基本的にはドリルを使えばいいですが、今ではタブレット教材を使って先取り学習をすることもできます。お互いの特徴を見比べて、お子様の性格や目的に合わせて選びましょう。
ドリル?タブレット? どちらがいいの?
先取り学習を始めてみたいけれど、どの教材を使えばいいのか迷ってしまう……そんなお悩みを抱えている方も少なくないと思います。
ご自宅で先取り学習を進めるなら、ドリルかタブレット教材がおすすめです。
それぞれの利点・欠点を比較して、お子様にあったスタイルの教材を選びましょう。
ドリルの利点
1.種類が豊富
2.お手頃価格
1.種類が豊富
書店の勉強コーナーに行けば、子供向けのドリルは山ほど置いてあります。
様々な科目の、様々なレベルの教材があるので、その中からお子様に合うものを選んで買うことができます。
ただ似ているものも多いので、事前に調べたりしないと選ぶのは難しいかもしれません。
2.お手頃価格
ドリル一冊は大抵数百円という安いものが多いです。
そのため、ちょっと試しにやってみるくらいの感覚で買ってみてもあまり損はしません。
ただドリルの類はたくさん買えばいいというものではないので、「これだ!」と思えるものが見つかったら、それをじっくりやらせるようにしましょう。
ドリルの欠点
1.飽きやすい
2.丸付けが手間
1.飽きやすい
そもそも、紙と鉛筆での勉強は、飽きてしまいやすいものです。
その上、ドリルは単調な計算問題が多いので、ずっとやっていられるお子様のほうが珍しいくらいです。
ドリルをやらせる場合は、一日30分など時間を決めて、飽きない程度にコツコツ進めるのが適切でしょう。
2.丸付けが手間
ドリルをやるのは自宅。学校や塾のように先生はいません。
したがって必然的に、親が先生の代わりを務めなければなりません。
一日中家にいる方ならあまり苦ではないかもしれませんが、お仕事があったり、家事など他の事で忙しいときに、お子様の勉強の面倒を見るのは難しいですよね。
それにお子様が分からない問題を分かるように説明するのも、簡単なことではありませんよね。
タブレット教材の利点
1.飽きにくい
2.自動で丸付け
3.場所を選ばない
1.飽きにくい
タブレット教材の場合、使うのは紙と鉛筆ではなくタブレットです。
タブレットを用いることで、ドリルでは飽きてしまうお子様でも、勉強をゲーム感覚で楽しむことができます。
楽しんで勉強しているうちに、「勉強は楽しい」と思ってくれるようになり、更に勉強するようになるので、飽きないだけでなく成績はどんどん伸びていきます。
さらにRISU算数では、学習を進めたご褒美として「スペシャル問題」を出題します。
自分の頭でよく考えないと解けない問題に取り組むことで、お子様は飽きずに楽しく勉強することができます。
2.自動で丸付け
ドリルでは手間でしかなかった丸付けも、タブレットなら自動で行ってくれます。
これなら親御さんは自分の仕事に専念できますし、お子様はすぐに次の問題に進むことができるので一石二鳥ですよね。
また、分からない問題があっても解説が載っていたり、教材によっては先生が解説している動画を見ることもできるので、お子様が一人で勉強を進めることができます。
RISU算数のタブレット教材には、お子様の学習データを解析するシステムが搭載されています。
正答率、回答時間といった詳細なデータの数々を分析し、苦手分野・得意分野といった学力分布を割り出します。
このタブレット一台で、塾で摸試を受けたり学力テストを受けたりしたときと同じレベルのバックアップを受けることができます。
3.場所を選ばない
ドリルで勉強するとなると、机と椅子が必要になりますよね。
でもタブレットなら、いつでもどこでも勉強することができます。
自宅ではもちろん、お出かけ先や、車の中でも。
ディズニーランドのアトラクションに並んでいるときにも勉強することができます!
それくらいお子様が勉強に夢中になってくれるのは、素晴らしいことですよね。
また、ドリルで勉強するときはドリルとノートと筆記用具を取り出す必要がありますが、タブレット学習ならタブレットだけで済むので、準備も片付けもスムーズで、勉強がとてもやりやすいという利点もあります。
RISU算数のタブレットは1日に平均で10~15分、多くても20分程度の学習を想定して作られており、短い時間で毎日勉強することを習慣付けます。
短時間で取り組めるので、ちょっとした隙間の時間で効率よく学習を進めることができます。
タブレット教材の欠点
1.勉強以外に気を取られる
2.適さない科目もある
1.勉強以外に気を取られる
タブレットの教材によっては、専用のタブレットではなく、iPadなど市販のものを使う場合があります。
そうすると、同じタブレットの中にゲームのアプリやYouTubeなど、お子様にとって魅力的なものがたくさん存在してしまいます。
いくら勉強が好きになっても、ゲームより好きだという子供はなかなかいません。
結局は誘惑に負けて、勉強をしなくなってしまう危険性があります。
例えばRISU算数なら、専用のタブレットを使っているので、その心配はありません。
「タブレットを使うときは勉強するとき」という認識になるので、勉強から気がそれることもなくなります。
2.適さない科目もある
タブレット学習には、向いている科目とそうでない科目があります。
向いている主な科目は、算数や理科、社会など。
算数や理科のように解き方を頭に入れるのが重要な科目や、社会のように単なる暗記なら、タブレットでそつなくこなすことができます。
逆に向いていないのは、国語や英語です。
これらは文字を書いて覚えることが重要なので、どうしても紙に書いて体で覚える過程が必要となります。
タッチペンでタブレットに書くこともできますが、量をこなすなら紙の方が効率がいいです。