暗記一辺倒でなく、自分の頭で考えることができる子が賢いのではないでしょうか。問われていることが何かをきちんと把握し、論理的に思考して答えを出すことができなければなりません。きちんとした学習方法によって、この能力を身につけていきましょう。
賢いお子様の特徴
1.自分の頭で考えようとする
2.何が問われているのか読み取れる
3.論理的思考力を持っている
1.自分の頭で考えようとする
賢い子は暗記のみには頼りません。
必要なことを暗記すること、繰り返すことももちろん大事です。
しかし暗記と決められたことの反復ばかりしていると、自分の頭で考える姿勢がいつの間にか失われてしまいます。
本当に賢い子は暗記や単純な反復作業に頼りすぎず、自分の頭で考えようとする姿勢があります。
2.何が問われているか読み取れる
賢い子は問われていることが何か、きちんと文章から把握できます。
まずは何に対して答えを出すべきなのかきちんと把握できないと、どんなに優れた思考力を持っていても宝のもちぐされです。
小学校3年生をすぎると、算数が嫌いになるお子様が一気に増えてきます。
このタイミングで、問題の問い方が変わるからです。
1~2年生のときは足し算・引き算・かけ算・わり算などの単純な四則演算がメインでした。
しかし3年生以降は文章題がぐっと増え、より複雑な問い方をしてくるのです。
計算自体は得意なのに文章をきちんと把握できず、何が問われているのかわからなくなってしまいます。
問われていることが把握できないと、見当違いのところでぐるぐる頭を回すことになってしまい、結局正しい答えを出すことができないのです。
3.論理的思考力を持っている
学年が上がれば上がるほど問題は複雑になり、思い付きやひらめきで答えが出せなくなってきます。
そこで大切になるのが筋道立てて物事を考える論理的思考力です。
また論理的に物事を考えることができれば、情報を過不足なく整理することができ、わかりやすく相手に伝える能力もつきます。
このような能力を養うことが本来の学習の目的です。
論理的思考力があれば、むやみに問題パターンになれる必要もなくなります。
賢い子に育てるために大事な3つのことは?
1.「自分の頭で考える」ことをあたりまえにする
2.レベルにあった教材を使う
3.良質な文章をたくさん読む
1.「自分の頭で考える」ことをあたりまえにする
お家でのお勉強の際、解く問題の種類に気を配りましょう。
学校や塾で使われるようなさくさく手が進む暗記ものや計算の反復練習ばかりでなく、考える姿勢が求められるものを積極的に取り入れてみましょう。
机にじっくりと向かっているうちに、自分の頭で考える姿勢が作られていきます。
また、考える癖がつくことによって、勉強に対するハードルを下げることが出来ます。
2.レベルにあった教材を使う
毎日じっくり考えるためには、「考えることは楽しいことだ」と思う必要があります。
楽しくないことにはじっくり取り組めません。
そして楽しいと思感じるためには、教材のレベルがちょうどいいことが必須条件です。
簡単すぎては解き甲斐がありませんが、逆に難しすぎて手も足も出ないと自信を失ってしまうからです。
レベルの合った教材を選ぶには、お子様の現状を把握して、どこでどう躓いているのか、何が得意なのかを把握しておかなければなりません。
模試の結果や、宿題・ドリルの様子などをうまく活用して、お子様の学習状況を把握しましょう。
RISU算数ではお子様ひとりひとりの学力についてデータをとります。
そのデータに基づいて各分野ごとの得意・苦手を把握し、お子様の実力に合った出題となるよう、個人に合わせて問題が変わり続けます。
そのため、難しすぎてついていけないことも、易しすぎて足踏みをすることもないのです。
塾に通ってみんなと同じ問題を解くよりも効率よく実力を伸ばすことができるのです。
3.良質な文章をたくさん読む
問われていることを把握する力は、一朝一夕で身につくものではありません。
毎日の生活の中でたくさん文章を読むことですこしずつ身についていきます。
RISU算数は算数の教材でありながらも、国語の教科書1年分の文章量が含まれています。
算数の問題を解くうちに豊富な文章に触れることができ、知らず知らずのうちに「問われていることをくみとる文章力」が身につきます。
またRISU算数は1で挙げたような、じっくり思考することが求められる問題を豊富に揃えています。
基礎の理解や復習はもちろんですが、じっくり思考しなくては解けない問題を多く含んで出題することにより、飽きずに楽しく、かつ頭を使いながら学習していくことができます。
他の子とは一線を画した賢いお子様は暗記や決められたことを反復するだけでなく、問われていることは何かを把握し、論理的に思考して答えを出すことができるお子様です。
こういった力は、後天的に日々の習慣の中で形成されていきます。
賢いお子様を育てるためには、自分の頭で考える楽しさを知ってもらうことと、文章にたくさん触れて問われていることを把握する力を身に着けることが大切です。
RISUでは文章題が他の教材よりも多く思考力を伸びるため、RISU算数をはじめてみるのもいいかもしれません。