九九:1の段

1の段とは

かけ算の基本となる「1の段」です。「1つ分の数が1」である場合、それがいくつ集まっても、全体の数は「集まった数(かける数)」と同じになることを理解しましょう。例えば「1つの箱に1個のケーキが入っているものが3箱」なら、ケーキは全部で3個です。

1の段のルール

1. かけ算の式の書き方

かけ算の式は、「1つ分の数」×「いくつ分」=「ぜんぶの数」というように書きます。

2. 1の段の増え方

1の段は、かける数(後ろの数)が1ずつ増えると、答えも「1」ずつ増えます。

3. 1の段の特徴

1にどんな数をかけても、答えは「かけた数」と同じになります。(1×5=51×8=8

例題

問1

おさらが 4まい あります。1まいの おさらに りんごが 1こずつ のって います。りんごは ぜんぶで 何こ ありますか。かけ算の 式も 書きましょう。

問2

1×3=3」は、どのように 読みますか。

解説

問1

1枚のお皿にりんごが1個ずつ乗っていてそのお皿が4枚あるので、「皿1枚分に乗っているりんごの数」×「皿の枚数」=「全部の数」で求められることが分かります。よって 1×4 を計算してみましょう。1の段は1にどんな数をかけても、答えは「かけた数」と同じになるので、かけた数の 4。つまりりんごの数は4こであることが分かります。

答え:4こ

問2

かけ算には式をそのまま読む読み方と覚えやすいようにした九九の読み方の2通りがあります。覚えやすい読み方は「1(いん)」「3(さん)」「が」(=のかわり)「3(さん)」という風にぎゅっと短く読みます。これはそれぞれのかけ算で同じように読み方があるので九九の読み方をぜひ覚えておきましょう。

答え:「いち かける さん は さん」と「いん さん が さん」

練習問題

問1

計算しましょう。

1×5=

問2

子どもが 7人 います。1人に 1まいずつ おり紙を くばります。おり紙は ぜんぶで 何まい いりますか。かけ算の 式を 書きましょう。

問3

1×4 の 答えは、1×3 の 答えより いくつ 大きい ですか。

応用問題

問1

□ に 入る 数を 考えましょう。

1×=8

問2

1×5=5」に なる お話を、自分で 考えて 書きましょう。

問3

1×9 の つぎは、1×10 です。1×10 の 答えは いくつに なると 思いますか。

解答と解説

練習問題

問1

1×5 を計算してみましょう。1の段は1にどんな数をかけても、答えは「かけた数」と同じになるのでしたね。よって答えはかけた数の 5 と一致します。つまり 1×5=5 となります。

答え:5

問2

1人1まいずつ配る折り紙を子ども7人に配るので、「1人に配る折り紙の枚数」×「子どもの人数」=「全部の数」で求められることが分かります。よって 1×7 を計算してみましょう。1の段は1にどんな数をかけても、答えは「かけた数」と同じになるので、かけた数の 7。つまり折り紙の枚数は7枚であることが分かります。

答え:7まい

問3

1の段のルールとして、「かける数(後ろの数)が1ずつ増えると、答えも『1』ずつ増える」というのがありましたね。よって 1×41×3 のかける数を比べてみましょう。今回はかける数が1増えているので答えも1増えることが分かります。よって 1×4 の答えは、1×3 の答えより1大きいことが分かります。

答え:1大きい

応用問題

問1

1の段のルールとして、「1にどんな数をかけても、答えは『かけた数』と同じになる」というのがありましたね。今回は「かけた数」が分かっていないので答えに注目してみましょう。すると答えは 8 であると分かっています。「かけた数 = 答え」となるので、□に当てはまる数は 8 と分かります。

答え:8

問2

1×5=5」になるようなお話を考えてみましょう。かけ算の式である「1つ分の数」×「いくつ分」=「ぜんぶの数」を意識して、いくつ分が 5 になるお話を考えられるといいですね。

答え:例)花びんが5つあります。それぞれの花びんに、お花を1本ずつかざりました。お花は全部で何本になりますか。

1×5=5

問3

1の段のルールとして、「かける数(後ろの数)が1ずつ増えると、答えも『1』ずつ増える」というのがありましたね。これはかける数が2ケタになっても同じように成り立ちます。1×91×10 ではかける数が1増えていることが分かるので、1×9=9 を利用すると答えも1増えた 10 であることが分かります。

答え:10

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)