RISU 学び相談室

2026/05/27
ママ、パパからのご相談

昭和女子大学附属昭和小学校はなぜ人気?倍率や進学についても知りたい

昭和女子大学附属昭和小学校はなぜ人気なのでしょうか?男子は少ないのでしょうか?入試の倍率や問題の難易度、中学受験などの進学状況についても知りたいです。
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著者からの回答
昭和女子大学附属小学校は、私立小学校が多い世田谷区にあり、毎年多くの志願者が集まる人気の私立小学校。
女子大学の附属小ですが、小学校は共学です。

探求コースと国際コースに分かれ、探求コースではSTEAMS強育や英語教育など非常に先進的でバランスの良い教育環境が整っており、国際コースは一条校として初めてケンブリッジ国際認定を受けています。

昭和小の入試の大きな特徴は、子どもの「のびしろ」を評価する点です。 早熟ですでに完成されているかではなく、諦めずに課題に取り組む意欲や入試期間中での成長の様子といった観点が重視されます。

本記事では昭和小学校の人気の理由や、試験内容、どんな子どもが受かるかまで解説します。

昭和小学校の受験を検討している方や、昭和小学校が家庭に合うか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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昭和女子大附属昭和小学校とは?基本情報

昭和小学校は、三軒茶屋駅(東急田園都市線)から徒歩7分とアクセスが良く、子ども園から大学院までが揃う広々としたワンキャンパスの中で学べる学校です。

落ち着いた校風や丁寧な生活指導に加え、国際教育や探究的な学びにも力を入れている学校として知られています。

ここでは、昭和女子小学校の特徴について詳しく見ていきましょう。

女子校ではなく共学校

昭和女子大学の附属校であることから女子校のイメージを持たれやすいですが、昭和小学校は男女共学です。

一方で、系列の中学校・高校は女子校となっています。

そのため、小学校までは共学でのびのび学ばせたいと考える女子の家庭や、中学受験を視野に入れている男子の家庭から選ばれやすい傾向があります。

高倍率の人気校

昭和小学校の探究コースの倍率はおよそ8倍といわれており、特に多くの志願者が集まります。

一方、国際コースも人気が高く、倍率は4倍前後です。

私立小学校が多い世田谷区の中でも、東京農業大学稲花小学校に次ぐ志願者数を集めており、注目度の高い学校といえるでしょう。

探求コースと国際コース

昭和女子小学校では、子どもの興味や将来像に合わせた学びができるよう、「探究コース」と「国際コース」が設けられています。

それぞれのコースについて解説します。

探求コース

探究コースは、全教科で「探究的な学び」を取り入れているコースです。

単に知識を覚えるだけではなく、「なぜそうなるのか」を考え、自分なりに答えを導く力を育てていきます。

教育の特徴は以下の通りです。

このように、学力だけではなく、AI社会に必要なリテラシーや、非認知能力、英語力を身に着けようとするコースです。

英語教育にも力を入れており、卒業時には英検準2級レベルを目指します。

「日本語でしっかり学びながら、探求力や英語力も身に着けたい」という家庭に向いているコースです。

国際コース

昭和女子小学校の国際コースは、一条校として初めてケンブリッジ国際認定を受けており、授業の6割を英語で実施します。

ケンブリッジ国際カリキュラムは、単に知識を詰め込むのではなく、高い思考力を育てる教育法として、世界で広く導入されています。

日本にいながら世界基準の教育を受けられる環境です。

一方で、インターナショナルスクールとは異なり、日本の学校教育法に基づいた学校(一条校)である点も特徴です。

卒業時の英語力の目安は英検2級ですが、英語だけでなく漢字や日本語、日本の学校文化も大切にしながら学べます。

「家庭でも日常的に英語を使っている」「英語力を伸ばしたいが、日本式の教育も受けさせたい」と考える家庭から人気を集めています。

