くり上がりの足し算(5・4・3・2にたす)とはなにか
「」や「」のように、足される数が小さく、足す数が大きい計算です。これまで通り「」なら8を「5と3」に分けて…と計算してもよいのですが、足し算は「順番を入れ替えても答えは同じ(にしても同じ)」という性質があります。大きい数に小さい数を足す(入れ替える)ほうが、10を作りやすくて計算が簡単になります。
5・4・3・2にたすくり上がり足し算のルール
足す数のほうが大きいときは、頭の中で順番を入れ替えて計算します。
1. 計算の手順
「」のように足す数のほうが大きいときは、「」に入れ替えます。入れ替えたら、今までと同じようにさくらんぼ算で計算します。もちろん入れ替えずに後ろの数から10を作る(「3を1と2に分けて、9と1で10」)やり方でも正解です。
例題
問1
つぎの たしざんを しましょう。
問2
つぎの たしざんを しましょう。
解説
問1
答え:
足す数のほうが大きいので、順番を入れ替えて「」として計算してみましょう。足す数の「3」を分けると「2」と「1」になります。分けた「2」を8に足すと10のまとまりができ、残りの「1」を足し合わせると答えは11となります。よってとなり、の答えも11となります。
問2
答え:
足す数のほうが大きいので、順番を入れ替えて「」として計算してみましょう。足す数の「4」を分けると「1」と「3」になります。分けた「1」を9に足すと10のまとまりができ、残りの「3」を足し合わせると答えは13となります。よってとなり、の答えも13となります。
練習問題
問1
つぎの たしざんを しましょう。
問2
つぎの たしざんを しましょう。
問3
つぎの たしざんを しましょう。
応用問題
問1
あめを 3こ もって います。おにいさんに 9こ もらいました。あめは ぜんぶで なんこ ですか。しきと こたえを かきましょう。
問2
こうえんに 男の子が 5人 いました。あとから 女の子が 6人 きました。子どもは ぜんぶで なんにん ですか。しきと こたえを かきましょう。
問3
「」と「」では、どちらの こたえが おおきい ですか。
解答と解説
練習問題
問1
答え:
順番を入れ替えて「」として計算します。足す数の「5」を分けると「1」と「4」になります。分けた「1」を9に足すと10のまとまりができ、残りの「4」を足し合わせると答えは14となります。よってとなり、の答えも14となります。
問2
答え:
順番を入れ替えて「」として計算します。足す数の「2」を分けると「1」と「1」になります。分けた「1」を9に足すと10のまとまりができ、残りの「1」を足し合わせると答えは11となります。よってとなり、の答えも11となります。
問3
答え:
順番を入れ替えて「」として計算します。足す数の「4」を分けると「3」と「1」になります。分けた「3」を7に足すと10のまとまりができ、残りの「1」を足し合わせると答えは11となります。よってとなり、の答えも11となります。
応用問題
問1
答え:12こ、
あめが増えているので足し算ですね。式はとなり、足す数のほうが大きいので順番を入れ替えて「」として計算します。足す数の「3」を分けると「1」と「2」になります。分けた「1」を9に足すと10のまとまりができ、残りの「2」を足し合わせると答えは12となります。よってあめは全部で12こです。
問2
答え:11にん、
「ぜんぶで」とあるので足し算ですね。式はとなり、足す数のほうが大きいので順番を入れ替えて「」として計算します。足す数の「5」を分けると「4」と「1」になります。分けた「4」を6に足すと10のまとまりができ、残りの「1」を足し合わせると答えは11となります。よって子どもの数は全部で11人です。
問3
答え:
まずどちらも大きい数を前にした形に変えてみましょう。は、はそのままです。比べてみると足される数がどちらも「9」で同じなので、足す数の大きい方が答えが大きくなります。足す数を比べると「5」と「4」で「5」の方が大きいので、答えが大きいのはとなります。
