯グラフとは帯全体の長さをとして各項目の割合を帯の長さで表すグラフです。
円グラフとは円全体をとして各項目の割合を扇形で表すグラフです。
複数の帯グラフや円グラフを並べて比べることで、時間の経過による変化や、グループごとの違いを分析することができます。
グラフを比較するときは、それぞれの項目が全体の中でどれくらいの割合(パーセント)を占めているかに注目します。ただし、グラフの見た目(割合)が増えていても、もとになる「全体の数」が違えば、実際の数が減っていることもあるため、全体の数にも注意を払う必要があります。
グラフを比較するときのルール
1. 割合の読み取り
グラフの目盛りを正確に読み取り、項目の割合(%)を出します。
2. 実際の数の計算
割合から実際の数を求めるときは、「全体の数割合(小数または分数)」を計算します。
3. 比較のポイント
「割合(%)」がどう変化しているかと、「実際の数」がどう変化しているかを分けて考えます。
例題
問1
つの円グラフを比べて、年から年にかけて、割合が大きく増えたスポーツは何ですか。
問2
春が好きな人の割合は組のほうが大きいですが、実際の「人数」はどちらのクラスのほうが多いですか。
解説
問1
つのグラフを見比べます。バスケットボールはからに、野球はからに減っています。サッカーはからに増えているため、割合が大きく増えたのはサッカーだと分かります。
答え:サッカー
問2
割合()を小数に直して、実際の人数を計算します。組は全体が人で割合が()なので、人です。組は全体が人で割合が()なので、人です。したがって、春が好きな人の人数が多い方は組になります。
答え:2組
練習問題
問1
年前と今のグラフを比べて、割合が減っている色をすべて答えましょう。
問2
全体は人です。パンが好きな人は何人ですか。
問3
ぼうしをかぶっている人の人数は、赤組と白組でどちらが多いですか。計算して比べましょう。
応用問題
問1
賛成の割合は、反対はで、賛成のほうが人多いそうです。アンケートに答えた人は全部で何人ですか。(ヒント:割合の「差」を考えます)
問2
つのクラスでアンケートをとりました。A組は「はい」が、B組も「はい」がでした。「はい」と答えた人数は必ず同じになりますか。理由も答えましょう。
問3
全体が人のとき、グラフ上で目盛りがちがうと、実際の人数は何人ちがうことになりますか。
解答と解説
練習問題
問1
年前と今のグラフを比べると、黄と緑の割合は増えていますが、青と赤の割合(帯の長さ)は短く減っていることが分かります。
答え:青、赤
問2
全体の人数が人で、パンが好きな人の割合は()です。「全体の数割合」で実際の人数が求められるので、人になります。
答え:60人
問3
それぞれの実際の人数を計算して比べます。赤組は人です。白組は人です。したがって、人数の多い方は白組になります。
答え:白組
応用問題
問1
ヒントの通り、割合の「差」に注目します。賛成と反対の割合の差は()です。このの違いが、実際の「人」にあたります。全体の人数を人とすると、「」となるので、逆算してになります。
答え:50人
問2
割合が同じでも、もとになる「全体の人数」が違えば、実際の人数は変わってしまいます。たとえば、A組が人なら半分の人ですが、B組が人なら半分の人になります。
答え:必ず同じになるとは限らない。(理由の例:A組とB組で、クラスの全体の人数がちがうかもしれないから。)
問3
全体が人なので、()にあたる人数を計算します。となり、ちがうと実際の人数が人ちがうことが分かります。
答え:5人
