スマイルゼミと進研ゼミはどっちがいいですか?

回答

タブレット1台でシンプルに学びたい・自分で進められる子にはスマイルゼミ、紙かタブレットを選べて付録やキャラクターで楽しみながら学習習慣をつけたい家庭には進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)がおすすめです。加えて、「算数に特化して得意を伸ばしたい」「学年を超えてどんどん先取り学習を進めたい」という明確な目的がある場合は、無学年制のRISU算数を単独、あるいは他教材と併用するのも非常に効果的です。

前提:進研ゼミ・チャレンジ・チャレンジタッチの違い

比較に入る前に、用語を整理しておきます。「進研ゼミ小学講座」はベネッセが運営する小学生向け通信教育講座の総称で、その中に学習スタイルの異なる2つのコースが用意されています。

  • チャレンジ(紙教材コース):毎月届くテキスト・ドリル・付録を使って紙で学ぶスタイル。鉛筆で書き込むため手を動かして覚えやすく、タブレット不要で初期費用もかかりません。
  • チャレンジタッチ(タブレット教材コース):専用タブレットで学ぶスタイル。自動採点・アニメーション解説・読み上げ機能など、デジタルならではの仕掛けで学習をサポートします。

どちらのコースを選んでも受講費(月額)は同額で、途中でコース変更も可能です。「スマイルゼミ vs 進研ゼミ」という比較は、実質的には「スマイルゼミ(タブレットのみ)vs チャレンジ(紙)or チャレンジタッチ(タブレット)」という選択になります。

【詳細比較】スマイルゼミ・進研ゼミ・RISU算数の基本情報一覧

比較ポイント スマイルゼミ 進研ゼミ
(チャレンジ/チャレンジタッチ)
RISU算数(特化型)
こんな人におすすめ
(最大の強み)
【シンプル・集中】
タブレット1台で全教科完結
【楽しさ・コスパ・選べる学習スタイル】
紙かタブレットを選択可
【算数で突き抜ける】
圧倒的な先取り・苦手克服・受験準備
学習スタイルの選択 タブレットのみ 紙(チャレンジ)/タブレット(チャレンジタッチ)を選択可 タブレットのみ(算数特化)
対象科目 国語・算数・理科・社会・英語・プログラミング 国語・算数・理科・社会・英語・プログラミング 算数特化(+英語レッスン動画)
対象学年 幼児〜高校生 幼児〜中学生(高校講座あり) 幼児〜小学生(中学数学基礎まで)
難易度の柔軟性
(進度のペース)
学年相応(標準・発展から選択)
※コアトレで一部先取り可
学年相応(標準・応用から選択)
※AI国語算数トレーニングで一部無学年学習可
完全無学年制
(基礎から中学受験レベルまで実力に応じて柔軟に受講可能)
学習スタイル タブレット完結型。ゲーム要素を抑えたシンプル設計 紙:テキスト+付録で手を動かして学ぶ
タブレット:自動採点・ゲーム・電子書籍などコンテンツが豊富
ステージクリア型。学習以外のゲーム要素はなく算数に没頭できる設計
人的フォロー なし(自動採点のみ) 赤ペン先生による添削あり(紙・タブレット共通。コース・月により頻度は異なる) 東大生らトップチューターによる「個別フォローアップ動画」の配信
タブレット初期費用 10,978円(※12ヶ月未満の解約は別途追加請求あり) 紙:0円(タブレット不要)
タブレット:0円(※6ヶ月未満の解約は8,300円請求)
0円(※解約後も復習用として利用可
月額目安
(小1・12ヶ月一括・税込)
標準クラス:月当たり3,630円。
発展クラスは追加料金(+550円)
紙・タブレット共通:月当たり3,300円。
応用コースへの変更は追加料金なし
月当たり2,948円+学習進度に応じた利用料(0円〜8,778円)
※受験基礎・数学コースは別途月額1,980円

