答えが3ケタになる足し算の筆算

答えが3ケタになる ひっ算とは

これまで「十の位」までだった答えが、「百の位」まで大きくなる筆算です。十の位の数字を足して「10」をこえた時、はみ出した「1」を左がわの新しい部屋(百の位)に書きこみます。くり上がりのルール自体はこれまでと同じですが、「10のまとまりが10個集まると100になる」という位取りのしくみを、筆算の作業をとおして視覚的に理解することが目的です。

ひっ算のルール

1. 一の位を足す

右側から計算し、10以上なら十の位へ「1」をくり上げます。

2. 十の位を足す

十の位の数字とくり上げた「1」を足し、10以上になったら、新しく「百の位」に1を書きます。

3. 百の位を書く

答えは3桁(百の位まで)になります。

例題

問1

つぎの ひっさんを 見て、けいさんの しかたを かくにん しましょう。

  815
+ 47
 132

問2

ひっさんで けいさん しましょう。百の くらい まで こたえが あります。

 76
+58
   

解説

問1

まずは右端を揃えて足される数と足す数を縦に並べます。次に一の位の足し算をします。今回は足される数が 5、足す数が 7 なので 5+7=12 となります。このとき一の位の答えが10より大きくなっているのでくり上がりをして、十の位の上に 1 を書きます。また一の位の答えは 2 となります。次に十の位の計算をします。十の位は足される数が 8、足す数が 4、くり上がり分が 18+4+1=13 となります。このとき十の位もくり上がりが発生しているので、百の位の上に 1 を書きます。また十の位の答えは 3 となります。最後に百の位の計算をします。百の位はくり上がり分の 1 のみなので、答えは 1 となります。よってこの筆算の答えは 132 となります。

答え:

  815
+ 47
 132

問2

76+58 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。6+8=14 なので一の位の答えに 4、10より大きいのでくり上がりをして十の位の上に「1」を書いておきましょう。次に十の位について計算します。足される数と足す数のそれぞれの十の位に加えてくり上がり分を足す必要があるので、7+5+1=13 となります。よって十の位の答えに 3、答えが10より大きいのでくり上がりをして百の位の上に「1」を書いておきます。最後に百の位について考えます。百の位はくり上がり分の 1 のみなので、百の位の答えは 1 となります。よってこの筆算の答えは 134 となります。

答え:134

  716
+ 58
 134

練習問題

問1

ひっ算で けいさん しましょう。

67+55=

問2

ひっ算で けいさん しましょう。

84+38=

問3

56円の チョコと 65円の アメを かうと、あわせて いくらに なりますか。

応用問題

問1

本を 95ページ よみました。まだ 47ページ のこって います。この 本は ぜんぶで 何ページ ありますか。

問2

どこが まちがって いるか みつけて なおしましょう。

    
  88
+ 34
 112

問3

76+48」の ひっ算に なる おはなしを つくって みましょう。

解答と解説

練習問題

問1

67+55 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。7+5=12 なので一の位の答えに 2、10より大きいのでくり上がりをして十の位の上に「1」を書いておきましょう。次に十の位について計算します。足される数と足す数のそれぞれの十の位に加えてくり上がり分を足す必要があるので、6+5+1=12 となります。よって十の位の答えに 2、答えが10より大きいのでくり上がりをして百の位の上に「1」を書いておきます。最後に百の位について考えます。百の位はくり上がり分の 1 のみなので、百の位の答えは 1 となります。よってこの筆算の答えは 122 となります。

答え:122

  617
+ 55
 122

問2

84+38 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。4+8=12 なので一の位の答えに 2、10より大きいのでくり上がりをして十の位の上に「1」を書いておきましょう。次に十の位について計算します。足される数と足す数のそれぞれの十の位に加えてくり上がり分を足す必要があるので、8+3+1=12 となります。よって十の位の答えに 2、答えが10より大きいのでくり上がりをして百の位の上に「1」を書いておきます。最後に百の位について考えます。百の位はくり上がり分の 1 のみなので、百の位の答えは 1 となります。よってこの筆算の答えは 122 となります。

答え:122

  814
+ 38
 122

問3

56+65 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。6+5=11 なので一の位の答えに 1、10より大きいのでくり上がりをして十の位の上に「1」を書いておきましょう。次に十の位について計算します。足される数と足す数のそれぞれの十の位に加えてくり上がり分を足す必要があるので、5+6+1=12 となります。よって十の位の答えに 2、答えが10より大きいのでくり上がりをして百の位の上に「1」を書いておきます。最後に百の位について考えます。百の位はくり上がり分の 1 のみなので、百の位の答えは 1 となります。よってこの筆算の答えは 121 となり、答えが 121 円であると分かります。

答え:121円

  516
+ 65
 121

応用問題

問1

95+47 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。5+7=12 なので一の位の答えに 2、10より大きいのでくり上がりをして十の位の上に「1」を書いておきましょう。次に十の位について計算します。足される数と足す数のそれぞれの十の位に加えてくり上がり分を足す必要があるので、9+4+1=14 となります。よって十の位の答えに 4、答えが10より大きいのでくり上がりをして百の位の上に「1」を書いておきます。最後に百の位について考えます。百の位はくり上がり分の 1 のみなので、百の位の答えは 1 となります。よってこの筆算の答えは 142 となり、答えが 142 ページであると分かります。

答え:142ページ

  915
+ 47
 142

問2

これは十の位の答えが間違っています。筆算を一緒に考えてどうして間違っているのかを考えてみましょう。一の位から考えると、8+4=12 なので一の位の答えに 2、10より大きいのでくり上がりをして十の位の上に「1」が追加されます。次に十の位について、足される数と足す数のそれぞれの十の位に加えてくり上がり分を足す必要があるので、8+3+1=12 となります。よって十の位の答えに 2、答えが10より大きいのでくり上がりをして百の位の上に「1」を書いておきます。最後に百の位について考えます。百の位はくり上がり分の 1 のみなので、百の位の答えは 1 となります。よってこの筆算の答えは 122 となります。この問題では十の位のくり上がりの 1 を足し忘れていることが間違いであると分かります。

答え:正しい答えは 122 なのに 112 になっている

  818
+ 34
 122

問3

7648 を使って足し算のおはなしを考えてみましょう。このとき、「あわせて」「ぜんぶで」「あとから来る」「もらう」「ふえる」といった言葉を使ってみるといいですね。

答え:例)たろうさんは えんそくのための おやつを買いに スーパーに来ました。76円の チョコレートと 48円の ガムを買うと、あわせていくらになりますか。

76+48=124
  716
+ 48
 124

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)