サビックスの授業は非常に高度な上に授業も進むスピードも非常に速いため、サピックスでの算数の授業についていけない、課題にかなりの時間がかかる、テストで点数がとれないなど、悩んでいる方は多いと思います。サピックスでの授業についていけないために、課題ができない。そして次の授業についていけないという悪循環に陥っている可能性があります。しかし、実はサビックスの授業についていけていないのはお子様だけではないのです。実は、授業についていけない原因はサピックスに特徴的なカリキュラムにあります。サピックスは、関連した単元を次々に習っていきます。よって、前に習った単元が理解できていない場合、次の単元は理解できないのです。ですので、塾で習ったことを次に塾に行くまでの間に確実に理解させなければいけないのです。ですので、自宅学習でいかに定着させるかにかかっています。そのためには、お子様の学習状況をきちんと把握して、その単元のどこでつまずいているのかを確認しておきましょう。確認できたら、細かく分析して、計算方法や公式の使い方が間違っていないかを解説と照らし合わせながら見てみましょう。☆この時、どのように間違っていたのかを詳細に書きとめておきましょう。さらに重要なところは色つきのペンで書いておくと目立つので、一目で分かるのでスムーズに復習することができますよ!そして、作成したオリジナルの解説書を暇さえあれば見るように言っておきましょう。短時間でも読んでおく習慣をつけておけば、徐々に覚えていきますよ!しかし、2週間に1単元というハードなスピードで進むために、ついていけない状態がずるずる続いてしまいます。その状態から抜け出すためには、短期間で確実に定着させる必要があります。しかし、成績をのばしたいけれど、サピックスの高度な授業と課題に追われるこどもに対し、どうフォローすればよいか悩んでいる方が多いです。様々な方面からフォローしていかなければいけませんが、まずは、学習しやすい環境を整えてあげましょう。つまり、勉強に集中できる環境を作ってあげる必要があるのです。実は集中の仕方というのは人それぞれです。ですのでお子様にどんな時に集中できるのかを聞いてみましょう。集中して勉強に取り組む事が出来れば、短時間で、内容もしっかり定着させる事ができます。
サピックスで、関連した単元を連続して学ぶことが示しているように、小学生の算数は各単元で完結することはほとんどなく、ほとんどが関連しています。だからこそ、各単元でつまづかないこと、つまづいた場合前に戻って復習することが大切です。つまずいた時のこのようなフォローももちろん、大切ですが、それだけでなく、学習を始める前に算数に興味を持たせ続けることが大切です。そこでここからは学年別の学習方法をご紹介します。
小学1年生。初めて算数に触れる小学1年生。ここで算数が好きになることがとても大切です。足し算、引き算、はじめての文章題、時計、大事なことをたくさん習います。2桁の数も出てきます。数字に対する抵抗をなくすこと、わかる楽しさを感じてもらうこと、算数が好きになってもらうことが大事です。ですので、無理なくお子様が出来る問題を中心に取り組ませていきましょう。小学2年生。2年生では、単位や掛け算九九、繰り上がり、繰り下がりの計算がでてきます。これは1年生で習う基本的な計算がスムーズにできていなければ、理解できません。ですので、例えば、2年生で習う筆算につまづいている場合、どうして理解できていないのか把握することが必要です。そして、もし基本的な計算ができていない場合は、前に戻ることが必要です。
3年生では小数、分数が出てきます。また、大きな数がでてきて、算数が嫌いなこどもにとっては抵抗をもつことが多いです。そういう場合は、筆算で計算させて大きな数に慣れさせるようにしましょう。また、3年生で小数、分数につまづいているこどもには、かけ算はスムーズにできるかなど、つまづいている原因を確認してあげることが大切です。その上で小数・分数を丁寧に教えると理解力はあがります。4年生になると算数の難易度は一気に上がります。億・兆単位の数、図形の面積、整数と小数など、難しい内容が一気にでてきます。算数が苦手なこどもにとっては、授業についていけなくなる場合もあります。ですので、3年生のうちにこれまで習った単元を定着させておく必要があります。
ついに中学校につながる大切な単元を習う時期です。公約数、公倍数、割合、立体図形など難しい単元がたくさんでてきます。今までに習った内容がもとになっているので、理解できない場合は思い切って前に戻ることが大切ですが、理解できている分野とそうでない分野を把握することが難しく、勉強方法に悩む時期です。苦手分野を把握するにはお子様の学習の様子を観察し日記をつけると良いですよ。
このように、各学年で大切なことをたくさん習う小学生。想像以上に、算数は難しい内容が多く、小学生が理解するのは大変です。そして、すべての学年での単元がつながっているので、一度つまづいてしまうと次の単元が理解できません。自分で勉強する力が備わっていない小学生に対して、しっかりサポートすることが必要です。しかし、何が苦手なのかが分からないし、どのようにサポートすれば良いか分からず悩んでいる方も多いと思います。算数が苦手で悩んでるこどもを、オンライン家庭教師がサポートします。オンライン家庭教師は実力診断テストを行い、データ化し、苦手なポイントを絞りだします。ですので、簡単に苦手なポイントを見抜くこと、これは膨大なことを学ぶ小学生にとっても、保護者にとってもとても難しいことなのです。これが、何から手をつけて良いか分からなかったり、どのように勉強したら良いか分からないことの原因です。苦手なポイントを見抜いた後は、その単元を集中的に攻略します。分からない単元をがむしゃらに教えるわけではなく、必要に応じて前に戻るなど、それぞれのこどもに適したスタート地点を設定します。これにより、こどもは効率よく理解することができます。また、先生は全員東大・早慶などトップレベルの大学生です。こどもに合わせた教材を提供し、悩んでいる場合は必要に応じて、対応するので、途中でつまづいたり、こどもが投げ出したりする心配はありません。また、わかりやすい動画を必要に応じてみることもできます。このコンテンツは、自己流ではなく、しっかりとしたノウハウをもって指導するため、こどもが理解しやすいというメリットがあります。毎回うまくこどもに伝わらず、喧嘩になってしまい、算数の勉強がスムーズに進まなくなっていた方にもぴったりです。これまでお伝えしてきたように、各学年の内容はとても大切です。算数の勉強方法に悩んでいる方は今すぐに対策を開始することが大事です。苦手な個所を絞り、集中的に復習し、苦手を克服することでこどもの理解は各段に高まります。わかる楽しさをこどもが感じることができます。わかるようになると、次に出てくる新しい単元が楽しみになり、意欲的に授業にも取り組むようになります。また、分からなくて投げ出していた内容も、自信をもったこどもはしっかりと取り組むようになります。サピックスの高度な授業を最大限活かすために、オンライン家庭教師で苦手を克服しましょう。