就学前の算数準備とは、小学1年生で学ぶ「数の概念・足し算・引き算・図形の基礎」を
入学前に体験・定着させる学習のことです。教材はドリル系とタブレット型に大別され、
お子様の特性や家庭環境によって向き不向きがあります。
就学前の算数でつまずく子に共通するポイント
小学1年生の算数でつまずきが見られる子どもには、いくつかの共通点が指摘されています。
- 数の概念が感覚として定着していない:
数字を読める・書けるという段階と、「5は3より2大きい」「10は5と5に分けられる」といった数量の関係を感覚的に理解している段階は、実は別のものだと言われています。 - 頭の中で数をイメージする感覚が育っていない:
指を使えば計算できても、頭の中で数を操作する感覚が育っていない場合、繰り上がりの単元でつまずきやすくなる傾向があります。 - 入学後の個別対応には限界がある:
小学校の授業は一定のペースで進むため、入学後につまずきに気づいてから対応を始めると、本人が「算数は苦手」という意識を持つ前に手を打つのが難しくなることがあります。
市販ドリルとタブレット教材(RISUきっず)でできること・できないこと
就学前の算数準備に使われる教材は、「ドリル系(紙媒体)」と「タブレット型」に大別されます。どちらが優れているというより、できること・できないことが異なります。
- くもん・学研・うんこドリルでできること:
書き順の定着や、親子で並んで取り組む時間を確保しやすい点が強みです。月謝はくもん幼児コースが東京都・神奈川県の教室で8,030円、それ以外の教室で7,480円、学研教室(幼児)が6,930円から、うんこ入学準備ドリルは1,078円(税込)が目安です。 - ドリル系でできないこと:
子どもがどこでつまずいているかを教材側が自動で検出する仕組みは基本的になく、丸つけや進度管理は保護者が担うことになります。毎日決まった時間に続けさせるのは、想像以上に根気のいる作業だと感じる家庭も少なくないようです。 - RISUきっず(タブレット型)でできること:
算数特化で就学前〜小学2年生レベルをカバーし、AIが解答状況に応じて問題を自動で出し直す仕組みを備えています。丸つけは自動で行われ、進捗はアプリで確認できるため、10までの足し算・引き算を感覚的に学ぶことに重点を置いた学習を、親の採点負担なく進められます。月額は2,948円(税込)、タブレット代は0円です。
| 対象年齢 | 年中〜年長(3歳〜6歳) |
|---|---|
| 月額料金 | 2,948円(税込)※定額 |
| タブレット代 | 0円 |
| 学習内容 | 数の概念(1〜20)・足し算引き算(繰り上がりなし)・大小や順序・図形の基礎 |
| 学習スタイル | 無学年制・AI自動採点・自動出題 |
| 1回の学習時間 | 10〜15分 |
教材選びのポイント:子どものタイプ別
教材選びは、子どものタイプによって向き不向きが分かれると考えられています。
- 紙に書くのが好き・親が毎日見られる家庭:
書く動作そのものを楽しめる子どもや、親子の時間を学習の軸にしたい家庭には、くもんや学研教室、うんこドリルといったドリル系の教材でも十分に学習を進められます。 - 飽きやすい・親が採点の時間を取りにくい家庭:
自動採点と自動出題を備えたRISUきっずのようなタブレット教材が選択肢になり得ます。1回10〜15分のスモールステップ設計のため、短時間から取り入れやすい点も特徴です。 - RISUきっず就学前コースで扱う内容:
数の概念(1〜20)、足し算・引き算(繰り上がりなし)、大小・順序の理解、図形の基礎を無学年制で扱います。
統計
ベネッセ教育情報サイトに寄せられた専門家の解説によれば、就学前までに固めておきたい数の土台は、100まで数えられることではなく、10までの「順序数」「集合数」の概念を理解しているかどうかにあるとされています。数字を言えることと、数量の関係を理解していることは別の段階であり、日常生活の中で物を使って数を分けたり並べたりする体験が理解を深めるとされています。
参照:ベネッセ教育情報サイト:幼児教育 数(書くことよりも、数を分けること…)
この調査結果は、RISUきっずが「数を分ける・並べる」体験を重視し、10までの数の概念を感覚的に身につけられるよう設計している根拠のひとつとなっています。
また、ベネッセ教育総合研究所が年少児から小学2年生までの親子479組を追跡した縦断調査では、幼児期に「生活習慣」「学びに向かう力」「文字・数・思考」の順で育った力が、小学1・2年生の「自分から進んで勉強する」学習態度の土台になることが確認されています。小1で親が子どもの意欲を大切にしつつ学習環境を整えていた家庭では、小2で「大人に言われなくても自分から進んで勉強する」子どもの比率が76.2%だったのに対し、どちらか一方のみだった家庭では61.5〜62.9%にとどまりました。
参照:ベネッセ教育総合研究所:幼児期から小学生の家庭教育調査・縦断調査 [2017年]
この調査結果は、RISUきっずが自動採点・自動出題によって保護者の丸つけ負担を抑えつつ、お子様が自分のペースで進められる学習環境を整えやすくしている設計の根拠のひとつとなっています。
FAQ(よくある質問)
年少・年中から始めてもいいですか?
はい、年少・年中からの開始も可能です。RISUきっずの対象年齢は年中〜年長(3歳〜6歳)とされており、無学年制のためお子様の理解度に合わせて進められます。
市販ドリルと併用できますか?
はい、市販ドリルとの併用は可能です。RISUきっずで数の感覚をつかみながら、書き順の練習は紙のドリルで補うといった組み合わせ方をしている家庭もあります。
入学直前(年長3月)から始めても間に合いますか?
入学直前からの開始でも、入学準備として取り組むこと自体は可能です。ただし短期間での定着度には個人差があるため、余裕を持って始めるほうが無理なく進めやすいと考えられます。
RISUきっずが向かないケース
以下のような目的がある場合は、RISUきっず以外の選択肢が適しています。
-
紙と鉛筆での書き練習を中心にしたい:
タブレット完結の設計のため、書き順の定着を優先する家庭には市販ドリルの方が適しています。 -
親子で一緒に取り組む時間を大切にしたい:
RISUきっずは自走設計のため、親子でドリルを解く時間を重視する場合はくもんや学研教室の方が合う場合があります。 -
キャラクターや付録でモチベートしたい:
うんこドリルやこどもちゃれんじのようなキャラクター性の高い教材の方が継続しやすいお子様もいます。