RISU 学び相談室

2025/12/11
ママ、パパからのご相談

タブレット学習で中学受験は可能?活用方法を教えてください

子どもの中学受験を検討していますが、タブレット学習で中学受験は可能でしょうか?大手塾が近くにないので、自宅で受験対策ができるといいなと考えています。
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著者からの回答
タブレット学習は基礎固め・弱点の補強・先取りを楽しくおこなえるため、中学受験に効果的です。

一方で、タブレット学習では記述力を養えなかったり、ゲームや動画の誘惑があったりと、注意しておきたいポイントも存在します。

「タブレットで中学受験に必要な学力が身につく?」
「紙の勉強がおろそかにならない?」

と不安に感じる保護者の方に向けて本記事では以下を解説します。

タブレット学習で中学受験は可能か
どんなメリットがあるのか
注意点や、どんな家庭に向いているのか

ご家庭の学習スタイルに合った使い方を見つけるためにも、ぜひ参考にしてください。
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タブレット学習で中学受験は可能か?

結論として、タブレット学習のみでの中学受験対策は、どうしても補いきれない部分があるため、通塾との併用がおすすめです。

タブレット学習のみで中学受験を目指す場合、記述問題や過去問演習、想定問題の演習、志望校別の対策が不足しがちです。また、学習や受験戦略について客観的なアドバイスをする人がいないといった問題もあります。

単元によっては人による指導が必要となる点や、志望校の情報量が豊富な点で、塾が大きな支えとなります。

一方で、塾で履修した内容の理解を深めるための予習・復習、苦手の克服、基礎の反復などはタブレットの得意な分野です。

タブレット学習と通塾(紙教材)を組み合わせることで、受験準備をバランスよく進められるようになります。

通塾せずに中学受験対策をする場合でも、タブレット学習に市販の問題集など紙教材と併用すると、記述力や実戦力を補えます。

タブレット学習で中学受験をする6つのメリット

中学受験対策にタブレット学習を活用するメリットをみていきましょう。

①学習の基礎固めができる

タブレット学習の大きな強みは、学習の基礎固めを効率的に進められることです。

中学受験で必ず必要になる計算力・漢字・理科社会の基礎知識は、どれもコツコツとした反復が欠かせません。

タブレット教材は、問題を解いたらすぐに自動採点され、間違えた問題や理解が浅い部分をAIが判断して、繰り返し出題してくれます。

子どもが「できたつもり」のままになることを防ぎ、弱点を確実に克服する仕組みになっているのが特徴です。

また、テンポよく問題が出るため、紙教材よりも反復量が増えやすい点も基礎力の向上につながります。

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②先取り学習ができる

タブレット学習は、得意な分野をどんどん先に進められるため、先取り学習」と相性が良い学習法です。

教材によっては無学年方式を採用していたり、理解度に応じて上の学年のコースを受講できたりと、子どものペースで先取りできます。

特に中学受験では算数が重要ですが、得意な単元を早めに終えると、後の応用問題や中学受験特有の高度な単元に割ける時間が増えます。

また、先取りによって心に余裕が生まれ、苦手分野にじっくり取り組む時間を確保できる点も大きなメリットです。

③モチベーションを維持しやすい

タブレット学習は、学習へのハードルを下げる仕組みが多く備わっているため、子どものモチベーション維持に役立ちます。

紙と鉛筆の勉強は単調になりやすく、「やらなきゃいけない」「おもしろくない」とモチベーションを維持できない子どもも少なくありません。

しかしタブレット学習に切り替えると、操作そのものが気分転換になります。

また、アニメーション・キャラクター・音声解説・ポイント制度など、子どもが楽しみながら取り組める要素が豊富にあり、「ドリルは嫌だけどタブレットならやろうかな」という気持ちが生まれやすいのも特徴です。

