スマイルゼミとZ会はどっちがいいですか?

回答

基礎学力の定着・学習習慣をタブレットで楽しく身につけたいならスマイルゼミ、難易度の高い思考力・記述問題に挑戦したい・中学受験を本格的に視野に入れているならZ会がおすすめです。加えて、「算数に特化して得意を伸ばしたい」「学年を超えてどんどん先取り学習を進めたい」という明確な目的がある場合は、無学年制のRISU算数を単独、あるいは他教材と併用するのも非常に効果的です。
スマイルゼミ・Z会・RISU算数のうち、お子さまに最適な教材がわかる10秒診断フローチャート。算数の先取りならRISU、中学受験ならZ会、基礎固めならスマイルゼミが選ばれるロジックを解説した図解。
画像:10秒診断チャート。算数を伸ばしたいか、中学受験をするかといった「目的」に合わせて、スマイルゼミ・Z会・RISU算数の中から最適な教材を判定できます。

【詳細比較】スマイルゼミ・Z会・RISU算数の基本情報一覧

比較ポイント スマイルゼミ Z会 RISU算数(特化型)
こんな人におすすめ
(最大の強み)
【全教科を平均的に】
基礎固め・毎日の学習習慣
【全教科をハイレベルに】
難関校対策・じっくり思考
【算数で突き抜ける】
圧倒的な先取り・苦手克服・受験準備
対象科目 国語・算数・理科・社会・英語・プログラミング 国語・算数・理科・社会・英語・プログラミング 算数・数学特化(+英語レッスン動画)
対象学年 幼児〜高校生 幼児〜高校生 幼児〜小学生(中学数学の先取りまで)
難易度の柔軟性
(進度のペース)
学年相応(標準〜発展クラス)
※コアトレで一部先取り可
学年相応(ハイレベル)
※先取りは基本不可
完全無学年制
(復習~先取りまで学力に応じて自動調整)
学習スタイル ゲーム・親子コミュニケーション機能あり。楽しく続けやすい設計 ゲーム要素なし。シンプルで思考力・記述重視の設計 ステージクリア型。学習以外のゲーム要素はなく算数に没頭できる設計
人的フォロー なし(自動採点のみ) Z会添削指導者による添削(月1回。アプリ提出で翌日返却) 東大生らトップチューターによる「個別フォローアップ動画」の配信
タブレット端末 専用タブレット。手をついて書ける高性能ペンで書き心地トップクラス 専用タブレットあり(2024年〜)。市販タブレット(iPad等)でも受講可 専用タブレット(初期費用0円 ※解約後も復習用として利用可
中学受験対応 発展クラスあり。ただし中学受験合格実績は非公表 中学受験コースあり(小3〜)。難関〜最難関校対応。合格実績を公表 中学受験基礎コースあり。大手進学塾の入塾準備や併用教材として人気
英語・プログラミング 英語・プログラミングが充実。全学年で対応 英語は5年生から本科に組み込み。プログラミングは量が少なめ ベルリッツと提携した英語動画。プログラミングはなし
保護者サポート スマホで学習状況確認+親子メッセージ機能あり 「Z会おうち学習ナビ」で学習状況確認・教育情報を提供 学習進捗や「つまずき」を自動で検知し、適切なタイミングでメール報告
月額目安
(小3・12ヶ月一括・税込)
標準クラス:月当たり5,060円〜。発展クラスは追加料金あり 月当たり7,480円〜。ハイレベル:別途 月当たり2,948円+学習進度に応じた利用料(0円〜8,778円)

