RISU 学び相談室

2024/07/08

公文(くもん)式のメリットとデメリットは?塾や他の教材との違いを詳しく知りたい

幼稚園の子供の習い事に公文(くもん)を考えていますが、メリットとデメリットは何でしょうか?ほかの塾や教材との違いについても詳しく知りたいです。
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RISU算数スタッフの回答
公文のメリットは「つまずきにくい」「学習習慣が身につく」「処理スピードが上がる」の3つです。

公文式の大きな特徴は「先生が教えない」という点で、
生徒による「自学自習」を目指し、スモールステップかつ大量の反復練習で公文式のカリキュラムは構成されています。

ただし注意していただきたい点もあります。
それは公文式では各単元の基礎の基礎部分のみに絞ってカリキュラムが構成されているという点です。
つまり思考力を伸ばす問題(算数の文章題や図形問題など)には取り組むことができないのです。

本記事では、公文式で学習する際の注意点や、お子様の学力をバランスよく伸ばすためのポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みいただき、お子様の学習にお役立てください。
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公文(くもん)式での学習の特長

公文式では算数(数学)・国語・英語を学習することができます。

特に幼児期からどんどん先取り学習ができる点が大きな特長となっています。

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KUMONは、できるだけ人生の早い時期に、「自学自習で高校教材」を学習する力を身につけることが、子ども達にとって、「最も役に立つ」と考えています。

KUMON公式ページ「公文式の特長」より

3教科の学習全てに共通するのが次の3つです。

・スモールステップ

・反復練習

・自学自習

それぞれについて詳しく説明していきます。

特長1:スモールステップ

公文式の教材は非常にスモールステップに作られています。

たとえば、+1の計算ができるようになったら、次は+2の計算へ進む。
前の学習内容を少し応用するだけで次のステップに進めるように、工夫されています。

特長2:反復練習

公文式では、週2日の教室での学習と毎日の家庭学習が基本スタイル。
毎日5枚~10枚ほどのプリントを、教室でも自宅でもひたすら毎日解いていきます。

前述のスモールステップと反復練習を組み合わせることで、徹底的に基礎力を固めることができるのです。

特長3:自学自習

先生が「教えない」というのも公文式独自のスタイル。

前述のように、教材がスモールステップで構成されているため、生徒は前に学習した内容をヒントに自力で次の学習にも進めるようになっています。

教室や先生の方針によって違いはありますが、「全くヒントを出さない」と自学自習を徹底している先生もいるようです。

公文(くもん)式のメリット3つ

次に公文式のメリットを解説していきます。

前述の公文式の特徴がうまく発揮された場合が、次の3つのメリットです。

メリット1:つまずきにくい

公文式の教材はスモールステップに作られているため、誰でもつまずきにくいという特長があります。

特に幼児期は勉強への前向きな気持ちを育てる大事な時期。

すまずきにくい公文式の学習では「できた!」という成功体験を積み重ねることができます。

メリット2:学習習慣が身につく

公文式では、各教科5~10枚のプリントを毎日ひたすら解いていきます。
そして、週2回の通室で先生へ宿題を提出し採点してもらいます。

こうした家庭学習と教室での学習を組み合わせることによって、毎日コツコツと学習する習慣が身につきます。

メリット3:処理スピードが上がる

公文式の学習を進める上で重視されるのが、量とスピード。
どれだけの量を、どれだけ速く正確に解けたかを記録していき、その結果によって次のステップに進むか、復習を続けるかを先生が判断します。

また一定基準以上の先取り学習ができていると、年度末に本部から表彰されます。

こうした仕組みにより、公文式では速く正確な処理スピードを身に付けることができます。

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公文(くもん)式のデメリット3つ

メリットの大きい公文式ですが、その特徴が逆にデメリットとなる場合もあります。

代表的な3つのデメリットについて解説していきます。

デメリット1:学習に飽きやすい

公文式の特長である反復練習では、お子さんが飽きてしまう恐れもあります。

大人でも反復練習が好きな人も苦手な人もいますよね。
子供も最初はスラスラと解けるのが楽しくても、すぐに飽きてきてしまいやすいものです。
つまらなく感じているのに我慢を強いてしまうと、最悪の場合、お子さんが「勉強嫌い」になってしまう可能性が高まります。