学習習慣がまだ身についていない子でも、タブレット学習なら「勉強は嫌なもの」という意識を持たずに続けられるため、習慣づくりにつなげやすくなります。

④学習管理しやすい

タブレット学習の大きな強みの一つが、学習状況を自動で見える化してくれる点です。

学習時間・正答率・つまずいた問題などがすべてデータとして記録されるため、「どこが得意で、どこが苦手なのか」が一目で分かります。

紙教材のように、保護者が丸つけをしたり、苦手な分野や進捗をまとめたりする必要がなく、全体像を把握しやすいのが魅力です。

⑤学習量を増やしやすい

現在の学習量に加え、もう少し勉強が必要と感じた際に、取り入れやすいのがタブレット教材です。

気になる教材を買い足すうちに、いつの間にかドリルが積み上がっていたという経験がある保護者の方も少なくありません。

教材が増えすぎると、「どれをやるべきか分からない」「もう必要ない範囲まで含まれている」といった問題が生じ、子どもに拒否されてしまいます。

タブレット学習は、子どものレベルに合った問題をテンポよく学習でき、無駄なく学習量を増やせるのが大きな強みです。

⑥映像で理解しやすい

タブレット学習は、映像を用いた説明で、イメージしにくい分野の理解に役立ちます。

中学受験の勉強では、頭の中で図形を動かしたり、変化の様子をイメージしたりする力が求められますが、紙教材だけでは理解しにくいものです。

これらは、映像で「実際にどう変化するのか」を見ることで、一気にイメージしやすくなります。

タブレット学習が向いているケースと活用方法

中学受験において、タブレット学習が向いているケースと活用方法を解説します。

通学・通塾に時間がかかる場合

通学・通塾の移動時間が長い家庭は、隙間時間に勉強できるタブレット学習との相性は良いと言えます。

通学や通塾に時間がかかると、自宅でまとまった学習時間を確保するのが難しく、疲れて机に向かう気力が残っていないことも少なくありません。

タブレット学習は「すぐ始められて、すぐ終えられる」手軽さが最大の強みです。

紙教材のように広げたり片付けたりする手間がないため、歯磨きの合間、食事前の数分、寝る前のちょっとした時間など、短い時間でもサッと学習を進められます。

学習習慣をこれからつけたい場合

中学受験を意識し始めたものの、まだ勉強習慣が確立していない子どもには、学習のハードルが低いタブレット学習が向いています。

紙教材だと、最初は「やらなきゃいけない」という負担感が先行するため、始めるまでに時間がかかったり、習慣化ができなかったりする子どもも少なくありません。

タブレット学習は、キャラクターやアニメーションによって、「学習が楽しい」「またやりたい」という感覚を持ちやすく、学習のきっかけや習慣づくりに役立ちます。

入塾準備をしたい場合

タブレット学習は、入塾テスト対策や入塾後の授業に備えたい場合にぴったりです。

入塾時に一定の学力基準を設けている中学受験塾は多く、例えばサピックス・日能研・早稲田アカデミーといった主要塾に入るには、入塾テストでの合格が必須です。

そのため、塾に通い始める前から、一定の学力をつける準備が欠かせません。

入塾テストで問われる内容は、教科書レベルの基礎に加え、少し先取りした内容や応用問題が含まれます。

タブレット学習であれば、一台で基礎・応用・先取り学習まで可能で、入塾前に必要な力や塾の授業についていくための土台をバランスよく育てられます。


反復学習が苦手な場合

反復学習が苦手な子には、紙のドリルよりもタブレット学習のほうが続けやすく効果的です。

「公文が続かない」「同じ問題を繰り返すのが苦手」といったタイプは、作業感が強くなる紙教材とは相性が合わないことも少なくありません。

タブレット学習は楽しみながら取り組める仕掛けが豊富にあり、間違えた問題だけを自動で出題してくれるため、効率よく反復学習に取り組めます。

親がサポートする時間がとれない場合

親が細かく学習を見られない家庭では、タブレット学習が大きな助けになります。

共働き家庭や下の子の対応で忙しい場合、毎日の学習での丁寧なサポートは難しく、中学受験が保護者の大きな負担になってしまうケースは少なくありません。

タブレット学習は自動採点やプロの解説動画を見て自分で学習できるため、保護者がつきっきりでなくても学習を進められます。

もちろん「完全放置でOK」ではなく、進捗チェックや声かけといったフォローが必要です。しかし、紙教材中心の学習と比べて保護者の負担を軽減できるのは大きなメリットとなります。

