RISU 学び相談室

2026/03/31
ママ、パパからのご相談

【日能研】クラス落ちの原因は?クラスアップするための学習法を知りたい

小5の子どもが日能研に通っています。先日初めてクラス落ちしてしまいました。小4からコツコツ学習を続けてきましたが、最近学習がうまく回らなくなってきたように感じます。ここからどのようにすればクラスアップできますか?
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著者からの回答
日能研で初めてクラス落ちを経験すると「このまま成績が下がってしまうのではないか」と不安になってしまいますよね。

成績を回復し上のクラスを目指すには、選択集中スピードアップの3点が重要です。

本記事では、日能研のクラス替えの仕組み、クラス落ちの原因と対策、そしてクラスアップするための具体的な学習について詳しく解説します。
日能研でクラス落ちを経験しお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
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日能研のクラス分け概要

日能研のクラス昇降は、学習力育成テスト全国公開模試の結果に基づいて、小4・小5は2ヶ月に1回、小6は1ヶ月〜数ヶ月に1回クラスが判定されます。

上位クラスから、選抜(TMクラス)・応用(GもしくはM)・基礎(WもしくはA)に分かれます。

※首都圏の日能研は、運営会社が本部系か関東系かによってクラス名称が異なります。

【日能研】入塾テストの難易度は?入塾対策やクラス分け、最上位TMクラスについて詳しく知りたい(学び相談室)

テストの種類

日能研のクラス分けは、学習力育成テストと全国公開模試によって決まります。

それぞれについて解説します。

学力育成テスト(育成テスト)

2週間に1度、学習の1サイクルの範囲の定着度を測るテスト。
隔週と高頻度で実施されますが、日能研の特長である「フィードバックの速さ」を生かすことで、日々の学習をブラッシュアップすることができます。

全国公開模試

1〜2ヶ月に1回行われる実力テスト。

既習範囲全てから出題される「範囲の無いテスト」。
偏差値が算出されるため、学習の到達度や志望校との距離感を掴むことができます。

クラスの種類とレベル感

首都圏の日能研は約90校舎ありますが、運営団体が株式会社 日能研(本部系)と株式会社 日能研関東(関東系)の2種類に分かれます。

「面倒見が良い」「アットホーム」「宿題が少ない」といった日能研のイメージは、主に本部系によるもの。
関東系校舎の多くは本部系校舎よりも宿題が多く、指導も厳しめと言われます。

日能研のクラスは、日能研本部系の校舎は上位からGクラスWクラスに、日能研関東系の校舎はTMクラスMクラスAクラスに分かれます。

TMクラスは関東系校舎にのみ設置される、最難関校を目指すための地域選抜クラスです。
在籍者には特待生もおり、非常にハイレベルな授業が展開されます。

本部系関東系内容・対象
最上位
(偏差値65以上)
TМクラス
(Top of クラス)
筑駒・開成・麻布・桜蔭・女子学院・灘といった最難関校を目指す地域選抜クラス。
首都圏7校舎に設置。
上位
(偏差値55以上)
Gクラス Мクラス応用・発展内容。
上位校〜最上位校を目指す。
中・下位
(偏差値55未満)
WクラスAクラス基礎・標準内容。
中堅校〜上位校を目指す。

校舎の規模によっては、(上位から)G3・G2・G1といった形で、さらに細かく数字で分けられます。

続いて各学年ごとのクラス落ちの原因になりやすいポイントを解説します。

【小4】クラス落ちの主な原因

日能研では他塾と同様に新小4(小3の3月)から本格的な中学受験のカリキュラムがスタートします。

低学年から予科教室(低学年コース)に通っていたお子さんも、新小4から入塾したお子さんも、最初は受験勉強のリズムに慣れるのに一苦労します。
その中でいち早く中学受験塾のリズムに慣れ、学習スタイルを確立できたお子さんから成績上位に位置できるのです。

