RISU 学び相談室

2018/11/25

早期教育のメリットはよく聞きますが、逆に早期教育の弊害はありますか?

早期教育のメリットはよく聞きますが、逆に早期教育の弊害はありますか?
イメージ
RISU算数スタッフの回答

もちろん、早期教育にも弊害はあります。大人の理想を押し付けるのではなく、お子様の意思を尊重することが大切です。

RISU算数|今だけ!お得なキャンペーン実施中!まずは一週間お試し

そもそも早期教育とは?


「早期教育」とは、未就学期のお子様を対象に、通常のお子様に教育が施されるよりも早い時期から算数、読み書き、外国語、音楽、体育などを学ばせる教育法です。
早い時期からこうした教育を進んで取り入れることで、幼少期の脳の柔軟な発達を促進したり、肉体的・知的なポテンシャルを引き出す、といったアドバンテージを享受することができると言われています。

魅力的な早期教育への関心は年々高まり、特にグローバル人材育成の観点から英語や算数の早期教育の重要性が問われています。
近年では、約9割近い未就学児が小学校入学前に「ひらがな」の読み方を覚えているというデータもあります。

また、一才のうちから数字に触れたり英会話のDVDを視聴したり、といったお子様も増えてきているようです。
「来たるべき小学校・中学校受験を見据えて……」、といった保護者の意向も大きく、進学校、付属校への「受験競争」の加速とともに、その準備期間としての早期教育はますます広がりを見せつつあります。

早期教育の弊害、デメリット

適切に施されれば、お子様の能力を最大限に引き出すことのできる早期教育ですが、その広まりとともに多くの弊害が指摘されるようになりました。

「子どものためにと始めた早期教育なのにデメリット!?」と驚かれる方も少なくないのではないでしょうか?
ここから、早期教育の気になるデメリットを大きく分けて3つほど紹介していきます。

1.社会性が未熟になってしまう場合がある


幼児期に大切なことは、保護者や教育者を始めとした大人や同年代のお子様と触れ合って、さまざまな他者との関わりを通して人間性、社会性を育むことです。

早期教育に幼少期の時間を割きすぎることで、そうした「人と触れ合う」時間をとることができなくなってしまいます。
早期教育を受けたお子様の一部には、競争で優位に立つこと、大人に評価されることが重要であるという偏った価値観が根付いてしまう傾向があり、結果としてお子様の自主性や創造性を奪うこともあります。

そうすると、人と関わる能力、社会性が未熟なまま成長期を迎えてしまうのです。
協調性や共感性を欠いたまま小学校に上がることは、集団行動を基本とする学校生活を過ごす中で大きな困難に繋がります。

2.「才能」を維持できるとは限らない


早期教育によって知力面・体力面で一時的に「才能」を見出したとしても、その優位性を維持し続けることは簡単ではありません。
お子様が成長するにしたがってあらゆる競争は激しくなり、ライバルもどんどん増えるからです。

学力テストやスポーツの場において、もしどこかで他のお子様にその優位性を覆されてしまった場合、早期教育によって競争で勝つことや他者と比較されることに人一倍敏感となったお子様の心はぽっきり折れてしまうこともあります。

最悪の場合、それがトラウマとなって立ち直れなくなることも考えられるのです。

3.精神的負担も大きい


幼少期の脳の発達を促すと言われる早期教育ですが、かえって健全な脳の発達を阻害するというケースもあります。

早期教育においてよく実践される詰め込み式の教育が精神的・身体的に与える負担が大きいのはもちろんのことですが、過熱しがちな早期教育の場で数多く報告されるケースのひとつが睡眠不足による精神的な疲労です。

小さいお子様にとって、睡眠不足は脳の発達に大きなダメージを与えます。
それは精神的な問題にも繋がり、不登校やストレスが原因の慢性的な体調不良を引き起こすこともあるのです。

「早期教育」のすべてが悪いわけではない


早期教育という言葉は「天才」を育てる万能の教育法と誤解されがちですが、本来はお子様の健全な成長を補助するためのものとしてしか機能しないことが多いです。

大人の過度な期待を基に施される早期教育は、お子様にとっても決して良い影響はありませんし、それは概して望まぬ結果に繋がります。

早期教育は、「保護者の理想のため」ではなくあくまで「お子様の健全な成長のため」のものです。
「やりすぎない」「無理をさせない」「遊びと両立させる」ことを念頭に置きましょう。

大事なのは「自主性」と「思考力」


早期教育では、課題を与えてそれをクリアするといったものだけではなく、「自分から課題を発見しそれを解決するために働きかけていく能力」を伸ばすことが望ましいのです。

必要なものは、スコア至上主義的な「計算力」「語学力」ではなく「自主性」「思考力」です。

算数を得意にするなら「RISU算数」がおすすめ

算数の苦手克服には、算数専用タブレット教材の「RISU算数(幼児には「RISUきっず」)」がぴったりです。

特長1:「無学年制」で一人ひとりにピッタリのカリキュラム

RISU算数では無学年制カリキュラムを採用。

学年を超えてどんどん先取り学習を進めることも、
つまずいた分野で学年を遡って復習することもタブレット一台で完結します。

またRISU算数ではデータに基づき、お子様の学力に合わせた出題がなされるため、
難しすぎて勉強が嫌いになってしまうということや、簡単すぎて退屈するということもありません。
つまり、解き甲斐があり楽しい問題がつづくため学習習慣が自然に身につき、着実に基礎力を固めることができるのです。

特長2:文章問題・図形問題で思考力が身に付く

RISU算数には、図形問題や文章問題など幅広いレベルの問題が収録されており、
中学入試算数オリンピック問題など、思考力を試す問題も多く含まれています。

進学塾に通っているお子さんであっても、
計算力は高いのに文章を読み取るのが苦手で問われていることを正確に理解できないお子さんや、論理的に考えるのを苦手としているお子さんは多くいます。

RISU算数では、基礎的な計算問題からハイレベルな文章問題まで、算数の学力をバランスよく伸ばすことができます。

特長3:分かりやすい「解説動画」

RISU算数では、東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画が大人気。
分からない問題も、解説動画を見てお子さん一人で解決することができます。

また定期的にチューターからの応援メッセージ動画を楽しみにされているお子さんもたくさんいらっしゃいます。
憧れの大学に通うお兄さんお姉さんからのメッセージは、学習へのモチベーションアップに最適です。

RISU算数には他にも、自動採点機能やメールで学習進捗をお知らせする機能など、保護者の方にも嬉しい機能が満載。共働きや小さいお子さんがいるなど、毎日忙しい親御さんも安心してお子さんの学習を見守ることができます。

まとめ

子供によって成長のスピードやできるようになるタイミングは異なります。

今はまだできないことも、あと1年待てば自然にできるようになることも多々あります。

早期教育や先取り学習にはメリットもデメリットもありますので、あくまでお子さん一人ひとりの成長をよく考えた上で、取り入れていただきたいと思います。

先取り学習や公文に反対派が多いのはなぜ?正しい先取り学習の方法やおすすめ教材を知りたい

カテゴリーから選ぶ

幼児期の学習
低学年の学習
高学年の学習
家庭学習 教材選び・習い事など
先取り学習 くもん式・そろばんなど
中学受験・塾の悩み
算数の苦手や学力
子供の発達 成長の悩み
親のサポート
算数が好きになるのには、理由があります。
今だけ限定!RISUを1週間お試しできるキャンペーン実施中!
サービスお申し込み