主な特徴

  • 役割の明確な違い:スマイルゼミは「全教科の基礎固め」、Z会は「全教科の発展・思考力強化」、そしてRISU算数は「算数特化・無学年制での圧倒的な先取り」と、3社で明確に位置づけが異なります。
  • スマイルゼミ:全教科をタブレット1台で完結できる設計。高性能ペンによる書き心地が評価されており、特に低学年の字を書く練習や、英語・プログラミングを含めた総合的な学習習慣づけに強みがあります。
  • Z会:記述・添削による思考力・表現力の強化が最大の強み。ゲーム要素がなく学習に集中できる設計で、難易度も高めです。自分から机に向かえる子に向いており、保護者のフォローが必要になるケースもあります。
  • RISU算数:算数に特化し、個人のレベルを自動判定する設計。学年に関係なく得意な子は中学数学までどんどん先取りでき、苦手な子はつまずき箇所に自動で戻って復習できる「効率の良さ」が最大の強みです。すでに分かっているところはスキップして学習できる、苦手なところだけフォローアップが届くなど、学習効率の最大化が徹底されています。
  • 中学受験への対応:全教科の総合的な受験対策としてはZ会が優位(合格実績も公表)。一方で、入塾前の低学年の段階での算数の基礎固めや、塾と併用しつつ算数ピンポイントの苦手克服という点では、RISU算数が大手塾との併用を含めて高い実績を持っています。
  • 費用構造:全教科セットのスマイルゼミに対し、Z会は1科目から受講可能。RISU算数は基本料に加えて「学習進度(クリアしたステージ数)」によって利用料が変動する独自システムを採用しています。

どんな家庭におすすめ?

  • 楽しみながら毎日の学習習慣をつけたい、英語やプログラミングも含めて全教科をバランスよく平均点以上に引き上げたい家庭にはスマイルゼミが向いています。
  • 中学受験を意識したハイレベルな問題に挑戦させたい、記述力や深く考える力を早めに鍛えたい家庭にはZ会が最適です。ただし、お子様への負担がその分かかることも考慮する必要があります。
  • 「入塾前の段階から算数を得意にしておきたい」「学年の枠にとらわれず、自分のペースでどんどん先取り学習を進めたい」という、明確な目的(算数強化・苦手克服)がある家庭にはRISU算数が一択です。

スマイルゼミ・Z会が合わないケースとは?

ただし、次のような場合はスマイルゼミ・Z会どちらも合わない可能性があります。

  • 算数が苦手で、計算や文章題でつまずいている
  • 前の学年の内容から理解が追いついていない
  • 学年に関係なく、わからないところまで戻ってやり直したい

スマイルゼミもZ会も基本的には「学年ごとのカリキュラム」に沿って進む教材です。そのため、つまずきの原因が前の学年にある場合、根本的な解決が難しいケースがあります。

この場合は、算数特化型・無学年制の教材という第3の選択肢が重要になります。RISU算数は学年の枠を取り払い、一人ひとりの理解度に合わせて自動で出題内容を調整するため、「どこでつまずいているか」を特定し、そこからやり直すことができます。

【タイプ別】あなたのお子さんに合う教材は?

お子さんのタイプ おすすめ教材 理由
楽しく学習習慣をつけたい スマイルゼミ ゲーム要素・ごほうび機能で毎日続けやすい設計
中学受験を視野に入れている Z会 思考力・記述力を鍛える高難度問題と添削指導
算数が苦手・つまずきを解消したい RISU算数がぴったり 無学年制でつまずき箇所まで自動で戻り、苦手を根本から克服
算数の先取り学習をどんどん進めたい RISU算数がぴったり 完全無学年制で学年を超えて中学数学まで進められる
費用を抑えて必要な科目だけ受講したい Z会(1科目選択) 1科目から受講可能。必要な教科だけ選べてコスパが高い。ただしタブレットコースは1科目のみは非対応で、紙教材での受講になる。

算数特化を含めた3社比較まとめ

重視するポイント 最適な教材
全教科の総合力・学習習慣 スマイルゼミ
思考力・記述力・中学受験の総合対策 Z会
算数特化・無学年制の先取り/苦手克服 RISU算数

3社はそれぞれ役割が異なるため、「スマイルゼミまたはZ会で全教科をカバーし、算数だけRISU算数で強化する」という併用パターンも効果的です。

統計

小学生の47%が算数を苦手と感じている。(ニフティ調査・2024年・小中学生1,526名対象)

算数・数学は「得意な教科1位」であると同時に「苦手な教科1位」でもあり、得意・不得意の差が最も大きい教科です。

RISU Japan公式データによると、RISU算数利用者の約75%が学年より上のステージを先取り学習しています。94ステージ・約10,000問の演習量は、スマイルゼミ・Z会の算数カリキュラムを大幅に上回ります。

中学受験において算数は合否を左右する最重要科目とされており、RISU算数は開成・麻布・渋谷教育学園渋谷などの難関私立中学への合格者を継続的に輩出しています。

参照(算数苦手調査):勉強が好きな割合・苦手な教科調査(ニフティ、2024年2月)
参照(RISU算数):RISU算数の実績は?(RISU Japan公式)
出典:ニフティ株式会社・RISU Japan株式会社

よくある質問

スマイルゼミ・Z会・RISU算数は結局どれがいいですか?

