こみぐあいの比べ方(人口密度)

こみぐあいの 比べ方(人口密度)とは

部屋の広さも、そこにいる人数も違う場合、「どちらがこんでいるか」をそのまま比べることはできません。

このようなときは、「1m2 あたりに何人いるか」というように、「単位量(1)あたりの大きさ」にそろえて比べます。

社会科でよく使われる「人口密度(じんこうみつど)」は、「1km2 あたりに何人住んでいるか」を表したもので、国や県などのこみぐあいを比べるためによく使われます。

計算の ルール

1. 面積を1(もと)にする比べ方

(人数)÷(面積)= 1m2(や 1km2)あたりの人数

この数字が大きいほうがこんでいます。

2. 人数を1(もと)にする比べ方

(面積)÷(人数)= 1人あたりの面積

この数字が小さいほうがこんでいます。

3. 人口密度

(人口)÷(面積 km2)= 1km2 あたりの人口

わり切れない場合は、問題の指示にしたがって四捨五入してがい数にします。

例題

問1

Aの シートには 広さ 6m2 に 12人、Bの シートには 広さ 5m2 に 15人 すわって います。どちらの シートの ほうが こんで いますか。「1m2 あたりの 人数」で 比べましょう。

問2

東町と 西町の 人口密度(1km2 あたりの 人口)を 計算して、どちらが こんで いるか 比べましょう。

人口と面積の表

解説

問1

1m2 あたりの人数は、Aでは 12÷6=2 人、Bでは 15÷5=3 人です。

Bのシートの方が多いのでこんでいると言えます。

答え:Bのシート

問2

1km2 あたりの人口は、東町では 4000÷8=500 人、西町では 3000÷5=600 人です。

西町の方が人口密度が大きいのでこんでいると言えます。

答え:西町

練習問題

問1

12m2 の へやに 4人 いる 場合と、15m2 の へやに 6人 いる 場合では、どちらが こんで いますか。「1人あたりの 面積」で 比べましょう。

問2

10m2 の へやに 4人 いる 場合と、12m2 の へやに 6人 いる 場合では、どちらが こんで いますか。「1人あたりの 面積」で比べて、式と 答えを 書きましょう。

問3

人口が 8400人 で、面積が 20km2 の 市の 人口密度は、 1km2 あたり 何人ですか。

応用問題

問1

人口密度が 1km2 あたり 400人 の 町が あります。この 町の 人口が 12000人 の とき、町の 面積は 何km²ですか。(ヒント:12000÷ 面積 =400 に なる 数を 考えます)

問2

人口 5500人、面積 12km2 の 町の 人口密度を、四捨五入して 上から 2けたの がい数にして 答えましょう。

問3

人口が 15000人 で、面積が 40km2 の 市が あります。面積を 変えずに 人口密度を 2倍に するには、何人 増やせば よいでしょうか。

解答と解説

練習問題

問1

1人あたりの面積は、12m2 の部屋では 12÷4=3m2、15m2 の部屋では 15÷6=2.5m2 です。

1人あたりの面積が小さいほうがこんでいると言えるため、15m2 の部屋が正解です。

答え:15m2 のへや

問2

1人あたりの面積は、10m2 の部屋では 10÷4=2.5m2、12m2 の部屋では 12÷6=2m2 です。

1人あたりの面積が小さいほうがこんでいると言えるため、12m2 の部屋が正解です。

答え:式 10÷4=2.5、12÷6=2、答え 12m2 のへや

問3

人口密度は(人口)÷(面積)で求められます。

8400÷20=420 です。

答え:1km2 あたり 420人

応用問題

問1

12000÷ 面積 =400 となるため、わり算の逆算をすると面積は 12000÷400=30km2 と求められます。

答え:30km2

問2

5500÷12=458.3⋯ です。

上から3けた目の 8 を四捨五入して、上から2けたのがい数にすると、460 になります。

答え:1km2 あたり 460人

問3

面積を変えずに人口密度を2倍にするには、人口を2倍にします。

現在の人口 15000人 の2倍は 30000人 なので、15000人 増やせばよいと分かります。

答え:15000人

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)