算数に苦手意識を持っていて、算数の勉強をしたがらない、いつも算数のテストの点数がとれない、そんなお子様に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 算数に苦手意識を持ってしまうと、勉強が嫌いになり、お子様の伸び幅を大きく狭めてしまいます。実はできるようになる力があるのに、勉強の仕方を間違えていて、苦手意識に結びついているケースがとても多いのです。
お子様はわからないところをうまく伝えることができません。質問することは、簡単そうで難しいことなのです。サピックスは、授業の進度がかなり速く、2週間に1単元のスピードで進みます。その中で、理解できていない部分があると、おいていかれてしまいます。しかし、算数が苦手なお子様は分からないことがあっても、何がわからないかがわからない、そのような状況で質問することもできず、ただただ時間だけが過ぎてしまい何も身についていないという場合も多々あります。お子様の苦手意識を取り除く最初のステップはお子様の苦手なポイントを見抜くことです。このステップなしでは、苦手克服は不可能です。
お子様の成績向上を期待して、サピックスを利用されている方は多いと思います。しかし、5年生までですべてのカリキュラムを終わらせる方針のサピックスの授業は進度がとてもはやいです。授業についていけないことにより意欲的に授業に取り組むことができず、思うように成績が伸ばせなくて悩んでいる方が多いです。早めにフォローする必要があります。
学年が上がるにつれて、学習内容が難しくなり、算数に苦手意識をもつお子様が多くいらっしゃいます。学習に前向きに取り組めなくなると、どんどんおいて行かれます。ハードなサピックスの授業についていくためには、お子様が自分はできるという自信をもつことが大切です。自信をもったお子様は、意欲的に授業に取り組めるようになるので、サピックスの授業を活かすことができます。
お子様の集中力は長くは続かず、限られた時間でポイントをしぼった学習をすることが大切です。習い事をしていて時間がないというケースもあると思います。算数の苦手を克服させようと、がむしゃらに長時間勉強させても、さらに算数が嫌いになるという悪循環に陥ります。算数は、単元ごとで完結する教科では決してなく、複数の単元が関連しています。前に習った内容がわかっていない状態で、次の単元の学習をしてしまうと、全く理解できなくなる場合もあります。まず苦手なポイントを集中的に攻略し、克服した後に次に進むことが大切です。
サピックスの授業内容は高度なため、授業内だけでは理解できないお子様が多くいらっしゃいます。サピックスの授業についていくためには、家庭での学習が非常に大切です。しかし、サピックスの教材は解説が不親切で、途中過程や考え方が丁寧に記載されていません。そのため、復習をしようとしても理解できない場合があります。自宅で、必要に応じて解説するなどサポートすることが大切になります。サピックスの授業についていくために、家庭教師を利用するという方もいらっしゃいます。お子様が授業についていけず、成績が伸ばせていない場合は、フォローできる環境を整えることが大切です。5年生までに学習内容をしっかり身につけておくと、受験勉強をスムーズに進めることができます。対策が遅れるほど、成績を伸ばしにくくなります。早めにスタートすることが大切です。