あまりの 切り捨てとは
わり算の文章題で、余った数を「切り捨てる(答えに入れない)」場面について学びます。たとえば、「500円で1つ120円のお菓子を買う」といった問題です。計算すると余り(おつり)が出ますが、そのおつりでもう1つお菓子を買うことはできないため、お菓子の数は「商(答え)」のままになります。問題文をよく読み、「作れる数」や「買える数」を聞かれているときは、余りを切り捨てることになります。
計算の ルール
1. あまりのあるわり算をする
いつも通り、あまりのあるわり算の計算をします。
2. 問題文の言葉に注目する
問題文で「何本とれますか?」「何こ買えますか?」「何セットできますか?」と聞かれているときは、余った分では新しいものが作れない(買えない)と判断します。
3. 答え(商)がそのまま答えになる
この場合、計算で出た「答え(商)」がそのまま文章題の答えになります。余りは切り捨てます。
例題
問1
の リボンが あります。この リボンから、 の 長さの リボンを 切り取ります。 の リボンは 何本 できますか。
問2
50円を 持って、1つ 9円の だがしを 買えるだけ 買います。だがしは 何こ 買えますか。
解説
問1
問題文から をすると、答えは 余り になるので、 のリボンが3本できて のリボンが余ることが分かります。 のリボンは3本しかできていないので、余りを切り捨てて答えは3本になります。
答え:3本
問2
問題文から をすると、答えは 余り になるので、だがしを5個買えて5円おつりが出ることが分かります。5円のおつりではもう1つだがしを買えないので、余りを切り捨てて答えは5こになります。
答え:5こ
練習問題
問1
水が あります。これを 入る ペットボトルに 移し替えます。 ぴったりの ペットボトルは、何本 できますか。
問2
50円を持って買い物に行き、1つ8円のあめを買えるだけ買います。あめは何こ買えますか。
問3
40ページの本を、毎日6ページずつ読みます。6ページ読む日は、何日ありますか。
応用問題
問1
おだんごが20こあります。このおだんごを1本のくしに3こずつさしていきます。3こささったくしは何本できますか。また、くしにささらないおだんごは何こ残りますか。
問2
1つのリボンを作るのに、赤いテープが8cm、青いテープが5cm必要です。赤いテープが50cm、青いテープが40cmあるとき、リボンは何本作れますか。
問3
「 あまり 」の 計算を 使って 答える 問題です。答えが「」に なる お話を、1つ 作りましょう。
解答と解説
練習問題
問1
問題文から をすると、答えは 余り になるので、 のペットボトル8本と のペットボトル1本ができることが分かります。 ぴったりのペットボトルは8本しかできていないので、余りを切り捨てて答えは8本になります。
答え:8本
問2
問題文から をすると、答えは 余り になるので、あめを6こ買えて2円おつりが出ることが分かります。2円のおつりではもう1つあめを買えないので、余りを切り捨てて答えは6こになります。
答え:6こ
問3
問題文から をすると、答えは 余り になるので、6日間本を6ページ読んで残りの4ページを7日目に読むことが分かります。6ページ読んだ日は6日間だけなので、余りを切り捨てて答えは6日になります。
答え:6日
応用問題
問1
問題文から をすると、答えは 余り になるので、おだんごがささったくしが6本できて2こおだんごが余ることが分かります。
答え:6本、2こ残る
問2
問題文から という式と という式が立てられます。 の答えは 余り 、 の答えは になるので、 の赤いテープが6本と余りの の赤いテープ、 の青いテープが8本作れることが分かります。リボンには の赤いテープと の青いテープが必要なので、作れるリボンは6本です。
答え:6本
問3
という式ができるような問題文を作って、余りを切り捨てて答えを求めるような問題にすればいいですね。練習問題1の数字を変えて問題を作ると、答えのようになります。
答え:例)水が あります。これを のペットボトルに移し替えます。水が 入ったペットボトルは何本できますか。