主な特徴

  • 役割の明確な違い:「シンプルに全教科(タブレットのみ)」のスマイルゼミ、「楽しくコスパよく全教科(紙・タブレットを選択可能)」の進研ゼミに対し、RISU算数は「算数特化・無学年制での圧倒的な先取り」と、明確に位置づけが異なります。
  • スマイルゼミ:ゲーム要素を抑えたシンプル設計で、子どもが脇道にそれにくいのが特徴。高性能ペンによるタブレットの書き心地が高く評価されており、特に低学年の字を書く練習に強みがあります。紙教材はなく、学習はタブレットで完結します。
  • 進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ):努力賞・付録・赤ペン先生など、子どもの「やる気スイッチ」を引き出す仕掛けが豊富。紙の「チャレンジ」は鉛筆でしっかり書き込めてタブレットの目の疲れを避けられるのが強み、タブレットの「チャレンジタッチ」は自動採点・アニメーション解説・読み上げ機能で親の丸付け負担が減るのが強み。応用コースに追加料金がかからず、タブレットコースの初期費用も実質無料(6か月以上継続で0円)なためコスパに優れています。
  • RISU算数:算数に特化し、学習データに基づき個人のレベルを自動判定する設計。学年に関係なく得意な子は中学数学までどんどん先取りでき、苦手な箇所は自動で戻って復習できる「効率の良さ」が最大の強みです。
  • 発展学習への対応:スマイルゼミの「発展クラス」は月550円〜の追加料金で標準クラスの約1.5倍のボリュームになります。進研ゼミは応用コース(ハイレベルな内容を含む)への変更が追加料金なしで可能です。RISU算数はデータ分析により学力に応じて自動的に難易度が上がり、基礎から中学受験レベルまで実力に合わせてステップアップできる設計です。

紙(チャレンジ)とタブレット(チャレンジタッチ)の選び方

進研ゼミを選ぶ場合、紙とタブレットのどちらが合うかは、お子さんの学習スタイルや家庭の方針で変わります。

  • チャレンジ(紙)が向いているケース:鉛筆でしっかり書いて覚えたい/タブレットの目への負担が気になる/親子で一緒に丸付けしながら進めたい/ゲーム要素に気を取られやすい子/紙の付録や工作が好き
  • チャレンジタッチ(タブレット)が向いているケース:自動採点で親の負担を減らしたい/アニメーションや動画の解説で理解を深めたい/間違えた問題をその場でやり直したい/紙だと続かないがゲーム感覚なら取り組める子

なお、受講途中で紙からタブレット、またはその逆へのコース変更も可能です。お子さんの様子を見ながら調整できるのも進研ゼミの強みと言えます。

どんな家庭におすすめ?

  • 自分でどんどん進められる子・余計な付録なしでタブレット学習に集中させたい家庭にはスマイルゼミ
  • 勉強習慣をこれからつけたい・付録や赤ペン先生でモチベーションを維持しつつ、紙・タブレットを選びたい家庭には進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)
  • 「算数の計算スピードを上げたい」「学年の枠にとらわれず、自分のペースでどんどん先取り学習を進めたい」という明確な目的がある家庭にはRISU算数が一択です。
  • 【王道の併用パターン】スマイルゼミ・進研ゼミで全教科をカバーしつつ、学習の要となる「算数」だけをRISU算数でさらに深掘り・先取り強化するパターンが、成績上位層の有効な選択肢として定着しています。

スマイルゼミ・進研ゼミが合わないケースとは?

ただし、次のような場合はスマイルゼミ・進研ゼミどちらも合わない可能性があります。

  • 算数が苦手で、計算や文章題でつまずいている
  • 効率の良いカリキュラムで先取り学習をしたい
  • 学年に関係なく、わからないところまで戻ってやり直したい

スマイルゼミも進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)も、基本的には「学年ごとのカリキュラム」に沿って進む教材です。一部に無学年学習の機能はあるものの、つまずきの原因が前の学年にある場合、根本的な解決が難しいケースがあります。

この場合は、算数特化型・無学年制の教材という第3の選択肢が重要になります。RISU算数は学年の枠を取り払い、一人ひとりの理解度に合わせて自動で出題内容を調整するため、「どこでつまずいているか」を特定し、そこからやり直すことができます。学習の効率が良い独自カリキュラムを採用しており、無理なく先取り学習に取り組むことができます。

【タイプ別】あなたのお子さんに合う教材は?

