RISU 学び相談室

2026/01/30
ママ、パパからのご相談

浜学園の入塾テストは算数が難しい?クラス分けの仕組みと「最高レベル特訓」について教えてください

浜学園への入塾を考えていますが、算数がとても難しいというのは本当ですか?浜学園の入塾テスト対策やクラス分けの仕組み、「最高レベル特訓」について教えてください。
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著者からの回答
関西で灘中をはじめとする最難関校へ圧倒的な合格実績を誇る浜学園。
関西の中学受験は算数が非常に難しい点が特徴ですが、「算数の浜」とも言われる浜学園はハイレベルな算数指導で知られます。
その第一歩となるのが「入塾テスト」。
テスト成績によってV・S・Hにクラス分けされ、特に成績優秀なお子さんには「最高レベル特訓算数(最レ)」の受講資格が与えられます。

本記事では、浜学園の入塾テストの難易度やクラス構成、そして多くの受験生が目標とする「最高レベル特訓(最レ)」の受講資格を勝ち取るための戦略を徹底解説します。

浜学園への入塾を検討される方はぜひ最後までお読みください。
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入塾テストの概要

浜学園では入塾テストの成績に基づいて、マスターコース(通常授業)での在籍クラスが、上からVSHに分けられます。
大規模校舎では、V1 V2といった形でさらに細分化されます。

また浜学園にはマスターコースとは別に「最高レベル特訓算数(最レ算数)」という選抜制の特別授業があります。

入塾テストでは入塾(マスターコースへの在籍)の可否とともに、最高レベル特訓算数の受講資格判定も行われます。

合格の目安

合格基準はテストの種類や時期、学年によって異なりますが、概ね受験生の6割〜7割程度が受かると言われます。

土曜入塾テスト無料オープンテストは比較的合格しやすく、塾生も受ける公開学力テストでは難しくなります。
学年が上がるにつれてテストが難しくなるため、特に新4年生や新5年生といった通塾のピーク時期は、合格基準が難しくなる傾向があります。

公開学力テストを除くと、入塾テストでは公立小学校の履修範囲から主に出題されるため、基礎学力がしっかりと定着していれば合格自体は難しくありません

関西中学受験のハイレベルな算数への適性を判断

関西の中学受験は社会を課さない学校も多いため、算数での厳しい戦いになります。

したがって浜学園の入塾テストでは、ハイレベルかつハイスピードな算数のカリキュラムへの適性が重視されます。

「とりあえず浜学園に入塾できればいい」というのではなく、

とお考えの場合は、小学校の勉強だけでなく攻めの家庭学習先取り学習が必要です。

先取り学習で失敗する原因は?正しい先取り学習のやり方を知りたい(学び相談室)

もし不合格だったら?

不合格の場合も、何度でも再チャレンジできます。

ただしやみくもに何度も受験して不合格が続くと、お子さんが自信を失ってしまう恐れがあります。

入塾できるかは基礎学力の有無で決まります。
まずは基礎の抜け漏れれがどこにあるのかをしっかり分析し、お子さんが家庭学習で「わかる」「できる」という手応えを感じられるようになってから入塾テストに再チャレンジしましょう。

入塾テストの種類

浜学園に入塾するためのテストは次の4種類があります。

各テストの特徴やレベルについて解説します。

1.公開学力テスト

毎月第2日曜日に実施される、有料テストです。

小1〜小3までは算数・国語の2教科。
小4〜小6は、算数・国語・理科の3教科型か、算数・国語・理科・社会の4教科型かを選択します。

浜学園の塾生・外部生あわせて数千人が受験するハイレベルな実力テストで、入塾資格の判断にも使われます。

最高レベル特訓受講の資格判定テストを兼ねており、 大規模な母集団の中での正確な偏差値が出るため、「Vクラス(最上位)」や「最高レベル特訓」の資格をより確実に狙いたい場合に向いています。

2.無料オープンテスト

2月・6月・11月・1月に「学力診断テスト」などの名称で大々的に募集されます。

対象は小1〜小5で、全学年算数・国語の2教科です。

解説授業がセットになっていたり、入塾金が免除されるキャンペーンが重なったりすることが多いです。
塾生は受けないため高い偏差値が出やすく、公開学力テストよりも合格しやすい傾向にあります。