昭和女子大附属昭和小学校が人気の理由

ここでは、昭和女子小学校が人気を集める理由を見ていきましょう。

先進的な教育に力を入れている

昭和女子小学校は、伝統校でありながら先進的な教育を積極的に取り入れている学校です。

昭和女子大学は創立100年を超え、昭和女子小学校も70年以上の歴史を持っています。

一方で、「昔ながらの女子校」という雰囲気だけではなく、ITやAIを意識した教育や、探究学習、英語教育など、現代的な教育にも力を入れている点が特徴です。

長年培ってきた教育ノウハウを土台にしながら、時代に合わせた学びを柔軟に取り入れているため、教育内容にも安心感があります。

そのため、「伝統校の落ち着いた環境」と「新しい教育」の両方を求める家庭から人気を集めています。

女子は内部進学ができる

昭和小学校の大きな特徴のひとつが、系列校への内部進学制度です。

女子は、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校へ内部進学できます。

中学校・高校も同じキャンパス内にあるため、通学などの環境の変化が少なく、安定した学校生活を送りやすいのが魅力です。

また、中学受験や高校受験に追われにくいため、小学生の時期に探究活動や習い事などへ時間を使いやすいメリットもあります。

そのため、「受験競争だけに追われるのではなく、落ち着いた環境で子どもを成長させたい」と考える女子の家庭から支持されています。

女子で内部進学せず中学受験を選ぶケースも2割ほどあり、状況に応じた進路選択が可能です。

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男子の中学受験において進学実績がよい

昭和小学校は、男子はほぼ全員が中学受験となる学校です。

そのため、昭和小学校では男子の進路指導に力を入れており、中学受験における進学実績の高さでも知られています。

主な進学先は以下の通りです。

進学先一覧青山学院中等部、麻布学園麻布中学校、海城中学校、学習院中等科、暁星中学校、慶應義塾中等部、慶應義塾普通部、攻玉社中学校、栄東中学校、巣鴨中学校、成蹊中学校、聖光学院中学校、筑波大学附属駒場中・高等学校、東京農業大学第一高等学校中等部、本郷中学校、武蔵中学校、明治大学付属中野中学校、立教池袋中学校、立教新座中学校、早稲田中学校 

このように、昭和小学校には多くの難関・人気校への進学実績があります。

女子の多い落ち着いた校風の中で学べるため、男子ものびのびとした環境で中学受験の準備を進めやすい点が特徴です。

「小学校時代は穏やかな環境で過ごしながら、中学受験にもきちんと取り組みたい」と考える男子の家庭からも支持されています。

一条校とインターナショナルスクールの良さを両立

昭和小学校の国際コースは、「一条校」と「インターナショナルスクール」の両方の魅力をあわせ持っている点が特徴です。

一般的なインターナショナルスクールは、学校教育法で定められた学校ではないケースも多く、日本の小学校卒業資格を得られない場合があります。

また、「日本語力が十分に育つか」「日本の文化や学校生活に馴染めるか」を不安に感じる家庭も少なくありません。

一方、昭和小学校の国際コースは、日本の学校教育法に基づく一条校です。

そのため、日本の小学校卒業資格を取得できるだけではなく、日本語教育や、給食・清掃活動といった日本式の学校生活も大切にしています。

また、途中でコース変更も可能なため、子どもの成長に合わせて柔軟に選択できる点も魅力です。

「英語力を伸ばしたいが、日本の教育や文化も大切にしたい」と考える家庭から支持されています。

共働き家庭も通いやすい

昭和小学校は、完全給食制に加え、校内にアフタースクールも完備しており、共働き家庭でも通わせやすい環境です。

アフタースクールはスポット利用も可能なため使いやすく、多くの家庭が活用しています。

また、宿題や自由遊びだけではなく、サッカーや英語などの習い事にも参加できるため、「放課後の時間も充実させたい」「学校の中で習い事まで完結させたい」と考える家庭から支持されています。

