スタディサプリとZ会はどっちがいいですか?

回答

コストを抑えて映像授業で効率よく学びたい・自分のスマホやタブレットで手軽に始めたい家庭にはスタディサプリ、思考力や記述力を本格的に鍛えたい・難関校を視野に入れたハイレベルな学習をしたい家庭にはZ会がおすすめです。加えて、「算数に特化して得意を伸ばしたい」「学年を超えてどんどん先取り学習を進めたい」「算数の苦手を根本から克服したい」「まず1教科だけ負担なく始めてみたい」という明確な目的がある場合は、無学年制のRISU算数を単独、あるいは他教材と併用するのも非常に効果的です。

前提:スタディサプリとZ会の立ち位置の違い

比較に入る前に、両者の基本的な位置づけを整理しておきます。

  • スタディサプリ小学講座:リクルートが提供する映像授業中心のオンライン学習サービス。お子さん自身のスマホ・タブレット・PCで視聴でき、専用端末は不要。月額1,815円〜と、他の通信教育と比べて圧倒的にリーズナブルなのが最大の特徴です。
  • Z会 小学生講座:長年の実績を持つ通信教育大手。紙の「小学生コース」とデジタルの「小学生タブレットコース」から選択可能で、応用力・思考力・記述力を鍛えるハイレベルな教材設計が強み。難関中学受験対策としても定評があります。

つまり「スタディサプリ vs Z会」という比較は、実質的には「手軽さ・コスパ重視のオンライン映像授業 vs 思考力・記述力重視の本格通信教育」という、性格の異なる教材同士の選択になります。

【詳細比較】スタディサプリ・Z会・RISU算数の基本情報一覧

比較ポイント スタディサプリ Z会
(小学生コース/タブレットコース)
RISU算数(特化型)
こんな人におすすめ
(最大の強み)
【コスパ・手軽さ】
月額1,815円〜、スマホで完結
【思考力・難関校対策】
応用・記述力・中学受験に強い
【算数で突き抜ける】
圧倒的な先取り・苦手克服・1教科から始めやすい
学習スタイルの選択 手持ちのスマホ・タブレット・PC(専用端末なし) 紙(小学生コース)/タブレット(小学生タブレットコース)を選択可 専用タブレット(算数特化)
対象科目 小1・小2:国語・算数
小3〜小6:国語・算数・理科・社会
国語・算数・理科・社会・英語・みらいたんけん学習・プログラミング学習 算数特化(+英語レッスン動画)
対象学年 小学生〜高校生・大学受験 幼児〜大学受験・社会人 幼児〜小学生(中学数学基礎まで)
難易度の柔軟性
(進度のペース)
学年相応+学年を超えて視聴可能(見放題) 学年相応(スタンダード・ハイレベル・中学受験コースから選択) 完全無学年制
(基礎から中学受験レベルまで実力に応じて柔軟に受講可能)
学習スタイル プロ講師の映像授業+確認ドリル中心 紙:テキスト+添削指導
タブレット:デジタル教材+添削指導
ステージクリア型。学習以外のゲーム要素はなく算数に没頭できる設計
人的フォロー なし(自分で映像授業を視聴する自学自習スタイル) 専任指導者による添削指導(毎月) 東大生らトップチューターによる「個別フォローアップ動画」の配信
タブレット初期費用 0円(手持ち端末を使用) 44,600円(小学生タブレットコースのみ)
※小学生コース(紙)は不要
0円(※解約後も復習用として利用可
月額目安
(小1・12ヶ月一括・税込)
月当たり1,815円(学年共通) 小学生タブレットコース:月当たり3,672円
※学年が上がると段階的に上昇(小6で9,775円)
月当たり2,948円+学習進度に応じた利用料(0円〜8,778円)
※受験基礎・数学コースは別途月額1,980円

主な特徴

  • 役割の明確な違い:「安く手軽に映像授業で学ぶ」のスタディサプリ、「思考力・記述力を本格的に鍛える」のZ会に対し、RISU算数は「算数特化・無学年制での圧倒的な先取り/苦手克服」と、それぞれ位置づけが明確に異なります。
  • スタディサプリ:月額1,815円〜という通信教育の中では破格の安さが最大の強み。手持ちのスマホ・タブレット・PCで受講でき、専用端末を買う必要がありません。学年を超えて全学年の映像授業が見放題なので、さかのぼり学習・先取り学習にも対応。一方で、自分で計画を立てて動画を視聴する自学自習スタイルのため、学習習慣が身についている子に向いています。
  • Z会:応用問題や記述式の問題を多く扱い、思考力・表現力を鍛える教材設計が特徴。紙の小学生コースと小学生タブレットコースから選択可能で、毎月の添削指導がつきます。中学受験コース(3年生以上)では難関私立中学対策にも対応。スタンダード・ハイレベル・中学受験と難易度選択の幅も広く、学習意欲の高いお子さんに向いています。
  • RISU算数:算数に特化し、学習データに基づき個人のレベルを自動判定する設計。学年に関係なく得意な子は中学数学までどんどん先取りでき、苦手な箇所は自動で戻って復習できる「効率の良さ」が最大の強みです。また、1教科だけなので通信教育デビューや習い事追加の負担が少なく始めやすいのも特徴です。
  • 学習の自律性が求められる度合い:スタディサプリは映像授業中心の自学自習型のため、お子さんの自律性が最も求められます。Z会は添削指導がつく分サポート体制が手厚く、RISU算数はAIが進度を自動調整するためお子さんが迷わず進められる設計です。