中学受験に向いているタブレット学習サービス

中学受験向けのタブレット教材は数多くありますが、それぞれ特徴や得意分野が異なります。

ここでは、特に中学受験対策として活用しやすい主要サービスを紹介します。

通信教育大手(Z会やスタディサプリ)のタブレット学習

中学受験向けコースが用意されているZ会やスタディサプリは、中学受験対策に有効です。

たとえばZ会は、Z会だけで中学受験合格を目指すための本格的なコースと、塾との併用を前提にしたコースの2種類があり、家庭の学習スタイルに合わせて柔軟に選べます。

スタディサプリは映像授業の質が高く、理解を深められるのが強みです。低価格で学習の質を高めるサポートとして役立ちます。

RISU算数

RISU算数は、算数に特化した無学年式タブレット学習で、中学受験の算数対策として相性の良い教材です。

中学受験では多くの受験生が算数で苦労しますが、RISUは算数が苦手な子どもの理解度を細かく分析し、つまずいている箇所にもどって丁寧に学習できます。

また、算数の基本から中学受験算数の基礎、中学数学までを幅広く対応しており、算数が得意な子はどんどん先取りできるのも魅力の一つです。

中学受験では基本的に数学範囲は扱いませんが、ハイレベルな問題では中学数学を理解しておくと解きやすいケースがあります。

RISUは中学受験の基礎固めだけでなく、受験後の数学にもつながる長期的な算数学習が可能です。

【体験談】RISU算数は中学受験に効果あり?難関校・塾なし受験など合格者たちの使い方を知りたい(学び相談室)

大手塾(四谷大塚や浜学園)の通信教育

四谷大塚や浜学園が提供する通信教育は、塾の授業を自宅で好きな時間に視聴できるスタイルが特徴です。

タブレットだけでなく、スマートフォンやパソコンでも視聴でき、演習は紙教材でおこなうハイブリッド型の学習方式となっています。

塾の質の高い授業をそのまま自宅で受けられますが、演習は紙教材中心のため、自動採点やアニメーションのようなタブレット特有の楽しさはありません。

子ども本人に、塾と同じ授業を受けたいという主体性や、双方向ではない動画授業を最後まで視聴する集中力が必要となります。

塾と同等の質を家庭で求める家庭に向いていますが、継続にはある程度の保護者の管理や声かけが必要といえるでしょう。

中学受験におけるタブレット学習のポイント

タブレット学習は便利で効果的ですが、使い方を間違えると十分な成果が得られません。

ここでは、中学受験でタブレット学習を活かすために押さえておきたいポイントを紹介します。

学習用のタブレットを用意する

タブレット学習を効果的に進めるためには、学習専用の環境づくりが欠かせません。

YouTubeやゲームと同じ端末で勉強しようとすると、どうしても誘惑に負けてしまいがちです。

可能であれば、学習専用タブレットを1台用意して、余計なアプリを入れない環境を整えましょう。

娯楽用のタブレットと兼用する場合は、アプリの利用時間を制限したり、定期的に使用状況をチェックしたりして、「勉強していると思ったら動画やゲームをしていた」という状況を防ぐ工夫が必要です。

紙教材と併用し手を動かす

タブレットでの学習は、紙教材と併用して、なるべく手を動かすようにしましょう。

タブレットは映像や図解で理解しやすいという大きなメリットがありますが、自分でよく考える前に解説を見てしまうと、試行錯誤する機会が減ってしまいます。

手を動かして、図を書いたり条件を整理したりすると、理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。

タブレットの手軽さと、「書いて考える力」をうまく組み合わせると、より効率的な学習が可能です。

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漢字学習に注意する

タブレットでの漢字学習は便利ですが、気をつけたい点もあります。

タブレット上では、実際の筆圧や運筆が反映されにくく、「とめ・はね・はらい」が不十分になりがちです。

その結果、実際に紙へ書くと字の形が崩れたり、雑になったりして、テストで減点される原因になります。

漢字学習はタブレットで完結させず、実際に漢字を書く練習を並行しておこない、「とめ・はね・はらい」がきちんと出来ているか、保護者の方が細かく確認しましょう。

子どもにまかせっきりにしない

タブレット学習は自分で学習しやすい特徴がありますが、完全に子どもにまかせっきりにするのはNGです。

といったように、気づいたら学習が進んでいないケースは珍しくありません。

保護者がつきっきりになる必要はありませんが、学習履歴や進捗をときどき確認する・今日どこを勉強するか軽く声がけするといった 「ゆるい見守り」 を続けるとよいでしょう。

タブレット学習で中学受験準備したい方からのよくある質問

タブレット学習で中学受験対策する場合によくある質問をまとめました。

中学受験のためのタブレット学習のおすすめは?