つまり小4でのクラス落ちは「日能研の学習サイクル」に乗れていないことに起因しています。

具体的には次の3つが原因である可能性が大きいです。

家庭学習のルーチン化不足

塾のカリキュラムに慣れるには、勉強をルーチン化し「」を作ることが大切です。

など「何」を「いつ(曜日や時間帯)」やるのかが決まっていないと、学習にムラが生じます。

勉強をお子さん任せにしてしまうと、苦手なものはどうしても避けがちなので、勉強が進むほど苦手はますます苦手になり、クラス落ちの原因となります。

テストへの不慣れ:学力育成テスト・全国公開模試

日能研のカリキュラムの特徴は「学力育成テスト」です。

定期的に学習内容の定着度を確認する「範囲のあるテスト」で、2週間に1回の実施というのは「授業内容をちょっと忘れそうな頃」という絶妙なタイミングです。

上位成績をキープするには、日々の宿題だけでなく、育成テスト前の復習をどのタイミングで行うか、何に取り組むか、といったスケジュール管理が重要になります。

さらに2ヶ月に一回実施される「全国模試」は、範囲の無いテストです。

全国模試はこれまで習ったこと全てが範囲となるので、小4スタート時から進むにつれてどんどん出題範囲が広がっていきます。

テストで判明した苦手箇所を積み残したままにしてしまうと、苦手が雪だるま式に増えていき、クラス落ちへと繋がります。

計算力の不足

中学受験で一般的に最も負担が大きい教科は算数です。
算数は多くの学校で入試配点が高く宿題量が最も多いため、算数を効率よく進めるためには、土台となる計算力が欠かせません。

速く正確な計算力が身についていないと、次のような問題が生じます。

このように、計算力の不足は算数だけでなく全教科の学習効率を下げてしまうため、クラス落ちの原因となります。

とくに注意したいのが、計算が遅いことで思考力系の問題を後回しにしてしまうこと。

小4のうちにしっかり試行錯誤する経験し思考力を鍛えないと、小5以降さらにレベルアップする算数で一気に失速する原因になります。

計算が早くなる方法を知りたい!計算が得意な子が自然にしている習慣とは?(学び相談室)」

 【小5】クラス落ちの主な原因

5年生になると、日能研のカリキュラムは一気に密度を増します。

テキストが分厚くなり、一回の授業で扱う内容が小4の2倍近くになります。

なるべく早くにご家庭なりの学習習慣を確立し、十分な計算スピードで授業・宿題・テスト・復習のサイクルを回せるようにならないと、小5から一気にバランスを崩しクラス落ちにつながることがあります。

