ひし形の面積公式

ひし形の 面積とは

ひし形を対角線で4つの直角三角形に分け、それを並べ替えると大きな長方形(対角線 × 対角線)のちょうど半分の面積になることがわかります。このように、ひし形の面積は外側を囲む長方形の面積の半分であることから、対角線の長さを使って求めることができます。

計算の ルール

1. ひし形の面積の公式

ひし形の面積を求める公式は、対角線 × 対角線 ÷2 です。

2. 「対角線」とは

2本の対角線は、ひし形の中で直角に交わる直線のことです。

例題

問1

対角線の 長さが 8cm と 6cm の ひし形の 面積を 求めましょう。

問2

図に 書かれている 長さを よく見て、対角線全体の 長さを 求めてから 計算しましょう。

対角線の長さの半分が分かっているひし形

解説

問1

ひし形の面積を求める公式「対角線 × 対角線 ÷2」にあてはめて計算します。式は「8×6÷2」となります。8×6=48、48÷2 をして 24cm2 が答えになります。先に「8÷2=4」をして「4×6=24」と計算しても良いですね。

答え:24cm2

問2

図に書かれている長さは対角線の「半分」です。公式にあてはめる前に、まずは対角線全体の長さを求めましょう。4×2=8cm、3×2=6cm となり、2本の対角線は 8cm と 6cm になります。これを公式にあてはめると「8×6÷2=24」となり、24cm2 が答えになります。

答え:24cm2

練習問題

問1

図の ひし形の 面積を 求めましょう。

対角線の長さが10cmと8cmのひし形

問2

対角線 全体の 長さを 計算してから、ひし形の 面積を 求めましょう。

対角線の長さの半分が5cmと6cmになるひし形

問3

正方形も ひし形の 仲間です。対角線の 長さが 10cm の 正方形の 面積を 求めましょう。

対角線が引かれた正方形

応用問題

問1

面積が 40 平方cmで、一方の 対角線の 長さが 10cm の ひし形が あります。もう一方の 対角線の 長さは 何cmですか。(ヒント:10×□÷2=40)

問2

「ひし形の 面積は、対角線 × 対角線 ÷2 に なる」理由を、外側の 長方形の 面積と 比べて 説明しましょう。

周りを長方形で囲まれているひし形

問3

2つの 対角線の 長さを どちらも 2倍に すると、ひし形の 面積は 何倍に なりますか。

解答と解説

練習問題

問1

公式「対角線 × 対角線 ÷2」にそのままあてはめます。式は「10×8÷2」となり、80÷2 で 40cm2 が答えになります。

答え:40cm2

問2

図の長さは対角線の半分なので、それぞれを2倍して全体の長さを出します。5×2=10cm、6×2=12cm となり、対角線の長さは 10cm と 12cm です。公式にあてはめて「10×12÷2=60」となり、60cm2 が答えになります。

答え:60cm2

問3

正方形は「対角線が直角に交わる」という性質を持つため、ひし形の仲間として同じ公式を使うことができます。対角線の長さはどちらも 10cm なので、式は「10×10÷2」となり、100÷2 で 50cm2 が答えになります。

答え:50cm2

応用問題

問1

公式にあてはめて、もう一方の対角線を □cm として逆算します。「10×□÷2=40」という式になります。先に 10÷2=5 を計算すると「5×□=40」となるので、□にあてはまる数は 40÷5=8 と求められます。

答え:8cm

問2

「概念説明」で学んだ内容のおさらいです。公式をただ暗記するだけでなく、外側の長方形と比べることで「なぜ ÷2 が必要なのか」を図から説明できるようにしておきましょう。

答え:例)ひし形の外側をぴったり囲む長方形の面積は「縦(対角線)× 横(対角線)」で求められます。ひし形はこの長方形のちょうど半分の大きさになっているため、面積は、対角線 × 対角線 ÷2 で求められます。

問3

対角線がどちらも2倍になると、外側を囲む長方形の「縦」も「横」も2倍になります。長方形の面積は「2倍 × 2倍 = 4倍」になるため、その半分であるひし形の面積も同じように4倍になります。例えば対角線が 2cm と 3cm なら面積は 3cm2 ですが、それぞれ2倍の 4cm と 6cm にすると面積は 12cm2 となり、きちんと4倍になっていますね。

答え:4倍

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)