
「速さ」は中学受験でも重要な基礎となってきます。難しいポイントを抑え、練習しましょう。
「速さ」は速度・時間・距離全ての要素を考慮しながら計算しないといけないため、お子様が苦手とする範囲です。
しかし中学受験で頻出の旅人算にも影響します。
旅人算とは、逆向きに進む2人が途中で出会ったり、同じ向きに進む人に出会ったりする、速さの文章問題です。
同時に2人が動くので、お子様は混乱しやすいです。
旅人算他のほか、流水算、時計算、ダイヤグラム、速さと比など様々な範囲でも必要になってきます。
早めの対策をして、算数への苦手意識を払拭しましょう。
中学受験を見据えるなら小学3年生のうちから始めるべきです。
ぜひこちらのページもご覧ください。
3年生からの受験準備
「速さ」が苦手な4つのワケ
1.単位互換が難しい
先述の通り、速度・時間・距離のそれぞれに単位互換が必要です。
速度では「時速から分速へ」、「分速から秒速へ」単位が小さくなる度に60倍します。
しかし時間では、「1時間あたりの値から1分あたりの値へ」に、「1分あたりの値から1秒当たりの値へ」単位が小さくなる度に1/60倍します。
速度と時間の単位はともに時間を考慮しなければならないのに、「時間が短くなるなら値も小さくなる」というような共通項はないのです。
速さの意味を理解する
時速・分速・秒速の意味をきちんと理解しているでしょうか?
まず時速>分速>秒速を理解しましょう。
そして時速は「1時間あたりに進む距離のこと」で分速は「1分あたりに進む距離のこと」と理解しましょう。
意味を理解することで、60倍するのか、1/60倍するのか、考えればわかるようになります。
この際、丸暗記すると必ず思い出せなくなり混乱してしまうので避けましょう。
2.単位を揃えることが難しい
単位を揃えることが出来ないと、「分速60mで2時間進む距離は何kmか」を計算する際に「60×2=120」のような計算をしてしまいます。
この場合、分速なので「60m×60分=1200m/時間」に単位を揃えてから計算します。
速度は「分速なのか、時速なのか」、時間は「分単位なのか、時間単位なのか」、距離は「mなのかkmなのか」に気を付けて計算しなければなりません。
得意な単位に揃える
与えられた情報の単位と求められる解の単位が何であるか、把握しなければなりません。
ここで、「分速60mで2時間進む距離は何kmか」を再び考えてみると、揃える単位は2種類あります。
求められる解の単位はkmであるため距離の単位に揃えるとすると、分速60mを分速0.06kmに直して計算することになります。
また時間の単位をそろえる場合、分単位ではなく時間単位の距離を聞かれているので、分速を時速に直し、分速60mを時速1200mに直すことになります。
小数がでてくると計算式で間違えやすいお子様は、この問題であれば時間の単位を揃えてから計算しましょう。
お子様によって揃えやすい単位があるはずです。
苦手克服なら「RISU算数」がおすすめ

算数の家庭学習には、算数専用タブレット教材の「RISU算数(幼児には「RISUきっず」)」がぴったりです。
特長1:「無学年制」で一人ひとりにピッタリのカリキュラム

RISU算数では無学年制カリキュラムを採用。
学年を超えてどんどん先取り学習を進めることも、
つまずいた分野で学年を遡って復習することもタブレット一台で完結します。
またRISU算数ではデータに基づき、お子様の学力に合わせた出題がなされるため、
難しすぎて勉強が嫌いになってしまうということや、簡単すぎて退屈するということもありません。
つまり、解き甲斐があり楽しい問題がつづくため学習習慣が自然に身につき、着実に基礎力を固めることができるのです。
特長2:文章問題・図形問題で思考力が身に付く

RISU算数には、図形問題や文章問題など幅広いレベルの問題が収録されており、
中学入試や算数オリンピック問題など、思考力を試す問題も多く含まれています。
進学塾に通っているお子さんであっても、
計算力は高いのに文章を読み取るのが苦手で問われていることを正確に理解できないお子さんや、論理的に考えるのを苦手としているお子さんは多くいます。
RISU算数では、基礎的な計算問題からハイレベルな文章問題まで、算数の学力をバランスよく伸ばすことができます。
特長3:分かりやすい「解説動画」

RISU算数では、東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画が大人気。
分からない問題も、解説動画を見てお子さん一人で解決することができます。
また定期的にチューターからの応援メッセージ動画を楽しみにされているお子さんもたくさんいらっしゃいます。
憧れの大学に通うお兄さんお姉さんからのメッセージは、学習へのモチベーションアップに最適です。
RISU算数には他にも、自動採点機能やメールで学習進捗をお知らせする機能など、保護者の方にも嬉しい機能が満載。共働きや小さいお子さんがいるなど、毎日忙しい親御さんも安心してお子さんの学習を見守ることができます。
まとめ
たくさんある教材からお子さんにぴったりのものを見つけるのは、想像以上に労力がいるものです。
タブレット学習や便利なサービスを活用して、お子さんもお家の方も無理ない学習習慣を身につけられるといいですね。
RISU公式ブログでは、中学受験合格者・算数検定合格者・模試の成績優秀者など、RISU算数を活用した学習体験談を多数ご紹介しています。
お子さんの勉強の参考になる記事がきっと見つかるかと思いますので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。