最大公約数を 使った 約分とは
分母と分子を同じ数で割り、大きさを変えずにできるだけ簡単な分数にすることを「約分(やくぶん)」と言います。約分をするとき、 や などの小さな数で何度も順番に割っていく方法もありますが、分母と分子の「最大公約数」を見つけて割ると、たった1回の計算で一気に一番簡単な分数にすることができます。すだれ算などで最大公約数を見つける力が、ここで大きく役立ちます。
計算の ルール
1. 最大公約数を見つける
分母と分子の数の「最大公約数」を見つけます。
2. 最大公約数で割る
分母と分子を、その最大公約数で割ります。
3. 約分の完了を確かめる
これ以上、 以外の同じ数で割れなくなったら(公約数が だけになったら)、約分は完了です。
例題
問1
を 約分しましょう。分母と 分子の 最大公約数を 見つけて、1回で 約分しましょう。
問2
を 約分しましょう。
解説
問1
12と18の最大公約数は です。分母と分子をそれぞれ で割ると、 になります。
答え:
問2
30と45の最大公約数は です。分母と分子をそれぞれ で割ると、 になります。
答え:
練習問題
問1
次の 分数を 約分しましょう。
問2
次の 分数を 約分しましょう。
問3
40人の クラスで、犬を 飼って いる 人は 15人です。犬を 飼って いる 人は クラス全体の 何分の いくつですか。約分して 答えましょう。
応用問題
問1
分母と 分子が どちらも「偶数(ぐう数)」の ときは、必ず ある 数で 約分する ことが できます。それは いくつですか。
問2
、、 のように、分母が 12の 分数が、 まで 11こ あります。この 中で、これ以上 約分できない 分数は いくつ ありますか。すべて 書き出しましょう。
問3
分母が 24の 分数で、これ以上 約分できない ものを 3つ 書きましょう。
解答と解説
練習問題
問1
14と21の最大公約数は です。分母と分子をそれぞれ で割ると、 になります。
答え:
問2
45と60の最大公約数は です。分母と分子をそれぞれ で割ると、 になります。
答え:
問3
全体40人のうちの15人なので、分数にすると になります。15と40の最大公約数は なので、分母と分子を で割ると になります。
答え:
応用問題
問1
偶数はどれも「」で割り切れる性質があります。したがって、分母と分子がどちらも偶数のときは、必ず「」で約分することができます。
答え:2
問2
これ以上約分できない分数は、分子が分母の「」と共通の約数を 以外に持たないものです。分子が 、、、 のときは との公約数が しかないため、これ以上約分できません。
答え:4つ(、、、)
問3
分母の「」と共通の約数を 以外に持たない分子を選びます。分子に 、、、、、、、 などを選ぶと、これ以上約分できない分数になります。
答え:、、( や なども正解です)
