ちがいはいくつとはなにか
引き算のもう1つの大切な意味である「ちがいはいくつ」を求める計算(求差:きゅうさ)を学びます。「りんごが5こ、みかんが3こあります。どちらがいくつ多いですか?」のように、2つのグループの数を比べて、その「ちがい(差)」を求める場面で引き算を使います。「のこりはいくつ」のときと同じ「−(ひく)」の記号を使いますが、計算の意味が違うことを理解しましょう。
ちがいはいくつのルール
「どちらが いくつ おおい」「どちらが いくつ すくない」「ちがいは いくつ」という言葉が出てきたら引き算のサインです。
1. 式の書き方
大きい数から小さい数を引いてちがいの数を求めます。
2. 絵を使って考える
2つのグループを並べて「1対1対応(線で結ぶ)」をさせ、あまった部分を数えると「ちがい」が視覚的に分かりやすくなります。
例題
問1
あかい くるまが 6だい、あおい くるまが 4だい あります。あかい くるまの ほうが なんだい おおい ですか。しきと こたえを かきましょう。
問2
おとこのこが 5にん、おんなのこが 8にん います。どちらが なんにん おおい ですか。しきも かきましょう。
解説
問1
答え:赤い車のほうが2だいおおい、
青い車の数と赤い車の数の差を考えてみましょう。差を考える時は大きい数から小さい数を引けばいいので、6(大きい数)− 4(小さい数)= ?(ちがいの数)と書くことが出来ますね。ここから両手を使って考えてみましょう。6本の指を立てたあと4本の指を曲げてみると残りは2本になるので、答えは2台とわかります。つまり赤い車のほうが2台多いです。
問2
答え:おんなのこが3にんおおい、
男の子と女の子の数の差を考えてみましょう。差を考える時は大きい数から小さい数を引けばいいので、8(大きい数)− 5(小さい数)= ?(ちがいの数)と書くことが出来ますね。計算すると
なので数の多い女の子のほうが3人多いことが分かります。練習問題
問1
りんごが 7こ、みかんが 4こ あります。りんごは みかんより なんこ おおい ですか。しきと こたえを かきましょう。
問2
いぬが 9ひき、ねこが 6ひき います。ちがいは なんびき ですか。しきと こたえを かきましょう。
問3
ケーキと プリン、どちらが どれくらい おおいですか。しきと こたえを かきましょう。
応用問題
問1
しろい はなが 4ほん、あかい はなが 9ほん あります。しろい はなは、あかい はなより なんぼん すくない ですか。しきと こたえを かきましょう。
問2
の しきに なるような、「どちらが いくつ おおい」を きく おはなしを ひとつ かんがえて みましょう。問3
こどもが 8にん います。いすが 5つ あります。みんなが いすに すわるには、いすは あと いくつ いりますか。しきと こたえを かきましょう。(ヒント:こどもと いすの かずの ちがいを もとめましょう)
解答と解説
練習問題
問1
答え:りんごはみかんより3こおおい、
りんごとみかんの数の差を考えてみましょう。差を考える時は大きい数から小さい数を引けばいいので、7(大きい数)− 4(小さい数)= ?(ちがいの数)と書くことが出来ます。計算すると
なのでりんごのほうがみかんより3こ多いことが分かります。問2
答え:3びき、
いぬとねこの差を考えてみましょう。違いを求める=差を求めるなので引き算をすればいいですね。大きい数から小さい数を引くと、9(いぬの数)− 6(ねこの数)= ?(ちがいの数)となります。計算してみると違いの数は3になるので、答えは3匹です。
問3
答え:ケーキの方が3こおおい、
まずはケーキとプリンの数を数えてみましょう。するとケーキは8こ、プリンは5こですね。差を考える時は大きい数から小さい数を引けばいいので、8(大きい数)− 5(小さい数)= ?(ちがいの数)と書くことが出来ます。計算すると
なのでケーキのほうがプリンより3こ多いことが分かります。応用問題
問1
答え:白い花は赤い花より5ほんすくない、
今回は白い花が赤い花より何本少ないかを求める問題です。これは赤い花が白い花より何本多いかを求めることと同じです。差を考える時は大きい数から小さい数を引けばいいので、9(大きい数)− 4(小さい数)= ?(ちがいの数)と書くことが出来ます。計算すると
なので赤い花のほうが白い花より5本多い、つまり白い花は赤い花より5本少ないことが分かります。問2
答え(例):はなこさんはクッキーを7こ、たろうさんはクッキーを3こもっています。どちらがなんこおおくもっていますか。
差を比べる問題なので「どちらが いくつ おおい」かを聞くような問題を作ってみましょう。7と3が出てきて大きい方から小さい方を引く場面を作るのがポイントです。
問3
答え:3つ、
みんなが椅子に座るために必要な数を求める問題ですね。これは椅子に座れない子どもの数、つまり子どもと椅子の数の差を使って求めることができます。8(大きい数)− 5(小さい数)= ?(ちがいの数)を計算すると3になるので、必要な椅子の数は3つとなります。
