算数は繰り返し、勉強を積み重ねていくことが大切です。計算ミスをしないために練習をする、復習を欠かさない、文章題や図形に慣れておくなど、地道な努力が必要です。
計算ミスをなくす
中学受験の算数はとても難しく、最後まで問題を解く時間がなくなってしまうということもあります。
計算力が不足していると、計算ミス、計算間違い、計算の遅さなどが原因で点数をとることが出来ません。
計算力を身につけるために、まずは毎日朝起きてから学校に行くまでの時間などを使って、15~20分程度計算問題を解くということをしていきましょう。
算数は全教科の中で、ケアレスミスをする確率が一番高い科目です。
例を挙げると、0と6を見間違えるということがあります。
途中式を書くために鉛筆を走らせていると、0を書いたつもりがパッと見が6になってしまうのが原因です。
計算問題をひたすら解いていくことでケアレスミスを減らし、無くすことができるので、毎日計算問題を解いていくことをおすすめします。
復習を最重要項目に
忘却曲線から学ぶ復習の必要性
一度問題を解いただけで、それを定着させるのは難しいです。
人間の脳は忘れやすく、一度覚えたことでも忘れていってしまうことがあります。
完全に定着させるために、復習は必要不可欠です。
最初に解いた時からスラスラとできた問題に関しては、復習の必要性はあまりありません。
しかし、解くのに時間がかかった問題やわからなかった問題に関しては絶対に復習してください。
こういった問題を復習していなかった場合、何ヶ月か後に同じ問題を見ても、解き方を忘れしてしまったり、解けません。
復習の目的
最終的な到達点としては、問題を見たらそれをスラスラ解ける状態にしておくことです。
復習は時間がかかるのでもったいないと思う方もいるかもしれませんが、それは間違えです。
同じ問題を解くたびにその問題の熟練度が上がり、同じような問題に取り組むスピードが上がっていくので、結果的に算数の学習の近道となります。
一冊の問題集を完璧にし、全ての問題をスラスラ解けるように復習は最低3~5回程度やりましょう。
最初に解いたときから解けた問題に関しては、まぐれでない場合は復習を飛ばしても構いません。
5分考えて解法がなにもわからなかったら一度解説を見て、数日経ってから解いてみるといいです。
図形の問題をマスターする
図形の問題はトレーニングが必要です。
図形には様々な法則があり、図形の問題というのは、法則の集合体です。
例えば、
- 錯覚
- 同位角
- 対頂角
- ピラミッド型の相似
- N角形の内角の和
などの法則があります。
問題を解く上で、パターンに慣れていくことが必要です。
パターンを覚えたら、テストの問題で「これはどのパターンなのか」ということがつかめるようになります。
図形はセンスのように思うかもしれませんが、まずはパターンを覚え、その次にひらめくかが重要です。
ひらめくためには、類題をたくさん解き、ひらめきやすくなる下準備が必要です。
RISU算数のタブレット教材には、中学受験に重要な図形問題がたくさん含まれています。
図形問題・文章問題を伸ばしたいお子様には大変お勧めの教材です。
早いうちから文章問題にたくさん触れ、図形問題を得意にしていきましょう。
文章題
文章題も様々なパターンがあります。
特殊算と呼ばれているものだけでも全部で20種類ほどあります。
いくつか例を挙げますと
- つるかめ算
- ニュートン算
- 旅人算
などです。
このように、「普通の計算でやるような文章題」の他にも、特殊な計算を用いた文章が多々出題されます。
文章を読んだときに「その問題がどの計算を使うものなのか」ということを理解しないと、いくら計算方法だけわかっていても問題は解けません。
計算方法とそれを使った例題がどのようなものなのかというのを、セットで勉強し、それを覚えて、初めて力がつきます。
頭の中にある知識を実戦で使えるよう、「実戦用の勉強」を行っていくことで、算数の力が定着します。
RISU算数では低学年から文章題を多く解くことで、考えるということを習慣化させ、論理的思考力を養うことを目指しています。
1年分の教材には、国語の教科書1冊分の文章量を盛り込んでいます。
低学年のうちから計算問題と同じように文章題も練習しておくことで、中学受験においていいスタートを切れるでしょう。
またRISUでは入塾テスト対策に偏差値を底上げするコースを展開しています。偏差値リカバリーオンラインコースでは週四日間の授業をして、最短2か月で偏差値を10ポイントアップします。ぜひこちらも検討してみてください。
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