RISU 学び相談室

Q

息子が来年から小学校に入学するのですが、入学前に何か勉強の準備をしておく必要ありますか?

Q RISU算数スタッフの回答

入学前の準備が必ずしも必要かと言われると、そうとは言えません。

入学後、学校の教育は準備などをしていなくてもきちんとついていけるようになっています。

しかしながら、入学前に身に着けた学習習慣や、勉強への興味は入学後に役立つことは間違いありません。お子様のやる気があるようでしたら準備をはじめてみるのもいいでしょう。

ただし、お子様が勉強に興味ややる気がない状態で無理やり勉強をさせてしまうと、小学校入学以降も勉強嫌いになってしまうことが多いため注意しなければいけません。
お子様の気持ちを重視してあげましょう。

入学前準備の利点

冒頭で入学前に準備を行う必要は必ずしもないとは書きましたが、もちろん準備を行うことで利点はもちろんあります。

1,勉強に興味を持つ


小学校入学前に行う準備としての勉強でしたら、がっつりとした勉強ではなく、お子様に楽しみながら勉強をしていただくようなものがいいのかと思われます。
教材を選ぶ際は、遊び感覚で楽しみながら、数字や時計に親しめるようなものを選ぶといいでしょう。

入学前に勉強への興味を持ってもらえれば、入学後にも勉強を継続的に続けていくきっかけになるかと思います。

2,勉強の習慣をつける


入学前に学習の準備を行う利点としては勉強をする習慣が身につくことが挙げられます。

入学後、お子様の生活は入学前のものから一変して、一日の間に数時間必ず机へと向かうものとなります。

「毎日勉強をしなきゃいけない」という生活の変化についていけず、勉強が嫌いになってしまうことは珍しくありません。
また、学校だけでなく家庭でも宿題を毎日こなさなければいけない、ということも相まって勉強嫌いになってしまうことも多々あります。

そのように毎日勉強をする、という生活に対しての準備を行うことは非常に効果があります。

また、このようなネガティブな要素を避けるだけではなく、勉強をする習慣があるということは入学後も根本的に強みとなるため、損をすることはないでしょう。

まとめ

小学校入学前の準備は必要とは限りませんが、強みとなることは多々あります。
しかしながらそれらの多くは、勉強への興味や学習習慣などお子様の勉強へ対する姿勢や習慣に関するものです。

お子様に勉強への興味がないなか保護者が無理やりやらせて、お子様が勉強嫌いになってしまっては元も子もありません。
ですので、入学前の準備を行うか否かは、保護者だけで決めるのではなくお子様の意思を尊重してあげたうえで決めるといいかと思います。

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