私立小学校は「共働きだと通わせにくい」というイメージを持たれることもありますが、昭和女子小学校はサポート体制が整っているため、共働き世帯にも人気の高い学校です。

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探求コースの入学試験概要

昭和小学校の探究コースでは、ペーパー試験だけではなく、子どもの思考力や行動面も含めて総合的に判断されます。

ここでは、探究コースの募集人数や試験内容について見ていきましょう。

探求コースの募集人数

探究コースの募集人数は、男女あわせて64名です。

この人数には昭和子ども園からの内部進学者も含まれるため、一般入試の募集枠は公表されている人数より少なくなると考えられます。

また、探究コースは志願者数も多いため、限られた募集枠に対して高倍率になる傾向があります。

探求コースの試験日

探究コースの試験日は、例年11月1日・2日・3日の3日間にわたって実施されます。

3日間すべてに出願できるため、昭和小学校を第一志望とする家庭の中には、複数回チャレンジするケースも見られます。

また、11月1日〜3日は多くの私立小学校で入学試験が行われる時期ですが、昭和小学校は日程を選択しやすいため、併願校としても受験しやすい学校といえるでしょう。

探求コースの試験内容と対策

探究コースの入試では、主に以下のような内容が実施されます。

ペーパー試験では、基礎的な知識に加え、話を聞いて考える力や読解力も見られる傾向があります。

また、行動観察では3〜4名のグループでゲームに取り組み、指示行動では工作などの作業を伴う課題が出題されます。

近年では実施されていなかった運動試験が再開されるなど、試験内容に変化も見られますが、「指示を理解し、落ち着いて行動できるか」が重視されている点は変わりません。

1つ1つの試験を丁寧にこなせるように準備しましょう。

国際コースの入学試験概要

次に、国際コースの募集人数や試験内容を解説します。

国際コースの募集人数

国際コースの募集人数は36名で、探究コースと比べると少人数で募集されています。

英語を日常的に使う家庭や、英語力を重視しながらも日本式の教育を受けさせたい家庭から高い人気を集めており、毎年多くの志願者が集まります。

倍率は4倍前後と、探究コースより低く見えるものの、第一志望として受験する家庭が多い傾向があり、実際には競争率の高いコースといえるでしょう。

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試験日

国際コースの試験日は、例年11月1日に実施されます。

探究コースとは異なり、試験日は1日のみです。

また、探究コースとの同時出願も可能なため、11月1日に国際コースを受験し、その後2日・3日に探究コースへチャレンジするといった併願も可能です。

試験内容

国際コースでは、探求コースと同じく以下の試験があります。

探究コースとの大きな違いは、面接時に英語での口頭試問が実施される点です。

英語での質問を聞き取るだけではなく、自分の言葉である程度受け答えできるコミュニケーション力も求められます。

そのため、プリスクールやバイリンガル保育園・幼稚園に通っているなど、日常的に英語を使う環境に慣れていると対策しやすいでしょう。

昭和女子大学附属昭和小学校に合格する子ども・家庭

昭和小学校では、ペーパーの得点や英語力だけではなく、子どもの個性や家庭の教育方針も重視される傾向があります。

そのため、単に「できる子」を求めるのではなく、学校の教育理念に合う子ども・家庭かどうかも大切にされています。

ここでは、昭和女子小学校に合いやすい子どもや家庭の特徴を見ていきましょう。

のびしろがある子ども

昭和小学校は、完成された能力だけを評価するのではなく、「のびしろ」を重視する学校です。

そのため、試験時点で何でも完璧にできる子よりも、未完成ながら一生懸命取り組む子や、自分なりの考えを持っている子が評価されやすい傾向があります。

こうした考えは、探究コースの試験制度にも表れています。

探求コースは3日間すべての日程に出願が可能です。そのため、たとえ1日目がうまくいかなかったとしても、2日目・3日目の頑張りや成長した姿を見てもらえます。

昭和小学校には、子どもはこれから成長していくものという考えがあるため、失敗しても前向きに取り組める力も、昭和小学校が考える「のびしろ」のひとつといえるでしょう。