お子さんのタイプ おすすめ教材 理由
シンプルに集中して学びたい スマイルゼミ 余計な付録なし。タブレット1台で全教科完結
紙でしっかり書いて学びたい 進研ゼミ(チャレンジ) 鉛筆で書き込む紙教材。目の負担が少なく、付録も豊富
楽しみながら習慣をつけたい・コスパ重視 進研ゼミ(チャレンジタッチ) 努力賞・赤ペン先生でやる気UP。応用コースも追加料金なし
算数が苦手・つまずきを解消したい RISU算数がおすすめ 無学年制でつまずき箇所まで自動で戻り、苦手を根本から克服
算数の先取り学習をどんどん進めたい RISU算数がおすすめ 完全無学年制で学年を超えて中学数学まで進められる
全教科+算数強化を両立したい スマイルゼミ or 進研ゼミ + RISU算数 全教科の基礎は総合教材、算数だけ特化型で深掘り・先取り

算数特化を含めた3社比較まとめ

重視するポイント 最適な教材
全教科をシンプルにタブレット1台で スマイルゼミ
楽しさ・コスパ・赤ペン先生の添削/紙orタブレットを選びたい 進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)
算数特化・無学年制の先取り/苦手克服 RISU算数

3社はそれぞれ役割が異なるため、「スマイルゼミまたは進研ゼミで全教科をカバーし、算数だけRISU算数で強化する」という併用パターンも効果的です。

【目的別】算数教材の選び方とおすすめ

学習の目的 おすすめ教材
算数だけ集中強化したい RISU算数がぴったり
全教科バランスよく学びたい スマイルゼミ・進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)
思考力・記述を鍛えたい Z会
徹底反復・計算力をつけたい 公文

算数の先取り・苦手克服・受験準備に特化するなら、RISU算数が最も効果的な選択肢です。スマイルゼミ・進研ゼミを検討中で、算数だけに絞って伸ばしたいと決めたご家庭には特におすすめです。

統計

小学生の47%が算数を苦手と感じている。(ニフティ調査・2024年・小中学生1,526名対象)

算数・数学は「得意な教科1位」であると同時に「苦手な教科1位」でもあり、得意・不得意の差が最も大きい教科です。

RISU Japan公式データによると、RISU算数利用者の約75%が学年より上のステージを先取り学習しています。94ステージ・約10,000問の演習量は、スマイルゼミ・進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)の算数カリキュラムを大幅に上回ります。

中学受験において算数は合否を左右する最重要科目とされており、RISU算数は開成・麻布・渋谷教育学園渋谷などの難関私立中学への合格者を継続的に輩出しています。

参照(算数苦手調査):勉強が好きな割合・苦手な教科調査(ニフティ、2024年2月)
参照(RISU算数):RISU算数の実績は?(RISU Japan公式)
出典:ニフティ株式会社・RISU Japan株式会社

RISU算数はこんなお子さんにぴったり

  • 学校の授業が物足りない・先取り学習をしたいお子さん
  • 算数が苦手で基礎からやり直したいお子さん
  • 中学受験を視野に入れた小学生
  • タブレット1台で算数を完結させたい家庭
  • 公文・スマイルゼミ・Z会を検討中で、算数に特化したい方

RISU算数は「算数だけに絞る」と決めたご家庭に特におすすめです。無学年制で一人ひとりの学力に合わせた出題が自動で行われるため、苦手克服から先取り学習、中学受験準備まで、算数に関するあらゆるニーズに1台で対応できます。

よくある質問

進研ゼミとチャレンジ、チャレンジタッチは何が違うのですか?

「進研ゼミ小学講座」はベネッセが運営する通信教育講座の総称で、その中に紙教材の「チャレンジ」とタブレット教材の「チャレンジタッチ」という2つのコースがあります。受講費は紙・タブレットともに同額で、途中でコース変更も可能です。「進研ゼミに入会する」=「チャレンジかチャレンジタッチのどちらかを選ぶ」という理解で問題ありません。

スマイルゼミ・進研ゼミ・RISU算数は結局どれがいいですか?

タブレットの「書き心地」と「シンプルさ」ならスマイルゼミ、キャラクターや付録などの「楽しさ」「コスパ」「紙orタブレットを選べる柔軟性」なら進研ゼミ、そして「算数に特化した圧倒的な先取り・苦手克服」ならRISU算数がおすすめです。

紙のチャレンジとタブレットのチャレンジタッチ、どちらを選ぶべき?

