
算数の「小数のかけ算・小数のわり算」のいい教え方ありますか?
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小数のかけ算・わり算は小学校の中でも難しい単元で、大人になっても苦手意識を持っている人が多くいまる分野です。実は、「整数のかけ算・わり算」のマスターが必要不可欠です。わかりやすい計算をご紹介しますが、お子様が一番わかりやすい方法を探ってみましょう。
小数のかけ算・小数のわり算は、算数の中でも苦手とするお子様が多く、大人になっても苦手意識が取れないという実態があります。
しかし、小数のかけ算・小数のわり算は、途中までは整数と解き方が一緒です。
まずは整数のかけ算・わり算をスラスラと出来るようにしておくことが、小数でつまずかないためのポイントです。
小数について、正しく理解しているか
整数のかけ算やわり算をマスターした後は、小数についての理解を深めます。
小数でつまずいてしまうということは、小数についての理解不足が考えられます。
1.28を10倍、100倍するとどうなるか
1.28
12.8(10倍)
128.(100倍)
10倍してみると小数点が1つ右にずれ、100倍すると2つずれます。
1.28を0.1倍(10分の1)、0.01倍(100分の1)にするとどうなるか
1.28
0.128(0.1倍)
0.0128(0.01倍)
並べてみると、0.1倍してみると小数点が1つ左にずれ、0.01倍にすると2つずれます。
最初は、このような練習を重ねて理解を深めましょう。
小数のかけ算
「0.52×1.2」を計算しましょう。
3.小数点を無視して筆算する
まずは、ふつうのかけ算と同じように筆算を書きましょう。
「52×12」として実際に書いてみて、計算します。
0.52
× 1.2
――――――――
104
「52×2=104」です。
0.52
× 1.2
――――――――
104
52
「52×1=52」ですね。
0.52
× 1.2
――――――――
104
52
――――――――
624
「104+520=624」となりますね。
2.小数点をつける
ここで小数点をつけます。
それでは、0.52と1.2の小数点以下の数字について見てみましょう。
0.52の小数点以下の数字は5と2です。
1.2の小数点以下の数字は2です。
小数点以下の数字は合計3つあることがわかりますね。
なので、先ほど計算して出した624も小数点以下の数字を3つにします。
つまり、小数点は6の左につきます。
よって、「0.52×1.2=0.624」が答えとなります。
小数のわり算
「5.24÷4.1」を計算しましょう。
実際に筆算を書いてみましょう。
1.小数点をずらす
わる数の4.1の小数点を右にずらし、整数である41にします。
なので、小数点を1つ右にずらします。
ここで、わられる方の5.24の小数点も1つ右にずらし、52.4にします。
このように、割る数も割られる数も同じ分だけ小数点を移動することがポイントです。
新しい小数点の場所は同時に、商における小数点の場所でもあります。
商の場所に小数点をつけましょう。
2.わり算をする
ここまでしてから、わり算をします。
1の位のところからわり算します。
「割られる数52」と、「割る数41」として式をくみます。
商には1がきますね。
「52-41×1」を計算すると、11になりますね。
4を筆算中で下ろして、「110+4=114」となります。
更にわり算をしましょう。
「114÷41」を計算します。
「41×2=82」となります。
「114−82=32」ですね。
余りの求め方は、元の割られる数の小数点の場所をそのまま下に下ろします。
今回は、元の割られる数は「5.24」なので、5と2の間から小数点を下ろします。
余りは0.32ですね。
よって、「5.24÷4.1=1.2、あまり0.32」が答えとなります。
今回、小数のかけ算・小数のわり算という、苦手とするお子様が多い分野の計算方法について解説をしました。
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繰り返し、苦手な問題を解くことで苦手はみるみるうちに減っていきます。