塾が始まると、ハイスピードな授業と大量の宿題に圧倒されるかもしれません。
しかし共働き家庭では、物理的に時間が少ないですから、お子さんの隣に座ってじっくり勉強を教えることは難しいでしょう。
早めの準備でお子さんが自走できる仕組みづくりをしておく必要があります。
ポイントは「学習習慣」と「基礎学力」。
特に算数は中学受験を大きく左右しますので、ハイレベルな学習についていくための基礎を早くから固めましょう。
本記事では、忙しい共働き家庭のお子さんが中学受験を自走していくための教材選びや仕組みづくりについて詳しく解説ています。
共働きで中学受験のサポートができるか不安、という方はぜひ最後までお読みください。
目次
共働き家庭の中学受験は時間との戦い

現在共働き家庭は夫婦のいる世帯の7割を超えています。
かつてのように中学受験をするのは専業主婦家庭がほとんど、という時代ではなくなりました。
共働き家庭だからこその経済力は、子どもへかけられる教育資金力にもつながります。
一方で、共働き家庭にはどうしても「時間がない」という問題を避けて通れません。
まずは共働き家庭が中学受験をする際に直面する課題について具体的に説明します。
共働き家庭の日常はとにかく忙しい!
共働き家庭では、特に平日は朝から晩まで忙しい毎日です。
朝は子どもを保育園・幼稚園や学校に送り出し、帰宅後は夕食・入浴・寝かしつけまで休む暇もなくノンストップというご家庭も多いでしょう。
家に仕事を持ち帰って夜に片づける、という方もいますよね。
休日でも、平日には送迎できない子どもの習い事を入れていたり、平日をスムーズに回すために家を整えたり食事の作り置きをしたりまとめ買いをしたり。
平日も休日も、なかなかゆっくり休む時間も無いのが現状ではないでしょうか。
本格的な塾通いがスタートするとさらに時間が足りない
中学受験塾の本格的な受験カリキュラムは新小4(小3の2月)にスタートします。
塾が始まると、その勉強内容のレベルの高さや宿題の量、塾での拘束時間の長さに驚くご家庭は多いでしょう。
特に時間がない共働き家庭が直面する、入塾後の課題は次のようなものがあります。
- 子どもの勉強をみる時間が取れない:帰宅後、親が子どもの横についてわからない問題の質問対応や宿題のチェックをする時間が十分に確保できない。
- 親の精神的・体力的余裕がない:仕事で疲れている親はついイライラし、子どもを冷静に励ます余裕がなくなり、親子関係が悪化しやすい。
- 送迎・スケジュール管理の負担:送迎の段取りや、テスト・模試の日程調整などが大きなストレスとなる。
インターネットで情報収集をしていると、ついSNSなどで見かける「教育ママ」たちの手厚いサポートと自分を比べてしまい焦ってしまう、ということも多いです。
共働きの中学受験は、まず「親が使える時間のなさ」という現実を受け止め、その前提から逆算した戦略を立てる必要があります。
「サピックス入室テストに合格するには?難易度や対策を知りたい(学び相談室)」
共働き家庭が中学受験をするためのポイント
両親共働きのご家庭が中学受験を目指す場合に、押さえてほしいポイントを3つ解説します。
早めの準備スタート
早めスタートで余裕を持って受験対策を進めましょう。
最も重要なのは基礎学力の安定。
計算力や語彙力(漢字など)を中心に、思考力の土台を固めていきます。
早くからお子さんの基礎学力が安定すると、自然と先取り学習を進められるようになります。
無理な先取り学習はデメリットも多いですが、お子さんの自然な理解と好奇心に沿った先取り学習は非常にメリットが大きいです。
「先取り学習で失敗する原因は?正しい先取り学習のやり方を知りたい(学び相談室)」
シンプルで分かりやすい学習方法
共働き家庭では、子どもの隣でゆっくり勉強を見てあげられる時間は限られます。
多少大人が目を離しても子どもが一人で学習に取り組める方法や環境を整える必要があります。
- 教材を増やしすぎない
- 管理しやすい収納
- 「やるべきこと」「やったこと」の見える化
これらのポイントを押さえてお子さんの学習方法を選択していきましょう。
適切なアウトソーシング
お忙しい親御さんが全てを抱え込もうとするとパンクしてしまいます。
学習サービスや送迎サービス、宅食サービスなど、働くご家庭の助けになるサービスはたくさんあります。
お子さんとのコミュニケーションを取ること、お子さんが学習しやすい環境を整えること、といったおうちの方にしかできないことを優先し、それ以外のアウトソースできることは、適宜プロに任せる選択肢も持つようにしましょう。
低学年からの塾通いの注意点

