百分率(%)と歩合(割・分・厘)の換算

百分率と歩合とはなにか

割合を表すとき、これまでは「0.3」や「12」のような小数や分数を使ってきました。これ以外にも、もとにする量(全体の大きさである1)を「100」として表す「百分率(ひゃくぶんりつ)」と、もとにする量を「10」として表す「歩合(ぶあい)」という表し方があります。

百分率は「%(パーセント)」、歩合は「割(わり)・分(ぶ)・厘(りん)」という単位を使います。これらは言い方がちがうだけで、表している大きさは同じです。

百分率と歩合のルール

1. 百分率(%)で表す

割合に100をかけると、百分率になります。(例:0.5×100=50→50%)

2. 歩合(割・分・厘)で表す

小数第一位(0.1の位)が「割」、小数第二位(0.01の位)が「分」、小数第三位(0.001の位)が「厘」です。(例:0.325→3割2分5厘)

3. 小数の割合にもどす

百分率や歩合を割合にもどすときは、百分率は100でわり、歩合は「1割=0.1」と考えて直します。

例題

問1

次の割合を、百分率(%)で表しましょう。0.75

問2

次の割合を、歩合(割・分・厘)で表しましょう。0.35

解説

問1

割合を百分率に直すためには100倍して%をつければいいので、0.75を100倍して75%が答えになります。

答え:75%

問2

割合を歩合に直すためには小数第1位の数に割、小数第2位の数に分をつければいいので、3割5分が答えになります。

答え:3割5分

練習問題

問1

次の百分率を割合で表しましょう。120%

問2

次の歩合を割合で表しましょう。7割

問3

0.85を、百分率と歩合の両方で表しましょう。

応用問題

問1

12を、百分率と歩合で表しましょう。(ヒント:まず割合に直します)

問2

クラスの人数は40人で、そのうち虫歯がある人は8人です。虫歯がある人は、クラス全体の何%ですか。(ヒント:比べる量÷もとにする量)

問3

ある工場で作った製品500個のうち、3個が不良品(こわれた品)でした。不良品は何%含まれますか。また、歩合で表すとどうなりますか。

解答と解説

練習問題

問1

百分率を割合に直すためには100で割るといいので、120を100で割って1.2が答えになります。

答え:1.2

問2

歩合を割合に直すためには割の前の数を小数第1位にするといいので、0.7が答えになります。

答え:0.7

問3

割合を百分率に直すためには100倍して%をつければいいので、0.85を100倍して85%になります。割合を歩合に直すためには小数第1位の数に割、小数第2位の数に分をつければいいので、8割5分になります。

答え:85%、8割5分

応用問題

問1

12は1÷2と表せるので、1÷2を計算して割合にすると0.5になります。割合を百分率に直すためには100倍して%をつければいいので、0.5を100倍して50%になります。割合を歩合に直すためには小数第1位の数に割をつければいいので、5割になります。

答え:50%、5割

問2

クラスの人の中で虫歯のある人の割合は8÷40で求められます。計算すると0.2と割合で表せます。割合を百分率に直すためには100倍して%をつければいいので、0.2を100倍して20%が答えになります。

答え:20%

問3

製品の内で不良品の割合は3÷500で求められます。計算すると0.006と割合で表せます。割合を百分率に直すためには100倍して%をつければいいので、0.006を100倍して0.6%になります。割合を歩合に直すためには小数第3位の数に厘をつければいいので、6厘になります。

答え:0.6%、6厘

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)