2ケタ×1ケタの筆算

2ケタ×1ケタの ひっ算とは

21×3」のような計算は、位ごとに分けて計算します。これを縦に書いて計算しやすくしたものが「筆算(ひっさん)」です。かけられる数とかける数を縦に並べ、位をそろえて書きます。「一の位」「十の位」の順番に下から上へ計算していきます。計算の途中で数が10以上になったら、次の位へ「くり上がり」を忘れないようにすることが大切です。

ひっ算の ルール

1. 位をそろえて書く

かけられる数を上に、かける数を下に書き、一の位を縦にそろえます。

2. 一の位の計算

「かける数(下)」と「かけられる数の一の位(上)」をかけます。

3. 十の位の計算

「かける数(下)」と「かけられる数の十の位(上斜め)」をかけます。

4. くり上がりに注意

計算して10以上になったら、次の位にくり上げます。このとき、たし算のように「かけられる数」の上にメモを書くと、間違えて先に足してしまうことがあります。 くり上がった数は、答えを書く場所(線のすぐ下)の十の位に小さくメモしておきましょう。かけ算をしたあとに、そのメモの数を足すのを忘れないように気をつけます。

例題

問1

筆算で 21×3 を 計算しましょう。

問2

筆算で 36×4 を 計算しましょう。

解説

問1

位をそろえてひっ算を書いて一の位のかけ算をすると 1×3 で一の位の数が 3 になります。次に、十の位のかけ算は 2×3 で十の位の数は 6 になるので答えは 63 です。

答え:63、

21×3=63

 21
× 3
 63

問2

位をそろえてひっ算を書いて一の位のかけ算をすると 6×424 になるので、十の位に2くり上がって一の位の数は 4 になります。次に、十の位は 3×4 にくり上がった 2 を足して 14 になるので、百の位に1くり上がって十の位の数は 4 になります。百の位の数はくり上がった 1 になるので答えは 144 です。

答え:144、

36×4=144

  36
×  4
 1424

練習問題

問1

次の 計算を 筆算で しましょう。

13×2=
24×2=

問2

次の 計算を 筆算で しましょう。

18×4=
27×3=

問3

長さが 76cm の リボンが 5本 あります。リボンを つなげると、全部で 何cmに なりますか。結び目は 考えない ものと します。

応用問題

問1

Aさんは 45×3 の 計算を 間違えて しまいました。どこを 間違えたのか 見つけて、正しい 答えを 求めましょう。

  45
×  3
 125

問2

好きな 数を 選んで、2ケタ×1ケタの 筆算の 問題を 作りましょう。そして、自分で 解いて みましょう。

問3

1個 98 円の りんごを 5個 買います。500 円玉で おつりは きますか。計算して 答えましょう。

解答と解説

練習問題

問1

①位をそろえてひっ算を書いて一の位のかけ算をすると 3×2 で一の位の数が 6 になります。次に、十の位のかけ算は 1×2 で十の位の数は 2 になるので答えは 26 です。
②位をそろえてひっ算を書いて一の位のかけ算をすると 2×2 で一の位の数が 4 になります。次に、十の位のかけ算は 4×2 で十の位の数は 8 になるので答えは 48 です。

答え:①26、②48 

13×2=2624×2=48

 13
× 2
 26
 24
× 2
 48

問2

①位をそろえてひっ算を書いて一の位のかけ算をすると 8×432 になるので、十の位に3くり上がって一の位の数は 2 になります。次に、十の位では 1×4 にくり上がった 3 を足して十の位の数は 7 になるので答えは 72 です。
②位をそろえてひっ算を書いて一の位のかけ算をすると 7×321 になるので、十の位に2くり上がって一の位の数は 1 になります。次に、十の位では 2×3 にくり上がった 2 を足して十の位の数は 8 になるので答えは 81 です。

答え:①72、②81、

18×4=7227×3=81

 18
× 4
 734
 27
× 3
 821

問3

長さ 76cm のリボンが5本あるので全部の長さは 76×5 という式で表すことができます。かけ算をひっ算ですると一の位のかけ算は 6×530 になるので、十の位に3くり上がって一の位の数は 0 になります。次に十の位では 7×5 にくり上がった 3 を足して 38 になるので、百の位に3くり上がって十の位の数は 8 になります。百の位の数は繰り上がった 3 になるので、答えは 380cm です。

答え:380cm

76×5=380

  76
×  5
 3830

応用問題

問1

正しくひっ算をすると、一の位のかけ算は 5×315 になるので、十の位に1くり上がって一の位の数は 5 になります。次に十の位では 4×3 にくり上がった 1 を足して 13 になるので、百の位に1くり上がって十の位の数は 3 になります。百の位の数は繰り上がった 1 になるので、答えは 135 です。ここで図のひっ算を見ると十の位の数が1小さくなっています。正しい十の位の数は 4×3 にくり上がった 1 を足して求めているので、図のひっ算では繰り上がった 1 を足し忘れたと考えることができます。

答え:一の位のかけ算のくり上がりで間違えていて正しい答えは135

45×3=135

  45
×  3
 1315

問2

どんな数のひっ算でも計算方法は変わりません。27×7を選んだとしてみましょう。まず一の位のかけ算は 7×749 になるので、十の位に4くり上がって一の位の数は 9 になります。次に十の位では 2×7 にくり上がった 4 を足して 18 になるので、百の位に1くり上がって十の位の数は 8 になります。百の位の数は繰り上がった 1 になるので、答えは 189 です。

答え:例)

27×7=189

  27
×  7
 1849

問3

98 円のりんごを5個買ったときの代金は 98×5 という式で表すことができます。かけ算をひっ算ですると一の位のかけ算は 8×540 になるので、十の位に4くり上がって一の位の数は 0 になります。次に十の位では 9×5 にくり上がった 4 を足して 49 になるので、百の位に4くり上がって十の位の数は 9 になります。百の位の数は繰り上がった 4 になるので、代金は 490 円になります。代金が 500 円より少ないので、500 円玉でおつりがきます。

答え:おつりがくる 

98×5=490

  98
×  5
 4940

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)