共働きで時間が無いなら、低学年から塾に通えばいいのでは?と思われるかもしれません。
しかし低学年からの通塾には落とし穴も存在します。
「中学受験の塾にはいつから通う?おすすめの入塾タイミングと注意すべきポイントが知りたい(学び相談室)」
低学年の通塾日数は週1日
有名進学塾でも、小1や小2のうちは週1日程度の通塾日数。
自習室が無い塾も多いので、「放課後の学童代わりに塾へ」というわけにもいきません。
低学年から入塾しても、勉強の中心はあくまで家庭学習です。
中学受験塾の低学年カリキュラムは入試に直結しない
塾の低学年カリキュラムは必ずしも中学入試に直結するものではありません。
具体的には、算数パズルや長文の精読、理科や社会につながる身の回りの現象など、学びの土台になる好奇心や思考力を育てる内容を学びます。
テストや模試の頻度も低学年では少なく、中学受験対策をしっかりやってもらおうと期待して入塾すると、イメージと大きなギャップがあるかもしれません。
市販の教材やタブレット学習も良質なものが多い
計算力や漢字・語彙力を高める問題、思考力を鍛える算数パズルなどは、市販教材やタブレット教材でも良問が豊富です。
家庭学習であれば、送迎の負担はありません。
朝の登校前に取り組んだり、放課後に学童で取り組んだり、帰宅後夕飯を待っている間に、といった学習時間で十分です。
夜は早く寝て朝学習するという習慣を低学年期につけられると、本格的な受験勉強が始まってからも学習ペースを整えやすくなります。
「子どもの寝る時間が遅くて心配。小学生が早寝早起きするためのポイントを教えてください(学び相談室)」
共働き家庭がやるべき「低学年期」の準備
中学受験を目指す共働き家庭では、低学年期をどのように過ごせばいいのでしょうか?
小4以降の本格的な中学受験カリキュラムは、質・量ともに小学校の宿題とは比べ物になりません。
忙しいおうちの方がお子さんを全面的にサポートするのは現実的には厳しいでしょう。
したがって、低学年期に学習の土台作りをすることが重要になります。
低学年期にしっかり土台を固めることで、お子さんは楽しく受験勉強をスタートでき、おうちの方の負担を最小限にすることができます。
1.「算数の基礎」を固める
中学受験の合否は圧倒的に算数で決まります。
中学受験算数における基礎力とは、計算力だけでなく「高学年算数の基礎部分の学習」も指します。
速く正確な計算力はもちろんのこと、小3以降に小学校で習う分数・小数や基本的な単位換算は早くから基礎的な内容を知っておくことが大切です。
小4から塾のスピードに合わせてゼロから基礎を固める時間はありません。
低学年のうちに、算数の「基礎力」をしっかり固め、小4以降の塾の学習を「わかる」「できる」状態で臨める状態にしておくことで、親が教える負担は激減します。
2. 「レール」を敷き「自走」できる仕組みづくり
共働き家庭には物理的「教える時間」が足りません。
高学年になって親が「もう自分でやりなさい!」と言っても、習慣がない子どもはいきなり自立できません。
だからこそ、低学年のうちに「自分で学習に取り組める」習慣や仕組みを作りましょう。
①学習時間を固定
毎日決まった時間に学習時間を設定します。
目安は朝の登校前と親御さんが仕事から帰宅する前に、合計1時間程度。
最初はおうちの方もサポートしつつ、徐々に子ども一人で勉強に取り組むようにします。
やるべきことが終わったら自由時間とし、お子さんが決めた過ごし方にはなるべく口出しをしないようにしましょう。
「中学受験の平均勉強時間は?偏差値60以上を目指す効率の良い勉強法が知りたい(学び相談室)」
②学習内容のルーティン化
やるべきことを見える化します。
特に「今日やる分」がまとまっていると、勉強に取り掛かるハードルが下がります。
学習環境も整え、教材や勉強道具の定位置、終わったものの置き場所などのルールを決めましょう。
小学生が一人で取り組むためには、教材を無闇に増やさず、シンプルにするのがポイントです。
③疑問を自分で解決させる仕組み作り
分からない問題があったら調べる方法を子どもに教えましょう。
辞書やテキストの解説やタブレット教材の解説動画など、最初はおうちのかたと一緒に確認し、徐々にお子さん一人でできるようにしていきます。
