RISU 学び相談室

2025/12/02
ママ、パパからのご相談

小3の勉強についていけない原因は?家庭でできる対策について教えてください

子どもが小3になって勉強についていけなくなりました。勉強内容に大きな変化したのでしょうか?つまずきを解決する方法を教えてください。
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著者からの回答
小3は学習内容の「量」と「質」が大きく変わるため、勉強についていけなくなるお子さんが増えます。
さらに、6時間授業が増えて帰宅時間が遅くなったり、塾や習い事が増えたりして、低学年までよりも時間的に余裕が少なるケースも見られます。
その結果、低学年はなんとなく過ごして勉強をこせていたお子さんも、少しずつつまずきや苦手が目立ってきます。

小3でつまずかないためには次の2つがポイントです。
「簡単なことから勉強を習慣にする」
「できることを増やし自信とやる気を育てる」

まずは無理なく学習を習慣化し「できた!」という成功体験で自信を育てていきましょう。
本記事では具体的な方法を解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
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小3の勉強についていけなくなるのはなぜ?

お子さんが小3になると「うちの子、授業についていけてないかも…」と心配になる親御さんが増えます。
ここでは、小3の勉強についていけなくなる原因について解説します。

①勉強が難しくなる

小3の勉強は、これまでの勉強と比べて難しくなります。

特に大きな変化があるのが算数
「小数」や「分数」といった、今までに無かった新しい概念が登場します。
抽象的な問題や考え方が増えることも算数の勉強についていけなくなる原因です。

国語では習う漢字の数が一気に増えます。
小1では80字、小2では160字の常用漢字を学習しますが、小3では200字に増えます。
読む文章も長くなり、より高度な読解力が求められます。

②低学年の勉強につまずきがある

小3で勉強についていけなくなる原因に、低学年でのつまずきや苦手が残っている場合があります。

勉強は積み重ねが大切です。
低学年で学ぶ基礎部分をしっかり理解していないと、これから学ぶ内容の理解が難しくなります。

特に算数は、学年が上がるにつれて前の学年の知識を前提とするため、過去のつまずきが影響しやすい教科です。
掛け算九九に不安があると小3で習う割り算で苦労します。

国語も同様で、低学年で習う漢字に苦手意識があると、読み書きが苦手になり読解力にも影響します。

③学習習慣が身についていない

日々の学習習慣が身についていないことも、小3で勉強についていけなくなる原因になります。

学年が上がるほど子どもの耳には親の言葉が入りにくくなるもの。
「宿題や家庭学習の習慣ができていない」
「ゲーム・動画視聴など遊びが生活の中心になってしまっている」
「勉強を始めても集中が続かない」
とお子さんの学習習慣に悩むご家庭も小3以降多くなります。

勉強を後回しにする癖がついてしまうと、宿題がやっつけ仕事になりがちに。
すると、学習内容の理解や定着が不十分になるため、学力が不安定になってしまいます。

④塾や習い事が増える

小3の時期は習い事を増やしたり塾通いを始めるご家庭も多いです。
お子さんが成長し保護者の送迎負担が減ったり、学童に通えなくなったりすることで、習い事に放課後の子どもの居場所を期待するためです。

しかし習い事が増えれば当然お子さんの負担も増えます
疲れから勉強や宿題がおろそかになって、学習のつまづきが増えてしまう可能性に注意しましょう。

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⑤6時間授業が増える

小3から理科・社会の授業が始まります。
授業時間数も1年生は週24コマ、2年生は週26コマでしたが、3年生は週27コマとなり、6時間授業の日が増えます。
帰宅時間が遅くなることで、疲れてしまうお子さんも多いです。

こうした変化から、小3は「勉強が面倒くさい」「自分は勉強ができない」という勉強に対するネガティブな気持ちがお子さんに生まれやすいのです。

「小3の勉強についていけない」の対策

小3で勉強につまずきが見られたら、まずは焦らずに次に紹介する対策を実践していきましょう。

①勉強のルールを決める

まずは「いつ」「どこで」勉強するのか、ルールを決めましょう。

「いつ」:勉強をするタイミング

「帰宅後すぐに」「夕食までに」「お風呂から出たら」など、一日の中で宿題や勉強をするタイミングを固定します。
宿題以外の家庭学習は朝の登校前と決めているご家庭も多いです。

「どこ」:勉強する場所

「リビングで」「自分の部屋で」「宿題は学童で」など、勉強をする場所を決めましょう。
おうちの方は、勉強する場所を片付ける、筆記用具や勉強道具の定位置を決めるなど、お子さんがスムーズに勉強に取り掛かれる空間を整えることが大切です。

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②物やイラスト・図を使う

小3以降の抽象的になる内容には、「目で見て分かりやすい」説明が大切です。

低学年では、学校でおはじきやブロックなどの「物」、「イラストや図」を使って考えたり理解したりしてきました。
しかし小3になると、こうした「分かりやすい」授業導入が減るため、学校の授業を聞いても「わからない」「考えられない」というお子さんが続出します。

お子さんに勉強についていけない様子が見られたら、物やイラスト・図を使い視覚的な理解でフォローしましょう。

たとえば、割り算でつまずいている場合は、「12個のあめを3人で分ける」という問題をイラストで描いて、分ける様子を具体的に見せてあげると理解しやすくなります。抽象的な内容を具体的にイメージできるように「物」や「イラスト・図」を進んで使っていきましょう。

