2ケタ-2ケタ(くり下がり1回)

くり下がりのある 引き算の ひっ算とは

2桁の引き算で、一の位が引けない時の筆算です。隣の「十の位」から「10のまとまり」を借りてきて計算する「くり下がり」を学びます。足し算の「くり上げ」の逆で、お隣から分けてもらうイメージです。借りてきたことを忘れないように、十の位の数字を斜線で消して書き直すメモの習慣を確実につけましょう。

ひっ算のルール

1. 位をそろえる

一のくらいと 十のくらいを、たてに ピッタリ そろえて 書きます。

2. 一の位が引けない時は「10」を借りる

一のくらいが 引けない 時は、左がわの 十のくらいを 斜線(/)で 消して 1つ 減らした 数を 上に 書き、一のくらいの 上に「10」を かりて きます。

3. 一の位を計算する

かりて きた「10」と 一のくらいの 数を 合わせた 数から、引く数を 引き算して 下に 書きます。

4. 十の位を計算する

1つ 減らした 十のくらいの 数から 引き算を して、下に 書きます。

例題

問1

ひっ算を 見て 計算しましょう。

 42
15
   

問2

ひっ算で 計算しましょう。十の くらいから 10を かりて きましょう。

5328=

解説

問1

4215 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。今回は、引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいですね。この場合は隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておきましょう。すると一の位の計算は 125=7 となるので一の位の答えに 7 を書きます。次に十の位について計算します。先ほど一の位に「10」を貸したので、引かれる数は 3 となります。よって十の位は 31=2 となります。よってこの筆算の答えは 27 となります。

答え:27

 432
15
 27

問2

5328 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいので、隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておきましょう。すると一の位の計算は 138=5 となるので一の位の答えに 5 を書きます。次に十の位について計算します。先ほど一の位に「10」を貸したので、引かれる数は 4 となります。よって十の位は 42=2 となります。よってこの筆算の答えは 25 となります。

答え:25

 543
28
 25

練習問題

問1

ひっ算で 計算しましょう。

3416=

問2

ひっ算で 計算しましょう。

9083=

問3

本を 72ページ 読みます。今は 35ページ 読みました。のこりは 何ページ ですか。

応用問題

問1

80円 もって 買いものに 行きました。46円の アイスを 買うと、のこりは 何円 ですか。

問2

長い リボンが 92センチ、短い リボンが 65センチ あります。何センチ ちがいますか。

問3

この ひっ算は どこが まちがって いますか。正しい ひっ算を 書いて、答えを 出しましょう。

 73
48
 35

解答と解説

練習問題

問1

3416 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいので、隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておきましょう。すると一の位の計算は 146=8 となるので一の位の答えに 8 を書きます。次に十の位について計算します。先ほど一の位に「10」を貸したので、引かれる数は 2 となります。よって十の位は 21=1 となります。よってこの筆算の答えは 18 となります。

答え:18

 324
16
 18

問2

9083 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいので、隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておきましょう。すると一の位の計算は 103=7 となるので一の位の答えに 7 を書きます。次に十の位について計算します。先ほど一の位に「10」を貸したので、引かれる数は 8 となります。よって十の位は 88=0 となり、この筆算の答えは 7 となります。

答え:7

 980
83
  7

問3

残りのページ数を知りたいので引き算をしてみます。7235 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいので、隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておきましょう。すると一の位の計算は 125=7 となるので一の位の答えに 7 を書きます。次に十の位について計算します。先ほど一の位に「10」を貸したので、引かれる数は 6 となります。よって十の位は 63=3 となります。よってこの筆算の答えは 37 となり、残りのページは 37 ページであることが分かります。

答え:37ページ

 762
35
 37

応用問題

問1

残りの金額を知りたいので引き算をしてみます。8046 の筆算を考えていきましょう。まずは一の位から考えていきます。引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいので、隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておきましょう。すると一の位の計算は 106=4 となるので一の位の答えに 4 を書きます。次に十の位について計算します。先ほど一の位に「10」を貸したので、引かれる数は 7 となります。よって十の位は 74=3 となります。よってこの筆算の答えは 34 となり、残りの金額は 34 円であることが分かります。

答え:34円

 870
46
 34

問2

差を求めたいので長いリボンの長さから短いリボンの長さを引いてみましょう。9265 の筆算を考えていきます。まずは一の位から考えていきましょう。引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいので、隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておきましょう。すると一の位の計算は 125=7 となるので一の位の答えに 7 を書きます。次に十の位について計算します。先ほど一の位に「10」を貸したので、引かれる数は 8 となります。よって十の位は 86=2 となります。よってこの筆算の答えは 27 となり、リボンの差は 27 センチであることが分かります。

答え:27センチ

 982
65
 27

問3

この筆算はどこが間違っているのでしょうか。くり下がりのある筆算について思い出してみましょう。まずは一の位から考えていきましょう。引かれる数の一の位が引く数の一の位よりも小さいので、隣の十の位から「10」を借りて、十の位の引かれる数に斜線を引き、1つ減らした数を上に書いておくのでしたね。すると一の位の計算は 138=5 となるので一の位の答えは 5 となります。しかし今回はくり下がりを忘れて、一の位の引き算を「 83 」として計算してしまっています。くり下がりに気を付けて自分で計算をしてみましょう。

答え:くり下がりができていない。25

 763
48
 25

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)