3.思考力を鍛える
思考力の高さは高学年以降の伸びに直結します。
思考力を鍛える問題とは、算数パズルや条件整理が複雑な文章問題などです。
これらは次々と問題を解くというよりも、どんなに時間がかかってもいいから自力で最後まで解ききることが重要です。
実は思考力問題は通塾するよりも家庭学習の方が向いています。
塾では授業時間が決められているので、考えている途中で打ち切りとなりやすいですが、家庭学習であれば納得いくまで問題に取り組めます。
最後まで諦めずに考え抜くことが、思考力を飛躍的にアップさせます。
共働き家庭の「高学年」からの中学受験
高学年になって中学受験をしたい・させたい、と考え始めるご家庭もあるでしょう。
低学年期の準備は重要ですが、しっかりと学習の仕組みづくりと適切な目標設定ができれば高学年からでも十分に戦えます。
ただし、大手の集団授業についていけるか個別指導や家庭教師を活用するか、あるいは塾なしで対策するかは、それまでの家庭学習の状況やお子さんのポテンシャル次第なので一概には言えません。
中学受験に関する準備がゼロからのスタートであれば、個別指導塾や個人塾などが細やかに対応してもらいやすいでしょう。
忙しい共働き家庭にとっては、お子さんのサポートを含め、積極的にアウトソーシングする合理的な判断が必要です。
ここでは、共働き家庭が高学年から中学受験対策を始める場合の、前提となる戦略を解説します。
目標を決める
高学年からの中学受験対策で重要なのは「現実的な志望校」を設定すること。
中学受験塾のカリキュラムは、幅広い偏差値帯に対応した内容を3年間かけて学習する設計です。
そこを1、2年遅れでスタートするなら、無駄を省いて効率よく学習しなくてはいけません。
志望校を決めるには、次の3ステップを参考にしてください。
①中学受験をする目的を言語化
なんのために中学受験するのか具体的に目的を書き出しましょう。
その上で、校風、共学か別学か、大学付属校など、お子さんの志望校選びの軸の優先順位を決めます。
②公開模試を受ける
塾や団体の実施する公開模試を受けましょう。
テスト結果から現在の受験生の中での立ち位置を確認し、学校選びの軸と合わせて志望校を絞り込んでいきます。
③学校を見にいく
一番重要なのは、実際に足を運んで判断すること。
学校選びの軸はいろいろあっても、最終的には目で見て肌で感じるものから「ここが合う気がする」と分かるはずです。
ある程度絞り込んだら学校説明会や文化祭に積極的に参加し、親子で目標を共有しましょう。
小6までの算数を一気に完了する
高学年から中学受験対策を始めるなら、小学校で扱う算数を一気に終わらせましょう。
高学年はもうすぐ過去問演習が始まる総仕上げの時期ですが、いきなり過去問を始めても全く太刀打ちできません。
まずは残りの小学校のな内容を、短期間で完成させるのが先決です。
中学受験を決めたのは小学5年生のとき、塾に通い始めたのは5年生の11月と、周囲の子どもたちに比べてかなり遅い段階でした。周囲の受験生たちは、既に小学校の学習内容を終え受験対策をしている時期。しかも本人は算数が最も苦手だったため、まずは個別塾に通うことにしました。
その後いろいろ調べているとき、RISU算数の存在を知り、自宅で算数を進められる点に惹かれ、塾と並行して学習を開始しました。RISU算数のいい点は「親が採点する必要がない」「採点がすぐその場でできる」「学年や学校の進度に関係なく、実力に沿って進められる」という点。順調に進めることができました。その後、塾は集団塾へ移り、見事に受験校全て合格という結果になりました。
(合格校:千葉県立千葉中学、千葉大学教育学部附属中学、土浦日大中学)
受験算数の基礎を固める
中学受験算数は小学校の授業では扱わない内容も多いです。
特に「つるかめ算」や「植木算」といった特殊算は中学受験特有の単元。
塾ではこうした内容をスパイラル学習で何度も扱いながら、基礎から応用まで2年かけてレベルアップさせていきます。
まずは基礎に絞り込み、中学受験算数の全体像を捉えるようにしましょう。
中学受験で役立つタブレット学習なら「RISU算数」!