落ち着いて話を聞ける子ども

昭和小学校は、のびのびとした校風でありながら、伝統校としての落ち着きや品格も大切にしている学校です。

入学試験では、話を聞いて行動する場面が多く設定されており、落ち着いて指示を聞く力や、集団の中で協調して行動する力が求められます。

特に行動観察では、「目立つ子」が有利というよりも、先生や周囲の子どもの話をよく聞いて取り組める子どもが評価されやすい傾向があります。

非認知能力を重視する家庭

学力や伝統を重視しすぎず、非認知能力などの時代に合わせた力を身に着けたいと考える家庭は、昭和小学校の校風に合いやすいといえます。

昭和小学校は、学力や英語力だけを重視する学校ではありません。

主体性や自律性、協調性、判断力といった非認知能力を重視する学校であり、面接では家庭と一体となって子どもを長い目で育てていけるかを重視しています。

そのため、子どもの内面の成長を大切にしている家庭ほど、昭和小学校の教育方針と相性が良いといえるでしょう。

英語と日本語の両方を大切にする家庭

昭和小学校に合格する家庭は、英語と日本語をバランスよく学ばせたいと考える家庭が多く見られます。

昭和女子小学校の国際コースは、英語力を伸ばしながらも、日本語もしっかり学べる環境が特徴です。

そのため、オールイングリッシュの環境を求めている家庭や、反対に英語教育をあまり重視していない家庭は、昭和小学校の教育方針に合いにくい場合があります。

また、面接では学校への理解度も確認されるため、「なぜ英語教育を受けさせたいのか」「日本語教育も大切にしたい理由は何か」を家庭の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。

昭和女子大学附属昭和小学校の受験でよくある質問

ここでは、昭和小学校への受験を検討している家庭のよくある質問にお答えします。

昭和女子大学附属昭和小学校の偏差値は?

小学校受験は、ペーパーの得点だけではなく、行動観察や面接なども含めて多面的に評価されるため、明確な偏差値はありません。

特に 昭和小学校は、「のびしろ」を重視する学校であることからも、偏差値だけでは測れない部分が大きいといえるでしょう。

参考として、系列校である 昭和女子大学附属昭和中学校 の偏差値は51(四谷大塚)とされています。

また、男子の進学先には難関中学校も多く含まれていることから、昭和小学校全体の学力水準は比較的高いと考えられます。

通学時間や距離の制限はあるか

昭和小学校では、通学時間や距離に関する制限は設けられていません。

実際に、通学時間が30分程度の子どもから、1時間半以上かけて通う子どもまで、さまざまな家庭があります。

また、昭和女子小学校では、2時間目と3時間目の間に軽食タイムが設けられている点も特徴です。

遠方から通学する場合、「朝が早く、体力面が心配」と感じる家庭もありますが、学校生活の中でエネルギー補給ができるよう配慮されています。

そのため、通学時間が長い家庭でも、比較的安心して通わせやすい環境といえるでしょう。

男子の割合はどのくらい?

昭和小学校では、男子は全体の1〜3割ほどが在籍しています。

人数が比較的少ない分、先生の目が届きやすく、進路指導も手厚い傾向があります。

男子同士の距離感も近く、学年を超えて仲良くなりやすい点も特徴です。

そのため、「穏やかな環境で過ごしながら、中学受験にもきちんと取り組みたい」と考える家庭から支持されています。

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昭和女子大学附属昭和小学校まとめ

昭和小学校は、長い歴史を持つ伝統校でありながら、探究学習や英語教育など、時代に合わせた新しい教育を積極的に取り入れている学校です。

倍率が高い人気校ですが、「のびしろ」を重視する校風のため、課題に対して前向きに取り組む姿勢のある子が評価されやすいといえます。

また、受験を検討する際には、入学後の進路についても理解しておくことが大切です。

昭和小学校の場合、女子の約8割が内部進学を選び、残りの女子や男子の多くは中学受験へと進みます。

そのため、内部進学時の学力が気になる家庭や、中学受験を見据える女子・男子にとっては、限られた時間の中で学習を進める必要があります。

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