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③低学年の内容を復習する

小3でつまずきが見られた場合、苦手分野を中心に復習することが最も効果的です。

勉強の成果は一直線に向上するのではなく、「行ったり戻ったりのスパイラル」で向上していきます。
苦手な内容に戻って一つ理解できると、それが自信につながり、一気に苦手を克服する場合も多いです。

まずは、1日5分でも復習タイムをつくりましょう。
ドリルや計算カード、タブレット教材など、お子さんが取り組みやすい方法で復習し、低学年で学んだ内容を確実に理解できるようにしていきます。

④小さな成功体験で自信を育てる

勉強についていけなくなると、「自分はできない」「ダメな人間だ」と自信を失いやすくなります。

勉強面のフォローだけでなく、精神面のフォローも忘れずにしましょう。

以下の方法でお子さんに小さな成功体験を積ませて、自信を育てていきます。

「やればできる」という小さな成功体験を積み重ねると、勉強への意欲を高めることができます。

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⑤親子で一緒に考える

小3で難しいのが親と子の距離感です。

親御さんが教えすぎるとお子さんの自立心が育ちません。
しかし反対に距離が遠すぎると、お子さんのつまずきや悩みに気づけません。
「教える」と「見守る」のバランスを取りながらお子さんと接しましょう。

小3は親御さんの手がまだ必要な時期です。
親子のコミュニケーションを通じて、お子さんが何に困っているのかを把握します。
「どこがわからないかな?」「一緒に考えてみようか」と寄り添う言葉をかけ、一緒に考える姿勢でお子さんをサポートしていきましょう。

小3の算数は必ずついていけるようにしよう

小3の算数は高学年の算数に密接につながっています。
後の学年で大きな壁にならないように、「小3算数のつまずきは厳禁!」という意識で対策をしていきましょう。

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小数と分数、割り算に要注意!

小3の算数で高学年の学習に直結するのが「小数」「分数」「割り算」です。
小3ではそれらの基本を学ぶので、確実に理解できるようにしましょう。

小数や分数はお子さんにとっては抽象的な概念です。
物やイラスト・図で視覚化し、お子さんの理解を助けましょう。

同時に九九を含めた掛け算の復習にも取り組みます。
掛け算と割り算は関わり合っているので、掛け算を復習して理解を深めると、割り算の理解も深まります。

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低学年のつまずきを小3のうちに復習・克服

小3でつまずきを残さないことはとても重要です。
算数は積み上げの科目なので前の学年で習ったことを理解できていないと、次の学年で習う内容でつまずきやすくなります。

そして学年が上がるにつれて、学習は進みますから復習範囲もどんどん広がります。
高学年になってからでは何から復習すればいいか把握するのも一苦労です。

小3であれば低学年の内容はお子さんにとっては「まだ少し前のこと」という感覚。
復習の負担が軽い今のうちに、以下のポイントを押さえて復習しましょう。

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勉強嫌いなお子さんはRISU算数で楽しく復習からスタート!

算数の苦手克服には、算数専用タブレット教材の「RISU算数(幼児には「RISUきっず」)」がぴったりです。

1.「無学年制」だからお子さまにピッタリのカリキュラム

RISU算数では無学年制カリキュラムを採用。
つまずいた分野で学年を遡って復習することも、学年を超えてどんどん先取り学習を進めることも、タブレット一台で完結します。
「わかる」「できる」が増えることで、学校の勉強にも意欲的に取り組めるようになります。

2.「チュートリアル」「解説動画」で疑問を解決

まずは単元は丁寧なチュートリアルからスタート。
視覚的にイメージできるから、初めての勉強内容でも問題をすらすら解くことができます。

疑問はわかりやすい解説動画で解決。
お子さんのつまずきを検知するとぴったりの動画が配信されます。
東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画や、応援メッセージ動画は、「わかりやすい!」と大人気です。

3.文章問題で応用力をつける

RISU算数では、図形問題文章問題が基礎から応用まで豊富に出題されます。
じっくりと考えることで、計算力だけではない算数の本質的な理解につなげることができます。

4.「スペシャル問題」で思考力を伸ばす

RISU算数には基礎問題はもちろん、中学入試や算数オリンピック問題など、思考力を試す問題も多く含まれています。
計算問題は得意だけれど文章問題や図形問題が苦手、というお子さんは多くいます。
RISU算数なら基礎的な計算力からハイレベルな思考力問題まで算数力全体をバランスよく伸ばすことができます。

5:保護者も安心のサポート体制

自動採点機能や保護者の方への学習進捗お知らせするメールなど、学習サポート機能が満載。
さらにお子様のつまずきを検知すると、ベストなタイミングでヒントの解説動画を自動配信
仕事や家事育児に毎日忙しいおうちの方も、隣でつきっきりになる必要はなく、安心してお子さんの学習を見守ることができます。

小3は、勉強の内容もお子さんの精神面も大きく変わる時期

小3は勉強が難しくなるだけでなく、お子さん自身も自立心が出てきて、親子の関わり方が変化していく時期です。
少し反抗的な態度が見られたり、親御さんの思いが伝わりにくくなったりもします。

親御さんは、手をかけすぎず、放任しすぎず、「教える」と「見守る」のバランスを意識しましょう。

もし、ご家庭での復習や学習習慣づくりに悩まれたら、タブレット学習など、お子さんの自立的な学習をサポートしてくれるツールの活用も検討してみてください。

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