3.土曜入塾テスト

最も一般的な入塾テストで、 毎週土曜日の14:30から各校舎で実施されます。

対象は小1〜小6で全学年算数・国語の2教科(60分)です。
基礎学力の確認が中心で、試験終了後その場で合否判定がされます。

最高レベル特訓受講資格判定テストを別途続けて実施することがあります。

4.特別扱い入塾テスト

土曜入塾テストに都合がつけられない場合に、個別に予約して受けるテストです。
土曜入塾テスト同様に基礎学力の確認が中心です。
試験終了後その場で合否判定がされます。

浜学園のクラス構成(V・S・H)とその特徴

浜学園は徹底した「能力別クラス編成」を採用しています。

入塾後は、公開学力テスト(毎月実施)と復習テスト(毎週実施)の結果に基づき、2ヶ月に一回クラス替えが行われます。

入塾テストの種類によっては最上位クラスであるVクラスの資格は判定されない点に注意が必要です。

最上位クラスからの入塾を希望する場合には、万全に準備の上、塾生が全員受ける公開学力テストを受けるようにしましょう。

【V(Victory)クラス】(最上位) 

偏差値目安は概ね58〜60以上。
Vクラスは小4から設置され、灘、甲陽、洛南といった最難関校を志望する生徒が集まります。

カリキュラム進度はどのクラスも共通ですが、生徒の学力に合わせてクラスごとに解説の速さや扱う問題レベル、つまり情報量に大きな差が生じます

Vクラスには優秀な浜学園生のさらに精鋭たちが集まり、発展的な問題を中心に扱います。
家庭学習でどれだけ算数の力を伸ばせるかが、Vクラスからスタートできるかを左右するでしょう。

低学年

低学年ではVクラスが無く、S・Hの2クラスに分かれます。
(ただし校舎によってはHクラスが無いなど、校舎の規模や塾生の構成によって対応が異なります)

【S(Superior)クラス】(中堅〜上位) 

偏差値50前後の層が中心です。
関関同立の附属校をはじめとする有名私立中を目指すボリュームゾーンであり、Vクラス昇格を目指す生徒たちが切磋琢磨するとても活気のあるクラスです。

授業では基礎から標準問題を丁寧に解説し、応用問題への対応力を養います。

低学年

Sクラスは低学年の上位クラスです。
「これから受験勉強を始める」という地頭の良いタイプから「すでにかなりな学習量を積んでいる」という秀才タイプまで様々なお子さんが在籍します。
「特定の教科だけ突出している」といった、荒削りではありつつも高い潜在能力を持つ子も見られます。

【H(Honour)クラス】(標準) 

基礎を固め自信を育む土台となるクラスです。

浜学園のカリキュラムは非常にスピーディーですが、Hクラスではその中でも最重要となる「根幹部分」を丁寧に扱います。

低学年

低学年のHクラスは、勉強を「嫌い」にさせず「わかる楽しさ」を実感させることが目標。
具体的で丁寧な解答を重視し「穴を作らない」ことを優先します。
地頭の良さはあっても、テストの受け方や家庭学習のコツを知らないだけの子も多く、少しのきっかけで一気に伸びるポテンシャルを秘めています。

入塾時のクラスが重要な理由

浜学園ではどのクラスも同じテキストを使用しますが、クラスごとに扱う問題範囲が異なります。
Vクラスでなければ扱わない難問があるため、クラスの差は学習の深度として表れます。

すでに難関校を目指すと決めている場合は、万全の準備で入塾テストに臨むことをお勧めします。

【学年別】浜学園入塾テストの出題傾向と対策ポイント

浜学園の入塾テストでは、テスト種類や学年によってポイントが異なります。

テストに合格することだけが目標であれば、基礎学力をしっかり固めるだけで問題ありません。

しかし上のクラスからのスタートや最高レベル特訓算数の受講資格を狙う場合は、高得点での入塾テスト合格を目指す必要があります。

低学年(小1〜小3):基礎学力+地頭

低学年では基礎学力と学習習慣の有無が重要になります。
算数パズルに親子で楽しく取り組んだり、読書を通じて自然に語彙力を高めたりしましょう。

【算数】

基礎学力と共に、思考の柔軟性や粘り強く考え抜く力が問われます。
速く正確な計算力はもちろんのこと、パズル的な思考問題や、長い問題文を正確に読み取る読解力も必要です。

