球の性質と図

球の 性質

ボールのような、どこから見ても「円」に見える丸い形を「球(きゅう)」といいます。 球の中にも、円と同じように「中心」「半径」「直径」があります。球の「中心」はちょうど真ん中の点であり、そこから球の表面(まわり)までの距離はどこを測っても同じになります。また、中心から表面までの長さを「半径」、中心を通って表面から表面までまっすぐ結んだ長さを「直径」といいます。 球をどこで切っても、切り口は必ず「円」になります。そして、球の「中心を通るように」半分に切ったとき、切り口の円が一番大きくなります。

球の 計算ルール

1. 直径の求め方

球の直径 = 球の半径 ×2

2. 球の図のかき方

球の図をかくときは、1つの円をかき、その中に横から見た切り口となる「だ円(横長につぶれた円)」を点線と実線でかきます。

例題

問1

1辺が 20cm の 立方体の 箱に、ボール(球)が ぴったり 入って います。この 球の 直径と 半径は、それぞれ 何cmですか。

問2

球を 切る とき、切り口が 一番 大きな 円に なるのは、どこを 通るように 切った ときですか。

解説

問1

立方体に球がぴったりと入っている時、立方体の1辺の長さと球の直径の長さが同じになるので直径の長さは 20cm です。直径の長さを2分の1すると半径の長さになるので、20cm を2分の1して 10cm が半径の長さになります。

答え:直径 20cm、半径 10cm

20÷2=10

問2

球の中心を通るように球を切ると、切り口が最も大きい円になります。このとき円の半径は球の半径と同じになります。

答え:球の中心

練習問題

問1

半径が 15cm の 球の 直径は 何cmですか。

問2

半径 13cm の 球が ぴったり 入る 四角い 箱を 作ります。箱の 1つの 辺は 何cmに すれば よいですか。

問3

図を 参考に、ノートに 球を かきましょう。

応用問題

問1

筒の 中に ボールが 3つ ぴったり 重なって 入って います。筒の 高さは 24cm です。ボール 1つの 半径は 何cmですか。

問2

球を 切った ときの 切り口は、どんな 角度から 切っても 同じ 形に なります。何という 形ですか。

問3

直径が 7cm の 玉と、半径が 4cm の 玉が あります。どちらが 大きいですか。

解答と解説

練習問題

問1

半径の長さを2倍すると直径の長さになるので、15cm を2倍して 30cm が直径の長さになります。

答え:30cm

15×2=30

問2

箱に球がぴったり入っている時、箱の1辺の長さは球の直径と等しくなります。半径の長さを2倍すると直径の長さになるので、13cm を2倍して 26cm が答えになります。

答え:26cm

13×2=26

問3

球の見取り図を描くときは、まず円を描いてそこに立体感を出すために楕円の上半分を点線、下半分を実線で書きます。

応用問題

問1

ボールが3こ入った筒が 24cm なので、ボールの直径は 24cm を3分の1して 8cm になると分かります。次に、直径の長さを2分の1すると半径の長さになるので、8cm を2分の1して 4cm が答えになります。

答え:4cm

24÷3=8
8÷2=4

問2

球はどんな角度から切っても、その切り口は円になります。

答え:円

問3

玉(球)の大きさを直径の長さで比べます。半径の長さを2倍すると直径の長さになるので、半径 4cm の玉の直径は 8cm になります。直径を比べると 7cm と 8cm なので、半径 4cm の玉の方が大きくなると分かります。

答え:半径が4cmの玉

4×2=8

※1:各塾・団体主催の公開テスト・模試での成績(2018〜2025年当社調べ) ※2:過年度の累計(2018年〜2025年)