灘中をはじめとする最難関校への圧倒的な合格率を誇る一方で、「入塾テストが難しくて受からない」「浜学園とどっちがいいの?」という声も多く聞かれます。
本記事では、希学園の入塾テストの仕組み、クラス分け、最高レベル演習いついて、浜学園との違いが分かるように説明します。
また首都圏の希学園についても触れていますので、首都圏での中学受験を予定している方も、関西発祥塾ならではの徹底した面倒見の良さについてご参考になさってください。
目次
希学園 入塾テストの概要

希学園へ入塾するためには「入塾テスト」に合格する必要があります。
このテストは希学園のハイレベルな学習への適性や、入塾後のクラス分けや、最難関校を目指すための「資質」を測る重要な指標となります。
入塾テストの種類
希学園の入塾テストは次の2種類があります。
公開テスト
希学園の全塾生が受験する実力テストで、毎月第2日曜日に実施されます。
希学園内での順位・偏差値・弱点の分析等の詳細なデータが記載された成績表が返却され、一般生は入塾資格が判断がされます。
学年によって、2科目(国算)3科目(国算理)4科目(国算理社)のいずれかを選択し受験します。
- 対象学年:(新)小3〜小6
- 受験科目: 小3は2科目、小4は2〜4科目から選択、小5小6は3科目・4科目から選択
- 受験料: 2,200(2科目)〜4,400円(3科目・4科目)
特別入塾テスト
都合により公開テストを受験できない場合や、公開テストの対象外となる低学年のお子さんを対象に実施。
入塾の可否を判定するのみで、ハイレベル講座の受講資格認定や飛級の判定はできません。
- 対象学年:小1〜小6(時期によっては新小1〜新小6)
- 受験料・無料(算国)
合格ライン
希学園入塾テストの合格基準は正式に公表されてはいません。
入塾基準は基礎力の定着を測ることが主な目的のため、平均点である5〜6割を取れればクリアできると考えられます。
ただし最終的には学園長判断であるため、算数で光るセンスが見られるかも判断基準となる可能性があります。
なお上位クラスからのスタートを狙うなら、公開テストで偏差値60以上が目安です。
難易度
出題範囲は公開テストも特別入塾テストも「小学校における既習範囲を中心に問題を作成」とされます。
ただし塾のテストでは小学校のテストでは見たことのない形式の問題が多く出されます。
対策なしに受験すると「どうやって解けばいいか分からない」と、ても足も出ない可能性があります。
学年が上がるほど中学受験特有の内容が多くなり難易度が上がりますので、しっかりと中学受験を見据えた家庭学習を進めましょう。
希学園と浜学園の違いは?
関西圏で中学受験を検討する際、必ず候補に挙がるのが希学園と浜学園です。
希学園は浜学園の教師陣が独立して立ち上げた塾であるため、両塾の指導システムや講座の名称には類似点が多いです。
ただしいくつか異なる点もありますので、どちらがご家庭に合うかの参考にしてください。
「浜学園の入塾テストは算数が難しい?クラス分けの仕組みと「最高レベル特訓」について教えてください(学び相談室)」
「塾完結型」の希学園 vs 「家庭主導型」の浜学園
最大の違いは、塾の介入度合いの違いによる家庭学習の負担です。
希学園:徹底した面倒見の良さ
希学園には 「居残り自習」という制度があり、授業後に講師の管理下で宿題を終わらせてから帰宅するのが基本です。
分からない箇所はその場で質問できるため、親が家で教える必要があまりありません。
「共働き家庭でも中学受験できる?塾選びや勉強のサポート方法について知りたい(学び相談室)」
浜学園:ご家庭のサポートが基本
浜学園の場合は、授業が終わればすぐに帰宅し家庭で宿題に取り組みます。
そのため子どもの自主性や親によるスケジュール管理・サポートといった、ご家庭による学習管理が多く求められます。
低学年の授業も少数精鋭の希学園
低学年のカリキュラムにも両塾には違いがあります。
希学園:低学年からハイレベルな先取り学習
希学園の低学年コースは、最高レベル特訓 (算数・国語)、灘クラブ特訓(算数・国語)、といった資格認定講座がありますが、ベーシックな通常授業は新小4からのスタートです。
そのため、基礎学力や学習習慣がすでに身についている、いわば「エリート候補生」を対象としたカリキュラム構成になっています。
浜学園:マスターコースで基礎固めからスタートできる
浜学園には小1から通常授業であるマスターコースがあり、さらに資格認定を得ることによって最高レベル特訓算数(国語は小5以降)や灘中特訓といったハイレベルな授業を受講できる仕組みです。
学習習慣を身につけるところからスタートできるため、中堅から最難関志望まで幅広い学力帯の生徒に門戸を開いていると言えます。
希学園のクラス分けと「最高レベル演習」「灘特訓」の資格
希学園では、入塾テストや毎月の公開テストの結果によって厳格にクラスが分けられます。
PC(パブリッククラス)の仕組み
希学園では、学力別に1上から「PC0」「PC1」「PC2」といったクラス分けがなされます。
最上位クラスであるPC0に入るための基準は公開されていませんが、多くの塾で偏差値60以上が最上位クラスと言われるので、上位10%以内を目安にするのが妥当でしょう。
入塾後も毎週行われる復習テストと公開テストの結果に基づいて、毎月クラス替えが行われます。
どのクラスも共通の問題を解くので、頑張り次第で上のクラスを目指すことも、油断してクラスが下がってしまうことも起こります。
多くの塾は2・3ヶ月に一回の頻度でクラス替えがあるため、毎月クラス替えがある塾は実は珍しいです。
希学園は、競争原理を強く意識させることで、緊張感を持って学習に取り組める環境と言えるでしょう。
灘中合格への登竜門「最高レベル演習」
希学園を象徴するのが「最高レベル演習 算数・国語(通称:最レ)」です。