【国語】

語彙知識や国語の読解ルール(抜き出しや書き方のルール)を知っているかで大きく差がつきます。
これらは小学校の学習や読書習慣だけでは十分に身につきません。
積極的に家庭学習に取り組んでいるかが合否やクラス判定に大きく影響します。

高学年(小4〜小6):処理スピード+中学受験の常識

高学年になるにつれて中学受験特有の問題も多くなります。
上位クラスでの合格を目指す場合には、中学受験分野の基礎部分も入塾前から積極的に触れるようにしましょう。

【算数】

小学校の学習内容とともに、和差算のような「中学受験特有の考え方」を、公式を知らなくても自力で導き出せるかという粘り強い作業力や柔軟な思考力が見られます。

小学校の内容は先取り学習で済ませ、他塾や家庭学習で中学受験の基礎を終えていることが上位クラスでのスタートには欠かせません。

出題範囲が広いため、苦手単元を作らないことが合格への絶対条件です。

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【国語】

高学年の入塾テストでは、小学校内容の基礎知識が身についているのは当然として、抽象的で難解な文章も出題されます。

豊富な語彙力に基づく高度な思考力が求められます。
漢字や語句の知識はどんどん先取りし、幅広い文章ジャンルへの対応力を高めることが上位クラスでのスタートには必須です。

小5からは最高レベル特訓国語も開講されるので、受講資格を狙う場合は記述対策もしっかり行いましょう。

浜学園の入塾テストで【不合格】になる理由

浜学園の入塾テストで不合格になる場合には共通する「穴」があります。

低学年と高学年に分けて解説します。

低学年(1〜3年)の不合格要因

低学年のテストは、基本知識やテストに最後まで問題に向き合えたかがポイントです。

まだ幼い時期はテスト慣れの差が結果を左右します。
塾のテストは小学校のテストとは形式も問題量も異なるため、初めて見るテストにパニックになってしまうお子さんも珍しくありません。

一度の不合格を重く受け止めすぎず前向き次へ繋げましょう。

①計算力の不足

学校では「丁寧に書くこと」を重視して指導されますが、入塾テストでは「正確に、かつ速く」解く必要があります。

指を使って計算していたり、一問に時間をかけすぎたりすると、後半の配点が高い思考力問題にたどり着けません。

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②問題文の「読み落とし」

「あてはまらないものを選びなさい」「記号で答えなさい」といった指示を守れない(気付けない)、いわゆる精神的な「幼さ」による失点が合格ラインを下回る原因になります。

③「考え抜く粘り強さ」の不足

 低学年のテストには、ルールを見つけて解くパズル的な問題が出ます。

最後まで粘り強く考え抜く力が求められるため、すぐに「分からない」と諦めてしまう、あるいは手を動かさずにじっと考えてしまう子は点数が伸びません。

高学年(4〜6年)の不合格要因

新4年生(3年生の2月入塾)は、浜学園において本格的な受験カリキュラムがスタートする重要な時期です。

小4から最上位のVクラスが新たに設置されることから、塾も内外から精鋭を選別しようとするために入塾テストのレベルも上がります。

特に公開学力テストを受ける場合は注意が必要です。
公開学力テストは主に塾生が受けるテストなので、中学受験特有の問題が多く出題されるハイレベルな内容です。

上位クラスでなくてもまずは入塾したいという場合は、公開学力テストではなく土曜入塾テストを受けることをお勧めします。

高学年以降の入塾テストで不合格になってしまう主な要因は以下の3点です。

①基礎学力の不足

高学年から入塾テストのレベルが上がります。

しかし基礎学力がしっかり身についていれば、合格ライン自体を越えることは十分可能です。
それでも不合格になってしまう場合は、小学校の学習範囲に抜け漏れがある可能性が高いです。

