塾選びをする前に事前準備として、塾に関する精密な調査が必要です。代表的な大手進学塾の特徴とともに、塾選びのポイントをご紹介します。
塾には『集団塾』・『個別指導塾』がある
中学受験の塾というと集団塾を思い浮かべると思いますが、中学受験の塾に個別指導塾も選択肢にあります。
ここで集団塾に向いている人・個別指導塾に向いている人を紹介していきたいと思います。
1.個別指導塾に向いているお子様
- 元々勉強の進度が遅れていたり、勉強に意欲がない
- 自分の勉強スタイルがいまいち掴み切れていない
- 習い事に集中したい(習い事の方が比重が大きい)
- 集団行動が苦手
2.集団塾に向いているお子様
- 復習癖がついている
- 学校で過去にやった内容をある程度理解していて、学校レベル以上の実力がある
- 負けず嫌い
- 積極的に先生に質問できる
- 勉強時間を確保出来る
塾の選ぶポイント
1.塾の特徴を把握する
まずは、塾のリサーチが大事でしょう。
大手予備校SAPIX、四谷大塚、早稲田アカデミーを例に出して説明していきたいと思います。
SAPIXはいい意味でも悪い意味でも効率化を求め、繰り返しの授業が少ないです。
1回1回を集中して取り組み、1回の授業で完璧にしていこうというスタイルです。
また、クラスによってもかなりのレベルの差があるのがSAPIXの特長です。
四谷大塚は数回の授業の後に復習テストがあり、数週間に1回大きなテストがあります。
数週間でのサイクルでカリキュラムを組んでいるのが四谷大塚の特長です。
早稲田アカデミーは宿題が多いことで有名です。
早稲田アカデミーは四谷大塚のカリキュラムテキストに加え、独自のテキストもやります。
これらは特徴の一部でありますが、各塾の特徴を細かく把握する必要があります。
2.家庭状況・習い事と両立出来そうな塾か?
ご家庭の状況も把握しつつ塾選びしなければなりません。
親御さんの働き方とお子様の習い事を整理したほうが良いでしょう。
もしご家庭が共働きの場合は、授業の後に自習が出来、先生が自習の際でも質問に答えてくれる面倒見のいい塾がおすすめです。
また、習い事が原因で塾との両立が厳しいと感じた場合は時間に柔軟な塾を検討しつつ塾選びをするべきです。
3.気になる費用は?
費用も面も非常に大事です。
入学金、授業料もそうですが夏期講習などの費用も見据えて塾選びをする必要があります。
SAPIXの4年生を例に出すと、
- 38,880円×11か月=427,680円
- 春期講習:23,760円
- 夏期講習:81,000円
- 冬期講習⇒31,320円
となり、年間合計で60万ぐらいになります。
4.合格実績
これは皆さんが一番気になるところかもしれません。
『開成中学校 ○○人合格』と出ていてすごいなぁと思った方もいると思いますが、ここで注意が必要です。
塾側は全体の合格人数しか出していません。
その校舎の合格人数が何名出ているかも非常に重要です。
塾全体の合格人数が多くても、校舎の合格人数が少ない場合はあまりおすすめしません。
結局どこに行かせればいいんだろう?
塾選びのポイントを抑えた上で結局どこの塾に行けばいいのか?先ほどとかぶるところはありますが、見ていきましょう。
SAPIXに向いているお子様
- 御三家などの日本のTOPクラスの中学校を目指している
- 競争するのが好き
- 学校の中でもある程度トップの位置にいる
- 基礎ベースが出来ている
- 1回の授業をしっかりと聞き、理解できる
日能研に向いているお子様
- 中堅中堅~上位中学を目指している
- 真面目にコツコツやる
- 復習癖がある
四谷大塚に向いているお子様
- 一人で勉強ができる
- 毎日コツコツやる
- 中堅中学校を目指している
早稲田アカデミーに向いているお子様
- 勉強が好き
- 中堅中学~上位中学校を目指している
- 繰り返しの学習が苦にならない
個別指導塾に向いているお子様
- 元々勉強の進度が遅れていたり、勉強に意欲がない
- 自分の勉強スタイルがいまいち掴み切れていない
- 習い事に集中したい(習い事の方が比重が大きい)
- 集団行動が苦手
- 競争が嫌い
また、大手進学塾に行かせたいけど子供がついていけるか不安・・・という方に通信教材での基礎固めがオススメです。
中学受験に入る前に、必要な基礎力
集団塾に入学することをお考えのご家庭で知っておく必要があるのは、なんと言っても入塾テストだと思います。
入塾テストで、あまりいい点数が取れないと下のクラスからのスタートになってしまい、なかなかそこから下克上を起こすことが難しいのです。
入塾テストは、学校の勉強だけでは難しい文章題や図形など、思考力が試される問題が出題されるので、基礎力以上の能力が必要があります。
入塾準備には「RISU算数」がおすすめ
算数の苦手克服には、算数専用タブレット教材の「RISU算数(幼児には「RISUきっず」)」がぴったりです。
特長1:「無学年制」で一人ひとりにピッタリのカリキュラム
RISU算数では無学年制カリキュラムを採用。
学年を超えてどんどん先取り学習を進めることも、
つまずいた分野で学年を遡って復習することもタブレット一台で完結します。
またRISU算数ではデータに基づき、お子様の学力に合わせた出題がなされるため、
難しすぎて勉強が嫌いになってしまうということや、簡単すぎて退屈するということもありません。
つまり、解き甲斐があり楽しい問題がつづくため学習習慣が自然に身につき、着実に基礎力を固めることができるのです。
特長2:文章問題・図形問題で思考力が身に付く
RISU算数には、図形問題や文章問題など幅広いレベルの問題が収録されており、
中学入試や算数オリンピック問題など、思考力を試す問題も多く含まれています。
進学塾に通っているお子さんであっても、
計算力は高いのに文章を読み取るのが苦手で問われていることを正確に理解できないお子さんや、論理的に考えるのを苦手としているお子さんは多くいます。
RISU算数では、基礎的な計算問題からハイレベルな文章問題まで、算数の学力をバランスよく伸ばすことができます。
特長3:分かりやすい「解説動画」
RISU算数では、東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画が大人気。
分からない問題も、解説動画を見てお子さん一人で解決することができます。
また定期的にチューターからの応援メッセージ動画を楽しみにされているお子さんもたくさんいらっしゃいます。
憧れの大学に通うお兄さんお姉さんからのメッセージは、学習へのモチベーションアップに最適です。
RISU算数には他にも、自動採点機能やメールで学習進捗をお知らせする機能など、保護者の方にも嬉しい機能が満載。共働きや小さいお子さんがいるなど、毎日忙しい親御さんも安心してお子さんの学習を見守ることができます。
まとめ
今回は塾選びについて紹介させていただきました。
塾選びにおいてまず重要なのは、塾に関する細かいリサーチです。
実際に塾に行ってみて、お子様が納得できるような塾選びをしましょう。
RISU算数を活用した中学受験の体験談についていはこちらの記事で多数紹介しています。
「RISU算数は中学受験に効果あり?受験準備から合格までRISU算数の効果的な活用法が知りたい」
またRISU公式ブログでは、中学受験合格者・算数検定合格者・模試の成績優秀者など、RISU算数を活用した学習体験談を多数ご紹介しています。
お子さんの勉強の参考になる記事がきっと見つかるかと思いますので、ぜひ一度覗いてみてくださいね。