小数 小数の 意味と 筆算とは
小数のわり算も、整数のときと同じように「1あたりの数を求める」や「いくつ分あるかを求める」という意味になります。筆算では「わられる数とわる数の両方に同じ数をかけても、商(答え)は変わらない」というわり算の性質を利用します。わる数が整数になるように小数点を右に移動させ、わられる数の小数点も「同じ数だけ」右に移動させることで、整数で割る計算と同じように解くことができます。
計算の ルール
1. わる数を整数にする
わる数(右側の数)の小数点を右に動かして、整数にします。
2. わられる数も動かす
わられる数(左側の数)の小数点も、わる数と同じ数(ケタ)だけ右に動かします。(足りないときは「」を書き足します)
3. 小数点を考えずに整数のわり算をする
整数同士のわり算として考えて商を求めます。
4. 商の小数点を打つ
わられる数の新しい小数点の真上に、商の小数点を打ちます。
例題
問1
「」の 計算を します。わる数の「」を 整数に する ために 10倍します。わられる数の「」も 10倍すると、どんな 式に なりますか。
問2
筆算で つぎの 計算を しましょう。商の 小数点の 位置に 気をつけましょう。
解説
問1
を10倍すると になって を10倍すると になるので、わり算は になります。
答え:
問2
わる数を10倍して にすると、わられる数も10倍する必要があるので、 になります。 をひっ算ですると、 の小数点の真上に小数点を打って が答えになります。
答え:3.1
練習問題
問1
次の 計算を 筆算で しましょう。
問2
次の 計算を 筆算で しましょう。
問3
面積が で、たてが の 長方形の かだんが あります。横の 長さは 何mですか。
応用問題
問1
たろう君は の 計算を まちがえて しまいました。正しい 答えは いくつ ですか。また、どこで まちがえたか 説明しましょう。
問2
商(答え)が もとの数(わられる数)より 大きく なる 式を すべて 選びましょう。
ア: イ: ウ:
問3
□ に あてはまる 数を 求めましょう。
解答と解説
練習問題
問1
を10倍すると になり を10倍すると になるので、 をすると が答えになります。
答え:4
問2
を10倍すると になり を10倍すると になります。 をひっ算ですると、 の小数点の真上に小数点を打って が答えになります。
答え:2.5
問3
問題文から という式を立てることができます。 を10倍すると になり を10倍すると になります。 をひっ算ですると、 の右端にある小数点の真上に小数点を打つため、 と の間に小数点が入り が答えになります。
答え:2.8m
応用問題
問1
を10倍すると になり を10倍すると になるので、 をして が正しい答えになります。しかし、図のひっ算の答えは になっており、小数点の位置を間違えたと考えられます。
答え:3、小数点の位置を間違えている
問2
わり算では、1より大きい数でわると答えは元の数より小さくなり、1より小さい数でわると答えは元の数より大きくなります。この問題では、元の数より大きくなる、つまりわる数が1より小さい式を選べばいいので、イとウが答えになります。
答え:イ、ウ
問3
をすると□に入る数を求められます。 のわる数を整数にするために小数点を右に動かして、わられる数の小数点も右に動かすと になるので、答えは になります。実際に□に を入れて をしてみると商が になるので、□に当てはまる答えが正しかったことを確認できます。
答え:3