また高学年では中学受験特有の考え方が「地頭を測る問題」として出題されます。

入塾テストの時点で「すでに先取りができているか、もしくは同等の思考力があるか」が上位クラスに必要な資質として判断されます。

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②スピード不足

塾のテストで求められるスピードは小学校と大きく異なります。

1問に2分以上かけてしまうと、後半の配点の高い問題(大問4〜6など)にたどり着けません。

基本的な計算能力が「反射」で解けるレベルに達していないと、合格ラインを割る可能性が高まります。

③「語彙力の不足」と「読解力」の不足(国語)

漢字・語句など基礎知識問題で失点すると合格ラインを割る原因になります。

知識不足は読解力にも影響します。
知らない言葉が多いと、文章の全体像が読み取れなくなってしまいます。

 国語の文章が読めないと、算数の文章題の意味も正確に把握できず、両教科とも共倒れになるケースが目立ちます。

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灘中合格への登竜門「最高レベル特訓算数(最レ)」とは?

浜学園の代名詞とも言えるのが、通常授業(マスターコース)とは別枠で設置されている「最高レベル特訓算数(通称:最レ算数)」です。

小1〜小3は月2回、小4以降は週1回、マスターコースの通常授業とは別に設置されます。

最レだけを受講することも可能で、他塾の生徒や通信教育など家庭学習をメインに行っているお子さんも、公開学力テストや、入塾テストとともに受ける受講資格判定テストで基準を超えると受講資格を得られます。

最レ算数は1年生から開講されており、学年を追うごとにレベルアップし判定基準が厳しくなります。
(最高レベル特訓国語は小5から開講されます)

関西の中学受験は算数で決まると言っても過言ではありません。

最高レベル特訓算数は「算数の浜」の真髄とも言える講座であり、日本一難しい算数とも言われる灘中に挑戦する権利を得るための目安ともなります。

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【特徴】

最レ算数では、通常のテキストを遥かに超える難問に取り組み、多角的な視点と粘り強い思考力を養います。

低学年(小1〜小3)

マスターコースよりも半年から1年程度の先取り学習を行います。
小1で掛け算・割り算の習得や文章題を扱い、小3までに小学校の6年間の計算分野を完了します。
算数パズル的な思考力を鍛えるところからスタートし、徐々に中学受験の主要分野の学習に入ります。

高学年(小4〜小6)

小4以降は入試問題を取り入れ実践力を養います。
小5では講義1で「比」を中心に受験算数を固め、講義2では文章題の演習を中心に進めます。
小6ではさらに入試頻出の問題にレベルアップさせて取り組み、初見の問題への対応力を高めていきます。

【受講資格】

公開学力テストで算国2科の偏差値58以上、もしくは算数偏差値58以上の成績を収める必要があります。
土曜入塾テストから入塾する場合には、別途「受講資格判定テスト」で高得点を収める必要があります。

最レ算数にはVクラスの精鋭が中心となります。
ただし総合得点で決まるクラス分けとは異なり、算数1教科の成績でも判定可能なため、算数で突出した子であればVクラスでなくても最レベ算数だけを受講することが可能です。

【レベル感】

 計算問題は「正確で当たり前」。

その上で、条件が複雑な文章題や、図形を分割・移動させて考える問題など、学校では教わらない「塾レベルの解法」を柔軟な思考力で使いこなす必要があります。

特に、公開学力テストの最後の大問(思考力問題)で部分点を拾う、あるいは完答できるかがボーダーラインとなります。

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(合格校:灘・西大和・東大寺学園・愛光)

RISU算数は中学受験に効果あり?塾なしでも合格できる?活用例や体験談を知りたい(学相談室)

まとめ:算数力を磨き上げて浜学園の入塾テストに挑戦

浜学園の入塾テストは、ゴールではなく中学受験生活のスタート。 
特に関西の中学受験は算数の重要度が非常に高いです。
浜学園での受験勉強を充実させるには、算数の力をいかに磨き上げて入塾テストに臨むかがカギになります。

まずは現在の学力を客観的に把握し、基礎の穴埋め先取り学習思考力トレーニングを積み上げていきましょう。

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