積の大きさと小数の関係

積の 大きさと 小数の 関係とは

かけ算の答えを「積(せき)」と言います。かける数が「1より大きい」か「1より小さい」かによって、積がもとの数(かけられる数)より大きくなるか、小さくなるかが決まります。この関係を知っていると、計算をしなくても答えの大きさが予想できるようになり、計算間違いにも気づきやすくなります。

計算の ルール

1. かける数が1より大きいとき

かける数 > 1 のとき、積 > もとの数 となります。(答えはもとの数より大きくなる)

2. かける数が1のとき

かける数 = 1 のとき、積 = もとの数 となります。(答えはもとの数と同じになる)

3. かける数が1より小さいとき

かける数 < 1 のとき、積 < もとの数 となります。(答えはもとの数より小さくなる)

例題

問1

「3.5×0.9」の 答えは、3.5 より 大きく なりますか、小さく なりますか。

問2

次の 式の 積は、もとの 数(4.2)と くらべて どう なりますか。□に >、<、= の どれかを 書きましょう。

4.2×1.05□4.2

解説

問1

かける数が1より小さいので、かけ算の答えはもとの 3.5 より小さくなります。

答え:小さくなる

問2

かける数が1より大きいので、かけ算の答えはもとの 4.2 より大きくなります。

答え:>

練習問題

問1

計算を しないで、積が もとの 数「12」より 大きく なる ものを 選びましょう。

ア:12×0.7 イ:12×1.3 ウ:12×1

問2

□に >、<、= の どれかを 書きましょう。

5.4×0.8□5.4

問3

次の 式を、答え(積)が 大きい 順に 並べましょう。

ア:8×0.9 イ:8×1.5 ウ:8×0.1

応用問題

問1

「7.2×□」の 答えが 7.2 より 小さく なる ように、□に 好きな 小数を 1つ 入れて 式を 完成させましょう。

問2

1L あたり 120円の ジュースが あります。この ジュースを 1.5L 買うと、代金は 120円より 高く なりますか、安く なりますか。理由を 答えて、実際の 代金も 求めましょう。

問3

□×0.8=△×1.2 の とき、□と△では どちらが 大きいですか。

解答と解説

練習問題

問1

かける数が1より大きいものを選べばよいので、イが答えになります。

答え:イ

問2

かける数が1より小さいので、かけ算の答えはもとの 5.4 より小さくなります。

答え:<

問3

かけられる数が全て 8 なので、かける数が大きい順と答えが大きい順は同じになります。かける数は大きい方からイ、ア、ウと並べられるので、この問題の答えもイ、ア、ウとなります。

答え:イ、ア、ウ

応用問題

問1

1より小さい小数を答えればいいので、0.8 となります。他にも 0.1 や 0.9 のような1より小さい小数であれば正解です。

答え:0.8

問2

1.5L のジュースの量は 1L よりも多くなるので、代金も 1L のジュースの代金である120円よりも高くなると考えられます。実際に 120×1.5 をして代金を求めると、まず 1.5 を10倍して 15 にして 120×15 で 1800 になるので、1800 を10で割って180円が答えになります。

答え:1.5Lのジュースは1Lより多いので120円より高くなる、代金は180円

問3

問題の式を見ると、□に1より小さい数をかけた答えと△に1より大きい数をかけた答えが等しくなっています。つまり、かけ算の答えは△より大きくて□より小さい数になります。つまり、△ < 答え < □ となるので、△と□の大きさを比べると□の方が大きくなります。

答え:□の方が大きい

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)