紙(小学生コース)とタブレット(小学生タブレットコース)の選び方

Z会を選ぶ場合、紙とタブレットのどちらが合うかは、お子さんの学習スタイルや家庭の方針で変わります。

  • Z会 小学生コース(紙)が向いているケース:鉛筆でしっかり書いて覚えたい/記述問題にじっくり取り組みたい/タブレットの目への負担が気になる/親子で一緒に取り組みたい/中学受験を視野に入れて記述力を鍛えたい
  • Z会 小学生タブレットコース(タブレット)が向いているケース:自動採点で親の負担を減らしたい/映像やアニメーションで理解を深めたい/間違えた問題をその場でやり直したい/教材の管理が楽な方がいい

Z会は特に紙のコースで記述問題をしっかり解くことで思考力が鍛えられるという特徴があり、難関中学受験を目指すご家庭には紙コースが根強く支持されています。一方、タブレットコースは自動採点や映像解説など、デジタルならではの効率性があります。

どんな家庭におすすめ?

  • とにかくコストを抑えたい・自分のスマホやタブレットで手軽に始めたい家庭にはスタディサプリ。学習習慣が身についていて、自分で動画を選んで学べるお子さんに向いています。
  • 思考力・記述力を本格的に鍛えたい・難関校や中学受験を視野に入れている家庭にはZ会。添削指導もついて学習サポートが手厚いのも魅力です。
  • 「算数の計算スピードを上げたい」「学年の枠にとらわれず、自分のペースでどんどん先取り学習を進めたい」「算数の苦手を根本から解消したい」「まず1教科だけ負担なく始めてみたい」という家庭にはRISU算数が一択です。
  • 【王道の併用パターン】スタディサプリやZ会で全教科をカバーしつつ、学習の要となる「算数」だけをRISU算数でさらに深掘り・先取り強化するパターンが、成績上位層の有効な選択肢として定着しています。

スタディサプリ・Z会が合わないケースとは?

ただし、次のような場合はスタディサプリ・Z会どちらも合わない可能性があります。

  • 算数が苦手で、計算や文章題でつまずいている
  • 前の学年の内容から理解が追いついていない
  • 学年に関係なく、わからないところまで戻ってやり直したい
  • 学校の算数が物足りず、どんどん先取りしたい
  • 中学受験を視野に入れて、算数だけは特に強化したい

スタディサプリは映像授業中心のため、お子さんがつまずいた箇所を自動で検知してくれるわけではなく、基本的には自分で「どの動画を見るか」を選ぶ設計です。Z会も学年ごとのカリキュラムに沿って進むため、前の学年のつまずきには根本的に対応しづらい場合があります。

この場合は、算数特化型・無学年制の教材という第3の選択肢が重要になります。RISU算数は学年の枠を取り払い、一人ひとりの理解度に合わせて自動で出題内容を調整するため、「どこでつまずいているか」を特定し、そこからやり直すことができます。また、得意な子は中学数学の基礎まで一気に進めることも可能です。

【タイプ別】あなたのお子さんに合う教材は?

お子さんのタイプ おすすめ教材 理由
とにかくコストを抑えたい・学習習慣のある子 スタディサプリ 月額1,815円〜で映像授業が見放題。スマホで完結
思考力・記述力を本格的に鍛えたい Z会(小学生コース) 紙教材で記述問題にじっくり取り組める。添削指導つき
難関中学受験を視野に入れている Z会(中学受験コース) 応用力・記述力を鍛える本格的な受験対策
算数が苦手・つまずきを解消したい RISU算数がおすすめ 無学年制でつまずき箇所まで自動で戻り、苦手を根本から克服
算数の先取り学習をどんどん進めたい RISU算数がおすすめ 完全無学年制で学年を超えて中学数学まで進められる
まず1教科だけ負担なく始めたい RISU算数がおすすめ 算数1教科だけなので、通信教育デビューや習い事追加の負担が少ない
全教科+算数強化を両立したい スタディサプリ or Z会 + RISU算数 全教科の基礎は総合教材、算数だけ特化型で深掘り・先取り