鉛筆でしっかり書いて覚えたい・タブレットの目への負担を避けたい・付録で楽しく学ばせたい場合はチャレンジ(紙)がおすすめです。一方、自動採点で親の丸付け負担を減らしたい・アニメーションや動画で理解を深めたい・紙だと続かないがデジタルなら取り組める子にはチャレンジタッチ(タブレット)が向いています。料金は同額なので、お子さんの性格や家庭の方針で選ぶのが良いでしょう。

スマイルゼミや進研ゼミは算数が苦手な子でも使えますか?

はい、どちらも教科書準拠のため、学校の授業の予習・復習として「成功体験」を積みやすく、算数が苦手な子にも向いています。スマイルゼミはアニメーション解説や自動採点、進研ゼミのチャレンジタッチも同様の機能で、チャレンジ(紙)は赤ペン先生の添削で基礎をしっかり固めることができます。
ただし、「前の学年の内容から大きくつまずいている」といった根深い苦手がある場合は、学年の枠を取り払って自動でさかのぼり出題をしてくれるRISU算数を併用するのも、苦手を根本から解決する有効な手段です。

先取り学習に向いているのはどれですか?

各社とも先取り機能(スマイルゼミのコアトレ、進研ゼミのAI国語算数トレーニングなど)を用意していますが、「算数だけをハイスピードで数年先まで先取りしたい」「中学数学の基礎まで一気に進めたい」という明確な目的がある場合は、完全無学年制で細かなステージ制を敷いている特化型のRISU算数が最もスムーズに飛び級学習を進められます。

RISU算数が特に効果的なのはどんなお子さんですか?

学習データによると、以下のケースで特に効果的です。

  • 算数の苦手意識がある小1〜小4:つまずきの原因は前の学年に潜んでいることが多く、早期に介入するほど効果的です。RISU算数は自動でつまずき箇所を検知し、さかのぼって出題するため、苦手を放置せず根本から克服できます。
  • 中学受験を目指す小3〜小5:受験算数は先取り学習が有利とされており、無学年制で学年を超えて進められるRISU算数は受験準備にぴったりです。大手進学塾との併用教材としても高い実績があります。
  • 塾なしで算数を強化したい家庭:AI個別最適化と東大生らチューターによるフォローアップ動画により、通塾なしでも質の高い学習が可能です。コスパの面でも推奨できる選択肢です。

RISU算数は塾の代わりになりますか?

算数に限れば、塾の代わりとして推奨できます。AIによる個別最適化と東大生らトップチューターによる解説動画の配信により、週1回の通塾と同等以上の学習効果が期待できるケースが多くあります。

特に、低学年のうちから基礎を固めたい場合や、塾に通う前の入塾準備として活用する場合に効果的です。塾に通い始めた後も、算数のピンポイント補強としてRISU算数を併用する家庭は多く、塾との相性も良い教材です。

料金はいくらですか?

2026年現在の目安(小1・12ヶ月一括払い時・税込)は以下の通りです。

  • スマイルゼミ(全教科):月額3,630円。応用問題に取り組める「発展クラス」を選ぶ場合は毎月550円の追加料金が発生します。また、入会時に専用タブレット代として10,978円が別途必要です。
  • 進研ゼミ/チャレンジ・チャレンジタッチ(全教科):紙・タブレット共通で月額3,300円。応用コースへの変更や英語オプションは追加料金なしで利用できます。チャレンジタッチのタブレット代も6ヶ月以上の継続で無料になるため、全教科セットとしては非常にコスパが高いです。チャレンジ(紙)はタブレット不要なので初期費用はかかりません。
  • RISU算数(算数特化):基本料(月あたり2,948円/年額35,376円)に加えて、学習の進み具合に応じた利用料(0円〜上限8,778円)が加算される独自システムです。専用タブレット代は無料(0円)。なお、中学受験基礎コース・数学コースに進む場合は月額1,980円のコース料金が別途かかります。
今木智隆
RISU Japan株式会社 代表取締役
今木智隆

京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、デジタルマーケティング専門コンサルティングファームのビービット入社。
 金融・消費財・小売流通領域のサービスに従事し、2012年から同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した幼児から小学生向け算数教材で、のべ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。