算数の家庭学習には、算数専用タブレット教材の「RISU算数」がぴったりです。
RISU算数には計算問題から中学受験基礎まで約10000問を収録。
さらに算数ステージを修了すれば、中学数学にも挑戦できます。
無理なく苦手を克服し、算数・数学がどんどん得意になるRISU算数の特長をご紹介します。
「【体験談】RISU算数は中学受験に効果あり?難関校・塾なし受験など合格者たちの使い方を知りたい」
1.「無学年制カリキュラム」で一人ひとりにマッチ

RISU算数では無学年制カリキュラムを採用。
学年を超えて先取り学習をどんどん進めることも、つまずいた分野で学年を遡って復習することもタブレット一台で完結します。
2.「チュートリアル」「解説動画」で疑問を解決

新しい学習は丁寧なチュートリアルからスタート。
特に中学受験の特殊算はイメージできるかがカギ。
RISU算数なら視覚的イメージで理解できるから、初めての勉強内容でも問題をすらすら解くことができます。

分からない問題は解説動画で疑問を解決。
東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画や、応援メッセージ動画は、「わかりやすい!」と大人気です。
3:文章問題・図形問題が豊富

RISU算数では、文章問題や図形問題が豊富に出題されます。
計算問題だけでなく、段階的にレベルアップしていくことが、算数の本質的な理解につながります。
4:「スペシャル問題」で思考力を鍛える

算数オリンピック問題や中学入試なども「スペシャル問題」として多数収録。
スペシャル問題は通常問題を解き進めるとゲットできる「鍵」を集めることで挑戦できるハイレベルな問題。
「もっと難しい問題を解きたい!」という好奇心旺盛なお子さんはぜひ挑戦してみてください。
5:保護者も安心のサポート体制

RISU算数には、自動採点機能や保護者の方への学習進捗お知らせするメールといった、学習サポート機能が満載。
さらにお子様のつまずきを検知すると、ベストなタイミングでヒントの解説動画を自動配信。
毎日忙しいおうちの方も、お子様の隣でつきっきりになる必要はなく、安心して学習を見守ることができます。
RISUを年長の春から始め、小1の後半には小5までの学習内容が終わり、小3になる直前の春期講習からSAPIXに入りました。たしか3年生は20クラスくらいありましたが、入室テストの成績が良く、いきなり上から2番目のクラスからのスタートでした。最大の合格要因は幼少期のRISU算数です。学年関係なく子どもが好きなだけ進められるので、まるでゲーム感覚で先取り学習ができました。
(合格校:開成中学・栄光学園中学・浅野中学・栄東中学)
「RISU算数は中学受験に効果あり?塾なしでも合格できる?活用例や体験談を知りたい(学相談室)」
共働き家庭の中学受験は「効率化」がポイント!
時間の無い共働き家庭が中学受験を目指すなら、まずは低学年期に基礎学力と学習習慣を固めましょう。
特に無理のない先取り学習は、中学受験の難しい勉強へのハードルを下げ、お子さんの「分かる」「できる」という自信につながります。
ご家族皆さまにとって「良い中学受験」となるよう、今から戦略的に準備を進めていきましょう。
RISU利用者レビューでは、RISU算数をご利用いただいている保護者様の声をご紹介しています。
中学受験で志望校合格、大手塾模試で成績が大幅アップ、家庭学習の質が上がった、など皆様の参考になるリアルな体験談が多数。
RISU公式ブログでは、算数オリンピックメダリストや先取り学習での算数検定合格者、大手塾主催模試での成績優秀者など、お子様の声を中心にご紹介しています。
ぜひ一度お読みください!