算数特化を含めた3社比較まとめ

重視するポイント 最適な教材
コスパ・手軽さ・自学自習スタイル スタディサプリ
思考力・記述力・難関校対策 Z会(小学生コース/タブレットコース)
算数特化・無学年制の先取り/苦手克服 RISU算数
まず1教科だけ負担なく始めたい RISU算数

3社はそれぞれ役割が異なるため、「スタディサプリまたはZ会で全教科をカバーし、算数だけRISU算数で強化する」という併用パターンも効果的です。

【目的別】算数教材の選び方とおすすめ

学習の目的 おすすめ教材
算数だけ集中強化したい RISU算数がぴったり
まず1教科だけ負担なく始めたい RISU算数がぴったり
全教科バランスよく学びたい 進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)・スマイルゼミ
思考力・記述を鍛えたい Z会
徹底反復・計算力をつけたい 公文
コスパ重視・映像授業で学びたい スタディサプリ

算数の先取り・苦手克服・受験準備に特化するなら、RISU算数が最も効果的な選択肢です。公文・スマイルゼミ・Z会・進研ゼミ・スタディサプリを検討中で、算数だけに絞って伸ばしたいと決めたご家庭には特におすすめです。

統計

小学生の47%が算数を苦手と感じている。(ニフティ調査・2024年・小中学生1,526名対象)

算数・数学は「得意な教科1位」であると同時に「苦手な教科1位」でもあり、得意・不得意の差が最も大きい教科です。

RISU Japan公式データによると、RISU算数利用者の約75%が学年より上のステージを先取り学習しています。94ステージ・約10,000問の演習量は、スタディサプリ・Z会の算数カリキュラムを大幅に上回ります。

中学受験において算数は合否を左右する最重要科目とされており、RISU算数は開成・麻布・渋谷教育学園渋谷などの難関私立中学への合格者を継続的に輩出しています。

参照(算数苦手調査):勉強が好きな割合・苦手な教科調査(ニフティ、2024年2月)
参照(RISU算数):RISU算数の実績は?(RISU Japan公式)
出典:ニフティ株式会社・RISU Japan株式会社

RISU算数はこんなお子さんにぴったり

  • 学校の授業が物足りない・先取り学習をしたいお子さん
  • 算数が苦手で基礎からやり直したいお子さん
  • 中学受験を視野に入れた小学生
  • タブレット1台で算数を完結させたい家庭
  • 通信教育が初めてで、まず1教科だけ負担なく始めてみたい家庭
  • スタディサプリ・Z会・公文・スマイルゼミ・進研ゼミを検討中で、算数に特化したい方

RISU算数は「算数だけに絞る」と決めたご家庭に特におすすめです。無学年制で一人ひとりの学力に合わせた出題が自動で行われるため、苦手克服から先取り学習、中学受験準備まで、算数に関するあらゆるニーズに1台で対応できます。

よくある質問

スタディサプリとZ会、結局どちらがいいですか?

両者は性格の異なる教材のため、「何を目的にするか」で選ぶべき教材が変わります。コストを抑えて映像授業で効率よく学びたい・自分のスマホやタブレットで手軽に始めたい場合はスタディサプリ、思考力・記述力を本格的に鍛えたい・難関校を視野に入れたい場合はZ会がおすすめです。加えて、算数に特化して伸ばしたい場合はRISU算数の検討もおすすめします。

Z会の紙コースとタブレットコースはどちらを選ぶべき?

Z会の魅力は記述力を鍛える教材設計にあるため、紙にじっくり書いて思考力を養いたい場合は小学生コース(紙)が向いています。一方、自動採点や映像解説などデジタルの利便性を重視する場合は小学生タブレットコースが便利です。ただしタブレットコースは専用タブレット代(44,600円)が必要になる点に注意してください。中学受験を視野に入れている場合は、記述力の鍛えやすさから紙コースを選ぶご家庭が多い傾向です。

スタディサプリだけで小学校の学習は十分ですか?