我慢や忍耐力は成長の過程である程度必要ですが、勉強嫌いになっては元も子もありません。
特に幼少期は楽しく学べることを大切にしていただきたいですね。

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デメリット2:料金が割高

公文式の月謝は東京・神奈川の場合は一教科7,700円(それ以外の地域は一教科7,150円)。
2教科受講すれば、15,400円(14,300円)、3教科23,100円(21,450円)。

公文式では先生が教えるのではなく、プリントをひたすら自分で解くスタイル。
市販のワークが一冊1000円前後であることを考えると、人によってはこの料金を高いと感じるかもしれません。

デメリット3:思考力が身につかない

公文式のカリキュラムでは「深い思考力」を鍛えることはできません。

これには明確な理由があります。

公文式で学習するのは、各単元の基礎部分のみ。
たとえば算数では計算問題に絞られており、図形問題文章問題は扱いません
だからこそ小学生であっても高校数学の微分積分まで一気に進むことが可能なのです。

しかしこれは、数字を反射的に処理する癖がつきやすいという負の側面もあります。

反射的な処理は深い思考力と対照的な脳の使い方。
計算力やスピーディーな処理能力は、深く思考するための一つにツールに過ぎません。

親御さんはこのことをよくよく理解し、お子さんの学力をバランスよく伸ばしていく視点を持っていただきたいと思います。

「RISU算数」なら思考力と学習習慣が身につく

算数専用タブレット教材の「RISU算数(幼児向けサービスは「RISUきっず」)」には、約10000問を収録。
計算問題だけではない、算数の学力全体を伸ばすことができます。

お子さんの算数の学力を効率よく伸ばせるRISU算数の特長を3つご紹介します。

1:図形問題や文章問題が豊富


RISU算数には、図形問題や文章問題など幅広い算数の問題が収録されており、中学入試算数オリンピック問題など、思考力を試す問題も多く含まれています。

塾などで先取り学習をしていても、計算力は高いのに文章問題や図形問題が苦手だったり、論理的に考えるのが苦手だったりするお子さんは多くいます。

RISU算数では、基礎的な計算問題からハイレベルな文章問題まで、算数の学力をバランスよく伸ばすことができます。

2:無学年制カリキュラム

RISU算数では無学年制カリキュラムを採用。

学年を超えてどんどん先取り学習を進めることも、つまずき対策に学年を遡って復習することもタブレット一台で完結します。

またRISU算数では一人ひとりの学習データに基づき問題を出題。
難しすぎたり簡単すぎたりしないので、楽しく達成感のある問題が続きます。
そのため無理なく基礎を固めつつ、自然に先取り学習ができてしまうのです。

3:豊富な解説動画

RISU算数では解説動画が分かりやすい、と大人気。
分からない問題も、東京大学をはじめとするトップ大学生チューターによる解説動画が豊富なので、お子さん一人で解決することができます。

また定期的に届くチューターからの応援メッセージも好評。
憧れの大学に通うお兄さんお姉さんからのメッセージは、学習へのモチベーションアップに最適です。

他にも、自動採点機能メールで学習進捗をお知らせする機能など、保護者の方にも嬉しい機能が満載。

RISU算数なら、共働きや小さいお子さんがいるなど、毎日忙しい親御さんも安心してお子さんの学習を見守ることができます。

親にも子にも合う学習方法を見つけよう

スモールステップと反復学習による徹底した自学自習が公文(くもん)式の特長。
当然ながらその学習スタイルが合う子も合わない子もいます。

また親御さんたちは毎日忙しく、お子さんの勉強をじっくりと見てあげるのが難しい場合が多いと思います。

大切なのはお子さんにとっても親御さんにとっても合う学習方法を見つけること。
ぴったりの学習方法を見つかれば、お子さんの学力はどんどん伸びていきます。
一人ひとりのペースに合わせて、効率良く算数を学習できる「RISU算数」をぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

RISU利用者レビューでは、RISU算数をご利用いただいている保護者様の声をご紹介しています。
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ぜひ一度お読みください!

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