
公文のメリットとデメリットを教えてください。
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公文のメリットは計算が早くなる、算数が好きになる、先取りをしやすいの3つです。デメリットは思考力が付きにくい、暗記になってしまうやる気がある子でないと続けにくいの3つです。
公文のメリット
1.計算が早くなる
公文のメリットの1つに計算が速くなることが挙げられます。
公文は計算を反復練習することで計算のやり方を体に染み込ませることができます。
例えば百マス計算などを毎回毎回やることでかけ算の式を見ただけですぐに答えが出せる状態になります。
他の塾に比べて演習量が圧倒的に多いので、その分定着率も高くなります。
また計算が苦手というお子様でも何度も繰り返すうちにできるようになることが多く、計算が苦手なお子様でも得意にすることができると言えます。
2.算数が好きになる
公文の最大のメリットと言えるのが、算数を好きになれるということです。
公文は標準的な難易度の問題を何度も繰り返し解いて100点を重ねていくという勉強法です。
子供にとっては100点を取って次に進む、100点だった問題を再度反復するなどの成功体験をできることで算数を楽しいと思うことができ、算数を好きになることができます。
算数と聞いただけで嫌がるお子様もいますが、そういうお子様とは対称的に算数に対してポジティブなイメージを持つことができます。
3.計算の先取りをしやすい
決まった授業というものがなく自分のペースで進むことができるため公文は先取りがしやすい塾と言われています。
公文に通っている小学生で進みが早いお子様は、中学生の勉強まで先取りしています。
受験を見据え、「4年生の終わりごろには6年生の勉強を終えて受験勉強に入りたい」など、先取りをしようとしているお子様には障壁なく先取りすることができるのは強みとなります。
受験を考えていないご家庭でも、公文で与えられたプリントを100点にするために必死に手を動かしていたら、いつのまにか先取りをしていたというお子様が多いです。
多くのお子様は先取りをしたがらないので、お子様が自然に先取りをしてくれるというのは親御さんとしてもかなりのメリットですよね。
公文のデメリット
1.思考力が付きにくい
公文のデメリットとして最も有名なのが思考力が付きにくいことです。
メリットであげた、「計算を反復練習することで計算のやり方を体に染み込ませる」というのが取り組みやすい反面、思考力が付きにくいデメリットになります。
思考力は簡単な問題では付きにくく、考える問題に取り組む必要があります。
考える問題は、お子様によってはかなり毛嫌いしてしまうため、これが原因で算数自体が嫌いになってしまう可能性もあります。
2.暗記になってしまう
公文の「計算を反復練習することで、計算のやり方を体に染み込ませる」という形にはもう一つデメリットがあります。
染み込んで暗記してしまった結果、考えるということをしなくなります。
暗記の良い点は覚えてしまえば確実に点数が取れることですが、実際の受験問題となるとそうもいきません。
様々な視点から考えを巡らせて回答することが求められるため、暗記では答えられません。
暗記の癖がついてしまうと「算数=暗記科目」となってしまい、今後中学・高校と算数がさらに思考力が必要となった際に躓いてしまう可能性があります。
3.やる気がある子でないと続けにくい
公文は授業のようなものはなく、配られるプリントを自分で解き、先生に答え合わせをしてもらい復習するという流れで進んでいきます。
ですので、自分で解くという自主性が求められます。
やる気があるお子様は、どんどん新しい問題、難しい問題と取り組んでいきますが、できないお子様は自分で解くことをせず進みが遅くなってしまいます。
お子様は、進みが遅くなることで周りから遅れていると感じ、ついていけていない不安感に襲われてしまいます。
不安感を感じて勉強することで定着をしない、やる気もおきないという負のスパイラルに陥ってしまいます。
メリットとデメリットをきちんと把握して、お子様に公文があっているのかどうか、検討してみましょう。