整数×小数の意味(1より小さい数をかける)

整数 × 小数の 意味とは

小数をかける計算も、整数のときと同じように「1あたりの大きさ × 割合(いくつ分)」として意味をとらえることができます。たとえば、「1m の重さが 120g の針金」があるとき、2m なら「120×2」、0.5m なら「120×0.5」と式を立てます。このとき、1より小さい数(0.5 や 0.8 など)をかけると、答えはもとの数(120)よりも小さくなることが大きな特徴です。数直線を使って関係を整理すると、かけ算になることが視覚的に理解しやすくなります。

計算の ルール

1. 式の立て方

整数に小数をかけるときも、式は「1あたりの数 × いくつ分(小数の数)」の順に立てます。

2. 小数を整数に直す

小数を10倍や100倍して整数に直します。

3. 割り戻して答えを求める

整数同士のかけ算をして求められた答えを、10や100で割って答えを求めます。

例題

問1

1m の ねだんが 80円の リボンが あります。この リボンを 0.3m 買います。代金を 求める 式を 書きましょう。

問2

120×0.4 の 答えは もとの 数(120)より 大きく なりますか、小さく なりますか。

解説

問1

1m で80円なので、0.3m の代金を求めるためには80円に 0.3m をかければいいです。

答え:80×0.3

問2

まず 0.4 を10倍して 4 に直して 120×4 をすると 480 になります。480 を10で割ると 48 になるので、かけ算の答えはもとの数より小さくなります。

答え:小さくなる

練習問題

問1

計算を しましょう。

40×0.9=

問2

1m の 重さが 60kg の 鉄の ぼうが あります。この 鉄の ぼう 0.5m の 重さは 何kgですか。

問3

1dL で 30m2 ぬれる ペンキが あります。この ペンキ 0.4dL では、何m²ぬれますか。

応用問題

問1

計算を せずに、答えが もとの 数「80」より 小さく なる ものを すべて 選びましょう。

ア:80×1.2 イ:80×0.9 ウ:80×0.5 エ:80×3

問2

□に あてはまる 数を 考えましょう。

60×□=30

問3

「1より 小さい 小数を かけると、答えは もとの 数より 小さく なる」理由を、「1m が 100円の リボン」を 例に して 説明しましょう。

解答と解説

練習問題

問1

まず 0.9 を10倍して 9 に直して 40×9 をすると 360 になります。360 を10で割ると 36 が答えになります。

答え:36

問2

問題文から 60×0.5 という式が立てられます。まず 0.5 を10倍して 5 に直して 60×5 をすると 300 になります。300 を10で割ると 30 になるので、答えは 30kg です。

答え:30kg

問3

問題文から 30×0.4 という式が立てられます。まず 0.4 を10倍して 4 に直して 30×4 をすると 120 になります。120 を10で割ると 12 になるので、答えは 12m2 です。

答え:12m²

応用問題

問1

80 に1より小さい数をかけると答えは 80 より小さくなるので、答えはイとウです。

答え:イ、ウ

問2

60 に□をかけて 30 になっているので、かけ算の逆算をします。□を求めるためには 30÷60 をすればいいので、計算すると 0.5 が答えになります。

答え:0.5

問3

1m が100円のリボンを例に考えると、1より小さい小数をかけるということは 1m より短いリボンを買うことを意味するので、かけ算の答えとなる代金は元の100円より小さくなると考えられます。

答え:例)1m が100円のリボンを 0.5m 買うとすると 1m より短いリボンを買うので、代金も100円より少なくなると考えられます。

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)