小1から開講される特別なコースで、受講するには公開テスト等で一定以上の成績(偏差値50以上)を収める必要があります。
この「資格」を持っていることが、灘・東大寺・洛南といった最難関校合格への最低条件とも言われます。
入塾テストの段階でこの資格圏内に届くかどうかは、大きな注目ポイントとなります。
首都圏の希学園
希学園は、首都圏でも目黒・二子玉川・横浜・三田など教育意識の高いエリアを中心に、6校舎が展開されます。
少数精鋭の手厚いサポートで最難関校を目指す
首都圏では四大塾(サピックス・早稲田アカデミー・日能研・四谷大塚)が主流ですが、希学園の手厚いサポート体制は一般的な大手塾と一線を画します。
希学園は1学年の人数が少なく、講師から受付スタッフに至るまでが生徒の顔と名前・弱点を把握する圧倒的な面倒見の良さは、家庭学習での充分なサポートが難しい共働き家庭にとって大きな安心感となるでしょう。
「中学受験の塾はどう選ぶ?塾選びで失敗するのはどんなパターンでしょうか(学び相談室)」
入塾テストの出題傾向と対策
希学園は入塾テストが最も難しい塾の一つと言われます。
算数では速く正確な計算処理能力と、高い計算力に基づく試行錯誤する力が、国語では漢字や語句知識と長文を素早く読み解く力が求められます。
算数国語ともに学習指導要領に拠らずに出題されることがありますので、ご家庭で先取り学習を進めておくと安心です。
低学年(小1・小2)
希学園の小1・小2では最高レベル演習が開講されますが、ベーシックコースはありません。
そのため、家庭学習ですでに基礎学力を固めつつ思考力を鍛えてきた、よりハイレベルな学習を求める層が入塾対象です。
最レは算数だけ国語だけといった単科受講が可能ですので、得意をさらに伸ばす環境として塾を活用するのがおすすめです。
算数
最高レベル演習算数では、低学年であっても速く正確な計算力、文章問題や図形問題・思考力問題といった初見の問題にも粘り強く取り組む力が求められます。
計算練習だけでなく、算数パズルや条件整理問題など「試行錯誤する学習」を取り入れましょう。
国語
入学前の新小1であっても、ひらがなカタカナの読み書きはできる前提の問題です。
問題文の読み上げはありませんので、低学年でも速く正確な読解力が求められます。
日頃からの読書習慣はもちろんのこと、国語の長文読解学習に取り入れましょう。
中学年(小3・小4)
希学園のベーシックコースは小3から開講され、公開テストも始まります。
特に小4以降は本格的な中学受験対策に入るため、比較的合格しやすい特別入塾テストであっても問題レベルが高くなっていきます。
算数
公開テストは平均5割程度の得点率になるように作成されます。
問題量も多いため、対策なしには最後まで解き切ることが難しくなります。
速く正確な計算力と、公開テストの過去問などでテスト形式を想定した対策が必要になります。
国語
国語は漢字の書取りを正確にできるようにしましょう。
習う漢字の範囲は小学校と同じでも、熟語が難しいのが中学受験の特徴です。
普段から辞書を引いたり、文章レベルの高い長文に触れて、読解力と語彙力の向上を目指しましょう。
高学年(小5・小6)
高学年では、すでに入試本番を見据えた実戦的な出題内容になります。
上位クラスからのスタートを目指す場合には偏差値60が目安。
基礎を取りこぼさず、応用問題でもある程度正解できるだけの実力が必要です。
算数
計算・小問集合・図形問題や思考力を問う応用問題から構成されます。
特殊算、速さ・場合の数といった中学受験頻出の単元や、長めの文章題への対応力が必要です。
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国語
漢字の読み書きや四字熟語・慣用句といった中学受験で求められる一通りの知識事項とともに、物語文・説明文の精緻な内容理解や高度な記述問題も出題されます。
高学年からは語彙レベルが上がり難解な文章が出題されるのも特徴です。
理科・社会
公開テストでも入塾資格は算数と国語で判定されるため、理科・社会の特別な対策は必要ありません。
入塾テストに向けては、算数・国語の対策を中心に進めましょう。
希学園の入塾テストで【不合格】になる理由
希学園の入塾テストは中学受験塾の中でもハイレベルと言われ、一度で合格できないことも珍しくありません。
公開テストでは詳細な成績を確認でき、特別入塾テストでも問題・答案・模範解答が返却されます。
もし不合格になった場合は、具体的な改善点を見つけて再チャレンジしましょう。
低学年で不合格した場合
希学園の低学年カリキュラムは、灘中など最難関校を目指す意思のある、家庭学習では足りないと感じているご家庭が主な対象です。
学力の高いお子さんを対象にした授業のため、基礎学力があり試行錯誤できる「難問への適性」が合否の決め手になります。
不合格となった場合は、
- 計算力の速度・精度は十分か
- 問題文を正しく理解する読解力が身についているか
- 算数パズルなどで試行錯誤を楽しめているか
という点に注目し、再チャレンジに向けて対策しましょう。
「中学受験に必要な準備は?低学年でやっておくべきポイントを教えてください(学び相談室)」
高学年で不合格した場合
高学年以降の入塾テストでは、本格的な中学受験カリキュラムに対応できる力があるかを判断されます。
最低ラインの合格基準は基礎学力(正確さとスピード)と学習習慣が確立されていること。
上のクラスへの合格を目指すなら、高い処理能力と記述力、そして難問に対する粘り強い思考力が求められます。
不合格となった場合は、
- 計算力は十分定着しているか
- 問題文を速く正確に理解できるか
- 特殊算の基礎が定着しているか
- 学年相当の漢字語句が定着しているか
という点に注目し、再チャレンジに向けて対策を行いましょう。
希学園の入塾テスト対策なら「RISU算数」で先取り学習がおすすめ