「全教科の学習習慣の定着」ならスマイルゼミ、「全教科のハイレベルな思考力・中学受験」ならZ会、そして「算数に特化した圧倒的な先取り・苦手克服」ならRISU算数がおすすめです。

スマイルゼミは自動添削機能やゲーム要素が充実しており、一人で楽しく勉強を進められる工夫が満載です。Z会は「なぜそうなるか」を深く考えさせる質の高い問題と、担任指導者による丁寧な添削指導が強みです。一方、RISU算数は完全無学年制を採用しており、学習データに基づいて一人ひとりに最適な問題が出題されるため、算数だけを自分のペースでどんどん進められる特化型の強みがあります。

スマイルゼミは算数が苦手な子でも使えますか?

はい、非常に向いています。スマイルゼミは算数の概念をアニメーションで視覚的に解説してくれるため、紙の教材では理解しにくい立体図形や単位の仕組みも直感的に学べます。

また、間違えた問題はその場ですぐに解き直しが促される「反復学習」の仕組みがあるため、苦手なポイントを放置せず、基礎をしっかり固めることができます。もし「前の学年の内容から大きくつまずいている」といった根深い苦手がある場合は、学年の枠を取り払ってさかのぼり学習ができるRISU算数を併用するのも、苦手を根本から解決する有効な手段です。

Z会は算数の先取りができる?

可能ですが、システム上の注意が必要です。Z会の小学生向けコースには「自分のペースでどんどん先の単元に進める無学年学習」の機能はありません。

Z会で先取りをする場合は、「実年齢より1つ上の学年のコースを受講する(飛び級受講)」という形になります。1科目から学年を選べるため、「算数だけ1学年上のコースを申し込む」といったことは可能ですが、教材は毎月決まったペースで配信されるため、ハイスピードで一気に進めることはできません。

そのため、「算数だけを自分のペースでどんどん先取りしたい」「得意な分野は学年を気にせず数年先まで進めたい」という明確な目的がある場合は、完全無学年制でステージを自由に進められる特化型のRISU算数を活用する方が、圧倒的にスムーズで効率的です。

スマイルゼミ・Z会・RISU算数の料金はいくらですか?

各社で「基本料金」と「応用レベルに進む際の追加費用」の仕組みが大きく異なります。2026年現在の目安(12ヶ月一括払い時・税込)は以下の通りです。

  • スマイルゼミ(全教科):1年生の標準クラスは月額3,630円〜、6年生で月額7,480円。教科書レベルの基礎固めとしては高コスパですが、応用問題に取り組める「発展クラス」を選ぶ場合は、毎月500円〜1,000円程度の追加料金が発生します(別途、専用タブレット代も必要)。
  • Z会:タブレットコースの基本料金は1年生で月額3,672円〜、6年生で月額9,775円です。ただし、これはあくまで「教科書レベル(スタンダード)」の料金であり、より難易度の高い「ハイレベル」や本格的な「中学受験コース」を選択すると、さらに数千円以上の追加料金がかかります。
  • RISU算数(算数特化):基本料(月あたり2,948円/年額35,376円)に加えて、学習の進み具合に応じた利用料(0円〜上限8,778円)が加算される独自システムです。他社のように「応用コース」としての固定の追加料金はなく、学習データに基づいて、基礎から中学受験レベルの難問までがシームレスに出題されます。なお、専用タブレット代は無料(0円)です。
今木智隆
RISU Japan株式会社 代表取締役
今木智隆

京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、デジタルマーケティング専門コンサルティングファームのビービット入社。
 金融・消費財・小売流通領域のサービスに従事し、2012年から同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した幼児から小学生向け算数教材で、のべ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。