具体的には次の3つが、クラス落ちのきっかけになりやすいです。

「比・割合」をはじめとする算数の重要単元が相次ぐ

中堅校は小5のテキストをやり込めば合格できる」と言われるほど、小5は重要かつ重い内容を扱う1年間です。

算数では「割合」の後、最重要単元である「」が登場します。

小4まではまだ助走期間と言える学習でしたが、小5から中学入試に直結する本格的な受験算数になります。

この時期に中学受験算数特有の抽象的な概念を理解しきれないと、図形、速さ、文章題のすべてでドミノ倒しのように点数が取れなくなり、クラス落ちの原因となります。

理科・社会の暗記量増大

理科と社会の暗記量がピークを迎えるのが小5の特徴です。

理科では原理原則を、社会では歴史の流れを押さえるなど、知識の土台部分を理解できるか否かが、その後の暗記効率を左右します。

理科

小5の理科では、小4で扱った生物・物理・地学・化学の4分野を、さらに深めながら学習していきます。

「生物は得意だけれど天体は苦手」など、得意不得意の差が大きいお子さんは、学習分野が変わった時にテスト成績が大きく下がりやすく、クラス落ちに繋がります。

社会

小5の社会では、前半で地理を完成させ、小5の後半で歴史を一気に学習します。

毎回違う内容を学習するので、その都度覚え切るつもりで学習スケジュールをこなさないと、育成テストの得点も、全国模試の結果も振るわずクラス落ちのリスクが高まります。

「解き直し」の質の低下

小5は全教科で入試に直結する重要単元が集中するため、宿題が膨大になります。

限られた時間をうまく使えないと、宿題を回すだけで終わってしまい、苦手を補強する解き直しをする、といった定着のための学習が不足します。

すでに1年以上塾に通っていることで、日能研の学習のサイクルには慣れているでしょう。

しかし

といった「質」にこだわった学習が疎かになると、小5のクラス落ちリスクは大きくなります。

 クラスアップするためのポイント3つ

クラスアップを目指すには、選択・集中・スピードアップの3つの側面からアプローチが必要です。

【選択】テストの「誤答分析」

日能研のテスト結果が返ってきたら、まずは「正答率」に注目しましょう。

正答率50%以上の問題で間違えているなら、それは「取れるはずの問題」。
ここを埋めるだけでクラスアップは目前です。

正答率が極端に低い難問を間違えていても、今の段階で気にする必要はありません。

正答率50%以上の問題を取り切った上で、目指すクラス帯に合わせて30%以上、20%以上、と基準を上げていきましょう。

【集中】取り組む問題を絞り込む

1の誤答分析で判明した「もう少しで正解できそうな問題」に絞りこんで、次のテストに向けて学習します。

ボリュームゾーンに位置する成績帯では「計算問題」や「基本問題(一行題)」が中心となる場合が多いでしょう。

応用問題に手を出したくなる気持ちを抑え、テキストの基礎問題を、何も見ずにスラスラ解けるまで3回は繰り返しましょう。

最上位へのクラスアップを狙う場合は、基礎を素早く(しかし精度は落とさず)終わらせ、応用・発展問題に当てる時間を増やします。

【スピードアップ】学習の効率化でできる問題を広げる

膨大な宿題をこなしテストで結果を出すには、そもそもの処理スピードを上げる必要があります。

特に難関校を志望する場合は、合否を分ける思考力問題に時間を割くために、基本的な処理スピードを上げることが必須条件です。

各教科の処理スピードを上げるために、以下のポイントを押さえて学習の効率化を目指しましょう。

算数

算数においては計算や基本問題での速く正確な処理能力が重要です。

これらを毎日のルーティンに組み込み、必ず制限時間を設けて取り組むようにしましょう。

国語

国語で時間がかかるお子さんは、言葉の知識が不足している場合がほとんどです。

語彙力を増やしつつ、文章全体に何が書かれているのかを考えながら素早く読むトレーニングが重要です。

入試直前期でなければ読書習慣を取り入れるのも良いでしょう。

理科・社会

理科社会の優先度は算数や国語に比べるとどうしても下がります。

しかし重要なのが、上位クラスのお子さんは「隙間時間」を有効活用している、という点。

寝る前にインプットした知識を、起床後すぐにアウトプットする、など脳にとって科学的に記憶しやすい学習の型を作りましょう。

おうちの方がクイズ形式で出題してあげるなど、一工夫するとお子さんの知識は効率よくアップします。

自分なり(ご家庭なり)の暗記の型ができると、暗記ものの処理スピードは飛躍的に上がっていきます。

クラスを下げて「基礎」を固めるメリットもある

クラス落ちには実はメリットもあります。

上位クラスは応用問題が中心となるので、基本事項はさらっと終えてしまいます。

そのためテスト基礎だけを戦略的に取り切ってギリギリ上位クラスに滑り込むと、どうしても授業のレベルと実力とのギャップが大きくなりがちです。

すると、一時的に上位クラスに上がれてもすぐに下のクラスに戻ってしまう、という繰り返しになるかもしれません。

「すぐにクラスを戻さなければいけない」と焦る必要はありません。

目の前の偏差値に振り回されず、まずは今のクラスでトップをキープし実力を固めていくことで、自然とクラスアップが実現するのが理想です。

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【体験談】RISU算数は中学受験に効果あり?難関校・塾なし受験など合格者たちの使い方を知りたい

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2.「チュートリアル」「解説動画」で疑問を解決

新しい学習は丁寧なチュートリアルからスタート。
特に中学受験の特殊算はイメージできるかがカギ。
RISU算数なら視覚的イメージで理解できるから、初めての勉強内容でも問題をすらすら解くことができます。

分からない問題は解説動画で疑問を解決。
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3:文章問題・図形問題が豊富

RISU算数では、文章問題や図形問題が豊富に出題されます。
計算問題だけでなく、段階的にレベルアップしていくことが、算数の本質的な理解につながります。

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5:保護者も安心のサポート体制

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毎日忙しいおうちの方も、お子様の隣でつきっきりになる必要はなく、安心して学習を見守ることができます。

RISU算数を復習に使っています。一旦クリアした単元でもしばらく経つと忘れている場合があります。RISUの問題は単元ごとにまとまっており、非常に見やすいので、ピンポイントでその単元に戻って復習することができます。また、紙ではないのでかさばらず場所をとらないのも良いです。
(小5 A.Oさんの保護者様)

RISU算数は中学受験に効果あり?塾なしでも合格できる?活用例や体験談を知りたい(学相談室)

日能研でクラス落ちする原因と対策まとめ

自分の弱点と向き合って這い上がった経験は、お子さんの大きな自信となり入試本番の粘り強さに繋がります。

ただし日能研のクラスは、あくまで「現時点での習熟度に合わせた最適な学習環境」に過ぎません。

おうちの方は偏差値やクラスといった目先の評価に振り回されず、お子さんにとって必要なことは何かを冷静に見極めていきましょう。

クラスアップは、そうした地に足のついた学習の先に自然に見えてくるはずです。

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