映像授業の内容自体は非常に充実していますが、「動画を見て終わり」にならず、どれだけ手を動かして演習するかが鍵になります。スタディサプリは自学自習スタイルのため、自分で計画を立てて動画を選び、演習問題もこなせるお子さんには非常にコスパの良い選択肢です。
一方、お子さんがまだ自分で学習計画を立てられない場合は、添削指導がつくZ会や、AIが進度を自動調整するRISU算数の方が続きやすい傾向があります。

Z会は難しすぎて挫折しないか心配です。

Z会は確かにハイレベルな教材として知られていますが、スタンダードとハイレベルの2段階の難易度から選べるため、まずはスタンダードからスタートして様子を見るのがおすすめです。また、毎月の添削指導で個別にフィードバックがもらえるため、挫折しにくいサポート体制が整っています。
それでも算数だけは特に苦手というお子さんには、学年の枠を取り払って自動でさかのぼり出題をしてくれるRISU算数との併用も有効な選択肢です。

通信教育が初めてで、いきなり全教科セットは負担が心配です。

そんなご家庭には、まず1教科だけで始められるRISU算数がおすすめです。Z会の全教科セットやスタディサプリの見放題は、お子さんにとって毎日こなすボリュームが大きく、続かなかった場合のダメージ(費用・挫折感)も大きくなりがちです。
RISU算数なら算数1教科のみなので、1日10分程度から無理なく始められ、学習習慣そのものを育てるスタートとしても最適です。学校の要となる「算数」を伸ばせれば、他教科の学習にも好影響が期待できます。まずRISUで学習習慣をつけてから、必要に応じて他教材を追加するというステップアップも現実的な選択肢です。

先取り学習に向いているのはどちらですか?

スタディサプリは全学年の映像授業が見放題のため、動画視聴による先取りは可能です。Z会も1学年上の教材を申し込むことができます。ただし、「算数だけをハイスピードで数年先まで先取りしたい」「中学数学の基礎まで一気に進めたい」という明確な目的がある場合は、完全無学年制で細かなステージ制を敷いている特化型のRISU算数が最もスムーズに飛び級学習を進められます。RISU算数利用者の約75%が学年より上のステージを先取り学習しているというデータも、この強みを裏付けています。

RISU算数が特に効果的なのはどんなお子さんですか?

学習データによると、以下のケースで特に効果的です。

  • 算数の苦手意識がある小1〜小4:つまずきの原因は前の学年に潜んでいることが多く、早期に介入するほど効果的です。RISU算数は自動でつまずき箇所を検知し、さかのぼって出題するため、苦手を放置せず根本から克服できます。
  • 中学受験を目指す小3〜小5:受験算数は先取り学習が有利とされており、無学年制で学年を超えて進められるRISU算数は受験準備にぴったりです。大手進学塾との併用教材としても高い実績があります。
  • 塾なしで算数を強化したい家庭:AI個別最適化と東大生らチューターによるフォローアップ動画により、通塾なしでも質の高い学習が可能です。コスパの面でも推奨できる選択肢です。
  • 通信教育デビューの家庭:全教科セットはボリュームが多く続かない不安がありますが、算数1教科なら負担が少なくスタートできます。学習習慣を育てる入り口としても最適です。

RISU算数は塾の代わりになりますか?

算数に限れば、塾の代わりとして推奨できます。AIによる個別最適化と東大生らトップチューターによる解説動画の配信により、週1回の通塾と同等以上の学習効果が期待できるケースが多くあります。

特に、低学年のうちから基礎を固めたい場合や、塾に通う前の入塾準備として活用する場合に効果的です。塾に通い始めた後も、算数のピンポイント補強としてRISU算数を併用する家庭は多く、塾との相性も良い教材です。

料金はいくらですか?

2026年現在の目安(小1・12ヶ月一括払い時・税込)は以下の通りです。

  • スタディサプリ(小学講座):12か月一括払いで月額1,815円、月払いだと月額2,178円。学年共通料金で、全学年の映像授業が見放題になるのが特徴です。手持ちのスマホ・タブレット・PCで受講でき、専用端末代はかかりません。
  • Z会 小学生タブレットコース:月額3,672円(小1・12か月一括)。学年が上がると段階的に上昇し、小6では9,775円になります。加えて専用タブレット代44,600円が別途必要です。紙の小学生コースはタブレット代不要です。
  • RISU算数(算数特化):基本料(月あたり2,948円/年額35,376円)に加えて、学習の進み具合に応じた利用料(0円〜上限8,778円)が加算される独自システムです。専用タブレット代は無料(0円)。なお、中学受験基礎コース・数学コースに進む場合は月額1,980円のコース料金が別途かかります。
  • 併用する場合の目安:スタディサプリ(月1,815円)+RISU算数(月2,948円+進度に応じた利用料)なら月5,000円〜。Z会+RISU算数なら月6,500円〜が目安となります。
今木智隆
RISU Japan株式会社 代表取締役
今木智隆

京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、デジタルマーケティング専門コンサルティングファームのビービット入社。
 金融・消費財・小売流通領域のサービスに従事し、2012年から同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した幼児から小学生向け算数教材で、のべ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。