分数・小数・整数の混合計算

分数・小数・整数の 混合計算とは

分数、小数、整数がまざった計算をするときは、そのままでは計算できません。すべての数を「同じ形(同じ種類)」にそろえる必要があります。小数を分数に直すか、分数を小数に直すかのどちらかですが、分数の中には 13 のように小数に直すと 0.333⋯ とわり切れないものがあります。そのため、まざった計算では「すべて分数に直して計算する」のが一番安全で正確な方法です。

計算の ルール

1. すべて分数に直す

式の中にある小数や整数を、すべて分数に直します。

2. 整数を分数に直すとき

分母を 1 にします。(例:2→21)

3. 小数を分数に直すとき

小数第一位までの数は分母を 10 に、小数第二位までの数は分母を 100 にします。(例:0.3→310、0.25→25100)

4. 約分する

分数に直したあとは、必ず約分をして簡単な分数にします。(例:25100→14)

5. 通分して計算する

すべてが分数になったら、通分をして足し算や引き算をします。

例題

問1

次の 計算を しましょう。小数を 分数に 直してから 計算します。

12+0.3

問2

次の 計算を しましょう。整数を 分数に 直します。

1–13

解説

問1

0.3 を 310 に直すと 12+310 になります。2 と 10 の最小公倍数は 10 なので、分母が 10 になるように通分すると 510+310 になります。分母が同じ数なので、分子のたし算をすると 810 になります。2 で約分すると 45 が答えになります。

答え:45

問2

1 を 33 に直すと 33–13 になります。分母が同じ数なので、分子のひき算をすると 23 になります。

答え:23

練習問題

問1

次の 計算を しましょう。小数を 分数に 直した あと、約分を わすれない ように しましょう。

0.5+13

問2

次の 計算を しましょう。

3–12

問3

次の 計算を しましょう。

0.75–12

応用問題

問1

水とうに 水が 45L 入って います。そこに 0.5L の 水を 足しました。水は 全部で 何Lに なりましたか。分数で 答えましょう。

問2

14 と 0.3 では、どちらの 数が どれだけ 大きいですか。分数に そろえて 計算し、ちがいを 分数で 答えましょう。

問3

次の 計算を しましょう。

1.2+35–1

解答と解説

練習問題

問1

0.5 を 510 に直し、5 で約分して 12 にすると 12+13 になります。2 と 3 の最小公倍数は 6 なので、分母が 6 になるように通分すると 36+26 になります。分母が同じ数なので、分子のたし算をすると 56 が答えになります。

答え:56

問2

3 を 62 に直すと 62–12 になります。分母が同じ数なので、分子のひき算をすると 52 になります。

答え:52

問3

0.75 を 75100 に直すと 75100–12 になります。まず 75100 を 25 で約分すると 34 になって 34–12 とします。4 と 2 の最小公倍数は 4 なので、分母が 4 になるように通分すると 34–24 になります。分母が同じ数なので、分子のひき算をすると 14 になります。

答え:14

応用問題

問1

問題文から 45+0.5 という式を立てることができます。0.5 を 510 に直し、5 で約分して 12 にすると 45+12 になります。5 と 2 の最小公倍数は 10 なので、分母が 10 になるように通分すると 810+510 になります。分母が同じ数なので、分子のたし算をすると 1310 になります。

答え:1310L

問2

まず 0.3 を 310 に直します。4 と 10 の最小公倍数は 20 なので、分母が 20 になるように通分すると 14 が 520、310 が 620 になります。比べると 0.3 の方が 120 だけ大きいことが分かります。

答え:0.3 が 120 だけ大きい

問3

1.2 を 1210 に直し、2 で約分して 65 にします。1 は 55 に直すと、65+35–55 になります。分母が同じ数なので、分子の計算をすると 45 が答えになります。

答え:45

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)