中学受験塾の入塾対策には、算数専用タブレット教材の「RISU算数(幼児には「RISUきっず」)」がぴったりです。
RISU算数には基礎から応用まで約10000問を収録。
算数カリキュラム修了後は、中学数学モードに進むこともできます。
無理なく苦手を克服し、算数・数学がどんどん得意になるRISU算数の特長をご紹介します。
「【体験談】RISU算数は中学受験に効果あり?難関校・塾なし受験など合格者たちの使い方を知りたい」
1.「無学年制カリキュラム」で一人ひとりにマッチ


算数では無学年制カリキュラムを採用。
学年を超えて先取り学習をどんどん進めることも、つまずいた分野で学年を遡って復習することもタブレット一台で完結します。
2.「チュートリアル」「解説動画」で疑問を解決

新しい学習は丁寧なチュートリアルからスタート。
視覚的イメージで理解できるから、初めての勉強内容でも問題をすらすら解くことができます。

分からない問題は解説動画で疑問を解決。
東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画や、応援メッセージ動画は、「わかりやすい!」と大人気です。
3:文章問題・図形問題が豊富

RISU算数では、文章問題や図形問題が豊富に出題されます。
計算問題だけでなく、段階的にレベルアップしていくことが、算数の本質的な理解につながります。
4:「スペシャル問題」で思考力を鍛える

算数オリンピック問題や中学入試なども「スペシャル問題」として多数収録。
スペシャル問題は通常問題を解き進めるとゲットできる「鍵」を集めることで挑戦できるハイレベルな問題。
「もっと難しい問題を解きたい!」という好奇心旺盛なお子さんはぜひ挑戦してみてください。
5:保護者も安心のサポート体制

RISU算数には、自動採点機能や保護者の方への学習進捗お知らせするメールといった、学習サポート機能が満載。
さらにお子様のつまずきを検知すると、ベストなタイミングでヒントの解説動画を自動配信。
毎日忙しいおうちの方も、お子様の隣でつきっきりになる必要はなく、安心して学習を見守ることができます。
通塾をできるだけ遅くしたかったので、算数の土台作りのためにRISUを始め、小学校算数を頑張って1年で終わらせました。おかげで入塾前から灘系の特訓授業の参加資格を取ることができました。
中学受験では算数嫌いにならないことが大事です。RISUで小学生のベースを4年の間に作れたことで、5年からの通塾でもついていけました。(合格校:灘・西大和・東大寺学園・愛光)
「RISU算数は中学受験に効果あり?塾なしでも合格できる?活用例や体験談を知りたい(学相談室)」
まとめ:希学園のハイレベルな学習には低学年の土台作りが必須
希学園の学習はハイスピードかつハイレベルな内容です。
面倒見の良さもトップレベルですので、高い目標を持る忙しいご家庭にとって心強い環境です。
ただし希学園の良さを活用するためには、低学年までの土台作りが重要。
特に定評あるハイレベルな算数指導を生かすためにも、まずは家庭学習で算数の基礎を固めつつ難問を楽しむ心を育ましょう。
RISU利用者レビューでは、RISU算数をご利用いただいている保護者様の声をご紹介しています。
中学受験で志望校合格、大手塾模試で成績が大幅アップ、家庭学習の質が上がった、など皆様の参考になるリアルな体験談が多数。
RISU公式ブログでは、算数オリンピックメダリストや先取り学習での算数検定合格者、大手塾主催模試での成績優秀者など、お子様の声を中心にご紹介しています。
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