偶数と奇数の定義と見分け方

ぐう数と き数とは

すべての整数は、2 でわり切れるかどうかで2つのグループに分けることができます。2 でわり切れる整数(あまりが 0 になる数)を「ぐう数(偶数)」と言います。2 でわり切れない整数(あまりが 1 になる数)を「き数(奇数)」と言います。見分けるときは、一の位の数字だけに注目すれば、どんなに大きな数でも一瞬で判断することができます。

計算の ルール

1. ぐう数

2 でわり切れる数。一の位の数字が 0、2、4、6、8 のどれかになっている数です。(0 もぐう数に入ります)

2. き数

2 でわり切れない数。一の位の数字が 1、3、5、7、9 のどれかになっている数です。

3. 見分け方のコツ

どんなに大きな数でも、一の位だけを見れば判断できます。

例題

問1

次の 数の 中から、ぐう数を すべて 選びましょう。

15、24、37、50

問2

「10005」は ぐう数ですか、き数ですか。

解説

問1

一の位の数が 2 で割り切れるものを選ぶので、24 と 50 が答えになります。

答え:24、50

問2

一の位の数が 5 なので、き数です。

答え:き数

練習問題

問1

次の 数の 中から、き数を すべて 選びましょう。

9、34、57、88、91

問2

「9999」は ぐう数ですか、き数ですか。

問3

き数と き数を 足し算すると、答えは ぐう数に なりますか、き数に なりますか。

応用問題

問1

1から 20までの 整数の 中に、ぐう数と、き数は それぞれ いくつ ありますか。

問2

4つの 連続した 整数(たとえば 4、5、6、7 など)を 足し算すると、答えは ぐう数に なりますか、き数に なりますか。

問3

ぐう数と ぐう数を かけ算すると、答えは ぐう数に なりますか、き数に なりますか。き数と き数の かけ算では どうですか。

解答と解説

練習問題

問1

一の位の数が 2 で割り切れないものを選ぶので、9 と 57 と 91 が答えになります。

答え:9、57、91

問2

一の位の数が 9 なので、き数です。

答え:き数

問3

実際にいくつか試してみましょう。3+5=8、7+9=16、11+13=24。どれもぐう数になりますね。き数は 2 で割ると 1 あまる数なので、き数を2つ足すと、あまりの 1 どうしが合わさって 2 になり、ちょうど 2 で割り切れるようになります。したがって、き数とき数を足すと必ずぐう数になると言えます。

答え:ぐう数

応用問題

問1

き数とぐう数は交互に並んでいます。1から20では数字が20こあり、き数とぐう数が交互にあるので、き数とぐう数の数は同じになります。つまり、き数とぐう数はどちらも10こあります。

答え:10こずつ

問2

実際に試してみましょう。4+5+6+7=22、1+2+3+4=10、9+10+11+12=42。どれもぐう数になりますね。き数とぐう数は交互に並んでいるので、連続した4つの整数には、き数が2ことぐう数が2こ必ず入っています。き数2こを足すとぐう数になり、ぐう数2こを足してもぐう数になります。最後にこの2つのぐう数を足すので、答えは必ずぐう数になると言えます。

答え:ぐう数

問3

まず、ぐう数どうしのかけ算を試してみましょう。2×4=8、6×8=48。どちらもぐう数です。ぐう数は 2 の倍数なので、それに何をかけても 2 の倍数のままです。だから答えは必ずぐう数になります。

次に、き数どうしのかけ算です。3×5=15、7×9=63。どちらもき数ですね。き数は 2 の倍数ではないので、き数どうしをかけても 2 の倍数にはなりません。だから答えは必ずき数になります。

答え:ぐう数 × ぐう数 = ぐう数、き数 × き数 = き数

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)