中学受験対策には、Z会・スタディサプリ・RISU算数がおすすめです。

Z会とスタディサプリは、どちらも中学受験専用のコースがあり、基礎から応用・発展までしっかりカバーしています。

また、算数を強化したい場合はRISU算数がおすすめです。RISU算数は、幼児期または低学年から始められ、中学受験に必要な算数の土台を作りあげる教材です。

中学受験の算数はつまずきやすい単元が多いため、基礎力が大きな差につながります。

紙とタブレット、どちらで勉強したほうがいいですか?

紙とタブレットをバランスよく併用するのがおすすめです。

タブレット学習は、映像や音声によるわかりやすい解説・自動採点・弱点分析など、効率的に理解を深められます。

一方で、中学受験では「自分で手を動かして解く力」や「記述力」が重要になるため、紙教材での実践的な演習は欠かせません。

タブレットで弱点補強や予習をおこない、紙教材で実践力をつける併用方法が、子どものモチベーションを保ち効率的な学習へとつながります。

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中学受験で役立つタブレット学習なら「RISU算数」!

算数の家庭学習には、算数専用タブレット教材の「RISU算数(幼児には「RISUきっず」)」がぴったりです。
RISU算数には基礎から応用まで約10000問を収録。
無理なく苦手を克服し、算数がどんどん得意になるRISU算数の特長をご紹介します。

【体験談】RISU算数は中学受験に効果あり?難関校・塾なし受験など合格者たちの使い方を知りたい

1.「無学年制カリキュラム」で一人ひとりにマッチ

RISU算数では無学年制カリキュラムを採用。
学年を超えて先取り学習をどんどん進めることも、つまずいた分野で学年を遡って復習することもタブレット一台で完結します。

2.「チュートリアル」「解説動画」で疑問を解決

新しい学習は丁寧なチュートリアルからスタート。
視覚的イメージで理解できるから、初めての勉強内容でも問題をすらすら解くことができます。

分からない問題は解説動画で疑問を解決。
東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画や、応援メッセージ動画は、「わかりやすい!」と大人気です。

3:文章問題・図形問題が豊富

RISU算数では、文章問題や図形問題が豊富に出題されます。
計算問題だけでなく、段階的にレベルアップしていくことが、算数の本質的な理解につながります。

4:「スペシャル問題」で思考力を鍛える

算数オリンピック問題中学入試なども「スペシャル問題」として多数収録。
スペシャル問題は通常問題を解き進めるとゲットできる「鍵」を集めることで挑戦できるハイレベルな問題
「もっと難しい問題を解きたい!」という好奇心旺盛なお子さんはぜひ挑戦してみてください。

5:保護者も安心のサポート体制

RISU算数には、自動採点機能や保護者の方への学習進捗お知らせするメールといった、学習サポート機能が満載。
さらにお子様のつまずきを検知すると、ベストなタイミングでヒントの解説動画を自動配信
毎日忙しいおうちの方も、お子様の隣でつきっきりになる必要はなく、安心して学習を見守ることができます。

RISUを年長の春から始め、小1の後半には小5までの学習内容が終わり、小3になる直前の春期講習からSAPIXに入りました。たしか3年生は20クラスくらいありましたが、入室テストの成績が良く、いきなり上から2番目のクラスからのスタートでした。最大の合格要因は幼少期のRISU算数です。学年関係なく子どもが好きなだけ進められるので、まるでゲーム感覚で先取り学習ができました。
(合格校:開成中学・栄光学園中学・浅野中学・栄東中学)

RISU算数は中学受験に効果あり?塾なしでも合格できる?活用例や体験談を知りたい(学相談室)

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タブレット学習は、基礎固めから先取り、弱点補強、学習管理まで幅広くサポートできるツールです。

とくに、反復学習が苦手な子や学習習慣をつけたい子、通塾時間を節約したい家庭などにとって、タブレット学習は大きな支えとなります。

しかし、タブレット学習だけでは実践力や記述力など、受験に必要な力を十分に育てにくい面があるのも否めません。

タブレット学習を通塾や紙教材とともに上手に活用して、無理なく学力を伸ばせる環境を整えましょう。

RISU利用者レビューでは、RISU算数をご利用いただいている保護者様の声をご紹介しています。
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